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2015年04月 Archive

映画 「のんちゃんのり弁」  監督:緒方明

上    上2


組1-0  実家がある東京の下町、墨田区。その地元商店街に、子連れで出戻りデビューした小巻(小西真奈美)は、当年とって31歳。娘ののんちゃんは年長さん。出戻ってさっそく、娘を近くの幼稚園に入れた。しかし手際の良さはここまでであった。

  貯金通帳の残高は10万を切っているし、実家に余裕は無い。なんとか働き口を見つけたいが、どこも雇ってくれない。ある日、同級生の建夫の得意先である、ととやという小料理屋で、小巻はサバ味噌を口にして驚いた。美味しい!

  その瞬間、彼女は料理の腕で生計を立てたいと考えついた。
  小巻は料理することが好きだった。娘に作るお弁当はいつもとても美味しいのだ。これだけが唯一自信があった。
  そんなことで、建夫やととやの主人たちの助けで、小巻はお弁当屋を始めることになる。
  一方、小巻の夫は、娘に会いたくて小巻の実家や幼稚園付近に出没するようになって、話はとんでもない事になる喜劇映画です。

  なんでもない映画だが、最近の邦画を観ていて思うに、この映画くらいの品質レベルは、なんとかお願いしたいものだと思う。
  2008年の映画で中谷美紀が主演の「しあわせのかおり」というのがあった。娘を持つ普通のシングルマザーが中華屋(藤竜也)の味に惚れ込み、店に弟子入りする話。「のんちゃんのり弁」は、お弁当を作りたくなる映画なら、「しあわせのかおりは、美味しい中華が食いたくなる映画です。「しあわせのかおり」の記事は、こちらからどうぞ。

下

監督:緒方明|2009年|107分|
原作:入江喜和|脚本:鈴木卓爾 、 緒方明|撮影:笠松則通|
出演:永井小巻:小西真奈美|永井乃里子(のんちゃん):佐々木りお|小巻の夫・永井範朋:岡田義徳|初恋の同級生で写真店の川口建夫:村上淳|幼稚園の先生・玉川麗華:山口紗弥加|建夫の祖母:花原照子|健夫の父:上田耕一|園長先生:斉藤暁|呑み屋「小雪」のママ:絵沢萌子|小料理屋「ととや」の主人・戸谷長次:岸部一徳|小巻の母・原フミヨ:倍賞美津子|永井小巻(中学時代):水野絵梨奈|


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映画 「おみおくりの作法」  監督:ウベルト・パゾリーニ   2013年イギリス・イタリア合作

上        

  




組1-0




  イギリスはロンドンの下町でのお話。
  孤独死した人の葬儀が、市の費用で執り行われている。静まり返った教会内には、牧師と、葬儀立ち会いの市の職員1人しかいない。その職員の名は、ジョン・メイ(エディ・マーサン)、この映画の主人公だ。
組2-0  ジョン・メイは市役所に勤務してはや22年。長年、福祉管理の一業務、民生課の仕事をしている。
  彼の業務は、孤独死に対応する業務だ。発見された遺体が市の遺体安置所へ運ばれた後が、彼の出番。死亡したその人の部屋を訪れ、その人の親族知人の連絡先資料を見つけ出し連絡をとることから、彼の仕事は始まる。がしかし、大方の場合、連絡先が見つからないか、連絡先が分かってもまったく連絡が付かないか、親族が見つかっても彼らは葬儀埋葬に来ないか、である。孤独死とは、そういうものらしい。

  だからか、どんな場合も、彼はとても丁寧に孤独死した人に尊敬の念をもって対応する。
  というより、市の業務の範疇を越えて、いわば彼独自の「おみおくりの作法」を実践するのだ。
  例えば、葬儀時に教会で流す讃美歌CDを個人で多数コレクションしていて、故人にふさわしい一枚を教会で流す。また、牧師が読み上げる追悼説教もその都度、彼が原稿を書く。まるで彼が故人の親友のような、そんな内容だ。
  遺体安置所の隅には、遺灰が入った容器がいくつも並んでいる。このあとにすべき業務は、市の共同墓の区画に埋めるだけであるが、ジョン・メイは留保する。もう少し待とう、親戚知人から連絡が入るかもしれないからと・・・。
  ジョン・メイは、孤独死した人々への惜別の情に生きている風にみえる。だが彼は決して暗くならない。むしろ生きがいとなっている。自宅にある分厚いフォトアルバムには、今までに「おみおくりの作法」で弔った多数の人々の写真が貼られている。それらの写真は、故人の部屋でジョン・メイが見つけ出した生前の写真。免許証の写真、若いころの写真、軍服の写真、家族との写真と様々だ。人々の人生が見えてくる。

  映画はこういった情景を淡々と描いて行くが、観る者はそのうち、「この映画、起承転結の結に向けてどうするつもりよ?」と、その先をいろいろ思いをめぐらすようになって行く。

  ジョン・メイは独身で身寄りがない無口で几帳面な男だ。友人と呼べる人もいないようだ。
  仕事柄か、近くの墓地に自分の墓のための一画をすでに購入している。そこからは、ロンドンの街が一望できる。
  そんなジョン・メイに、ある日突然、解雇が告げられた。市の業務合理化の一環らしい。だが彼は騒がない。彼の頭の中は、最後の案件を処理しなければならないことでいっぱいだ。
組3-00  今回の案件では、娘と思われる子どもの写真が見つかった。親族を探し求めてあちこちへ出張し、ついに母親を見つけ出したが葬儀に参列しないと言われる。次に娘のケリー(ジョアンヌ・フロガット)に会うことができた。そして、ふたりは恋に落ちる。
  しかし、・・・。

  飄々とした語り口の映画だが、ラストの急展開で映画全体のバランスを取っている。
  孤独死は、英語標記でも「Kodokushi」らしい。ちょうど、津波が「Tsunami」であるのと同じだ。ちなみに、引きこもりの英語標記は「hikikomori」であった。できれば、もっといいイメージの言葉が拡がって欲しいものだ。
  市の遺体安置所へ遺体を搬送する仕事の話は、2011年のオーストリア映画 「呼吸」 で描かれている。少年院を仮出所した若者の成長が語られている。ここでも孤独死があった。映画 「呼吸」 の記事は、こちらからどうそ。  



下

オリジナル・タイトル:Still Life
監督・脚本:ウベルト・パゾリーニ|イギリス・イタリア合作|2013年|91分|
撮影:ジョン・メイ(エディ・マーサン)|ケリー・ストークス(ジョアンヌ・フロガット)|メアリー(カレン・ドルーリー)|評議会マネージャー(アンドリュー・バカン)|ビリー・ストークス管理人(デヴィッド・ショウ・パーカー)|管理人(マイケル・エルキン)|ジャンボ(シアラン・マッキンタイア)|ホームレスの男(ティム・ポッター)|ホームレスの男(ポール・アンダーソ)|モルグの職員(ブロンソン・ウェッブ)|

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ATGの映画

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  これまでに掲載したATGの映画をリストアップしてみました。
  以下、映画題名をクリックして記事をご覧ください。

  1967年   荒野のダッチワイフ

  1968年   初恋・地獄篇

  1969年   新宿泥棒日記
         少年
        心中天網島

  1971年   あらかじめ失われた恋人たちよ

  1972年   夏の妹
         午前中の時間割り

  1974年   竜馬暗殺

  1975年   祭りの準備

  1978年   原子力戦争

  1979年   もう頬づえはつかない

  1980年   ヒポクラテスたち
         ミスター・ミセス・ミス・ロンリー
         ツィゴイネルワイゼン

  1981年   風の歌を聴け

  1982年   怪異談 生きてゐる小平次
         キッドナップ・ブルース

  1985年   生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言





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  それぞれをクリックして、リストをご覧ください。
  
邦画の直近掲載50作は こちらから、どうぞ。 

◆日本アート・シアター・ギルド公開作品の一覧
  ウィキペディアの下記に全リストがあります。
  http://ja.wikipedia.org/wiki/日本アート・シアター・ギルド公開作品の一覧
  外部リンクですので、今後、リンク切れの可能性があります。




  

映画 「殺人の追憶」  監督:ポン・ジュノ

上
パク刑事と、ソウル市警のソ刑事

組1‐0  1986年、韓国は全斗煥大統領による独裁政権時代の話。
  ここは、ソウル近郊、京畿道ファソン。のどかな農村地帯だ。

  この地で、殺人事件が起きた。
  広い畑の中を貫く道路の側溝で、若い女性の全裸死体が発見された。
  地元警察の刑事パク(ソン・ガンホ)と、その相棒のチョ刑事が現場検証するところから話は始まる。
  そしてその後、同様の殺人事件が3件も連続して起こった。どの事件も若い女が被害者。ひとり道を歩いているところを襲い、強姦し手足を縛って死に至らしめる。

  さて、これに対し警察の対応だが、刑事ふたりは第六感で目星を付けた男を連行し、誘導尋問、拷問して自白を得ようとするが、全くうまく行かない。なんと前近代的な捜査であろうか。この様子を映画は悲しくも喜劇的にみせる。
組2-0  刑事たちによって、容疑者扱いされたその犠牲者はふたり、共に村の住人だ。ひとりは精神障害を持つ男、もうひとりは林で女性下着を並べて自慰行為をしていた砕石工場の男であった。

  そんな捜査姿勢を端から、あきれ返ってみている男がいる。捜査応援のためソウル市警から派遣されてきたソ・テユン刑事(キム・サンギョン)だ。しかし、捜査が混迷を極め始めて、ソ刑事も本格的に捜査チームに加わった。
  そしてソ刑事の手によって浮上した三人目の容疑者は、最近村に越してきた若い男であった。謎めいた男だ。
  だが証拠がない。結局、被害者から採取したDNA鑑定は白となり、事件は迷宮入りとなった。

  その後、パクは警察を辞め民間企業に就職した。
  時は過ぎ2003年のある日、パクはあの連続殺人の最初の事件現場にいた。そこを女の子が通りかかる。
  彼女は不思議そうに言った。「何日か前にも、おじさんと同じように、ここで側溝を覗き込んでいる大人がいた」と。
  それを聞いてパクは確信した。犯人は、まだどこかにいる!

  話の筋は驚くほどの出来ではないが、映画の語り口が素晴らしい。
  たぶん、誰もがその語り口に引き込まれるだろう。130分の上映時間は決して長いとは感じない。

下オリジナル・タイトル:Memories of Murder
監督:ポン・ジュノ|韓国|2003年|130分|
脚本:ポン・ジュノ 、 シム・ソンボ|撮影:キム・ヒョング|
出演:パク刑事(ソン・ガンホ)|ソウルから応援派遣されたソ・テユン刑事(キム・サンギョン)|チョ刑事(キム・レハ)|新しく赴任した捜査課長(ソン・ジェホ)|元の捜査課長(ピョン・ヒボン)|ギオク女性警官(コ・ソヒ)|パク刑事の恋人で元看護婦(チョン・ミソン)|ペク・クァンホ、焼肉屋の息子で精神障害のある第1の容疑者(パク・ノシク)|チョ・ビョンスン、第2の容疑者(リュ・テホ)|パク・ヒョンギュ、第3の容疑者(パク・ヘイル)|



映画 「にっぽん泥棒物語」   監督:山本薩夫

上
                    
林田と安東警部補は、腐れ縁の仲だった。  
上2  映画は実話を基にしているが、作りは喜劇仕立てになっている。
  時は1948年(昭和23年)の冬。連合国の占領下に入って3年が経った頃。
  国土は、まだ疲弊していた。

  さて、映画の舞台は東北の農村地帯。
  主人公の林田義助(三國連太郎)の表の商売は、ニセ歯医者だ。
  村々をめぐり農家の軒先で虫歯や抜歯の治療をする。村の近辺に歯医者がいないので重宝されている。彼がそれなりに治療ができるのは父親が歯医者だったから。器用にも見よう見まねで覚えたようだ。

  一方、裏の商売は泥棒だ。土蔵破りが専門。これが本職だ。手下は数人いる。
  林田は歯医者として怪しまれずに村々を巡り、お目当ての蔵のあるお屋敷を探しだすのだ。
  そして昼間に侵入経路を下調べし、また村人にそれとなく屋敷に住む人の家族構成を聞きだす。
  主に盗み出すのは、蔵の中の箪笥にある和服。高値で売れる。

組2-0  あるお座敷で、林田は芸者の桃子(市原悦子)と出会い、まもなく所帯をもった。
  しかし、林田が桃子に与えた着物を、彼女は盗品と知らずに換金したことから足が付いて、林田はお縄となり、これで前科4犯。
  この件の担当刑事は、林田が今までに何度も世話になっている顔馴染みの安東警部補(伊藤雄之助)であった。

  翌1949年に保釈となった林田は、性懲りも無く、すぐさま土蔵破りをした。
  それは今後、刑が確定し刑務所に入ってしまうと、その間、母親(北林谷栄)を養っていけない。親の生活費を稼ぎだすためだった。
組4-0  犯行は拘置所で知り合った庫吉(江原真二郎)との二人組で実行した。もちろん夜中である。

  だが失敗だった。物音で家人が気付き、ふたりは逃走。村人たちに追われ畔を走り林を抜けて、気付けば、人里離れた国鉄(JR)の線路際。
  そこで林田が物陰から見たものは、土地の者ではない男たちが、闇のなか、線路伝いに歩いて行く光景であった。時を同じくして、別の場所に身を隠していた相棒の庫吉も、この9人の男たちを目撃していた。

  夜が明け始める頃、村中の半鐘が鳴り出した。大勢の村人が集まりだし、林田もその場に駆け寄ると、なんと列車が転覆していた。このあと、林田と庫吉は落ち合い、9人の男たちのことを語り合った。これが、のちの二人の人生を大きく変えることになろうとは、当人たちはこの時、夢にも思わなかった。
  この列車転覆事件は、杉山事件と名付けられ全国に知れ渡る。映画は、この先、この杉山事件を語り出す。

  その頃、相棒の庫吉が安東警部補に呼び出されていた。土蔵破りの件ではなく、杉山事件に関する捜査の一環であった。彼は9人の男たちを見たことを語った。片や、杉山事件弁護団も庫吉に接触し、事件当夜の事情を聞き出していた。
  しかし林田と庫吉にとっては、自分たちを取り巻く状況の変化に戸惑い、また安東警部補の思惑が皆目分からず、ただ不審が募って行くばかりであった。

  結局、杉山事件裁判は、検察側の主張通り、犯行は共産党員の3名とされていた。
  そんななか、林田は懲役4年の判決を受け刑務所に入る。
組6-0  彼は刑務所内で杉山事件の犯人だという3人の男たちを見た。しかし一目見て、あの夜の男たちとは違うと感じた。もっとがっしりした体格の男たちだったし、そもそも犯人は9人いたはず。

  服役中に母を亡くした林田は、4年の刑期を務め終え出所。まともな人生を送ることを固く心に決め、ダムの工事現場で働いた。そこで林田は、はな(佐久間良子)と出会い、結婚。所帯を持ち子供も生まれた。だが自分が泥棒であったことは、はなに言わず日々は流れた。

組7-0  そこへ杉山事件弁護団(加藤嘉ら)が現れた。
  だが、林田はあの夜に見た男たちは、刑務所で見た3人であったと押し通した。もし9人の別の男たちだった事実を話し出せば、ことの仔細を語ることになり、結果、土蔵破りを白状することにもなる。そうすれば、静かに築き上げた はな との幸せは崩れる。安東警部補の顔も浮かんでくる。

  漠とした不安から逃れるため、彼は一家して見知らぬ町に引越しした。
  だが、その町に突然、安東警部補が現れる。そして警部補は、林田に「あの夜に見た男たちは3人であった」と強要し供述調書を取った。さらには、再び杉山事件弁護団が林田の前に現れた。弁護団の調査も進んでいる様だった。
  杉山事件死刑判決が冤罪であることを立証しようとする弁護団のたっての願いで、林田と相棒の庫吉は請われて上京する。そこで弁護団は警察の強要と、林田のこれまでの嘘の証言は家族をかばってのことであったことを知る。

  そして法廷のシーン。
  この先は、観てのお楽しみ・・・。


組8-0  映画で杉山事件としている事件は、御承知の通り、松川事件です。
  占領下の冤罪事件という重いテーマを、うまくひねって喜劇風味の映画に仕立てています。
  いい映画です。先入観を捨て肩ひじ張らずに観るのが、この映画を楽しむ一番いい方法です。
  下の出演者リストを見ていただければ分かるとおり、役者がそろっています。
  若き頃の佐久間良子や素顔の緑魔子も楽しめます。
  印象に残るのは、ニセ歯医者の三國連太郎に、歯を治療してもらう婆さん役の戸田春子。なんとも、いい味出してます。
 
 
  松川事件とは
    ウィキペディアの松川事件についての記事は、こちらから。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/松川事件
    外部リンクですので、今後リンク切れすることがあり得ます。
 

下080監督:山本薩夫|1965年|117分|
脚本:高岩肇 、 武田敦|撮影:仲沢半次郎|
出演:林田義助(三國連太郎)|林田の母(北林谷栄)|林田ふく子(緑魔子)|高橋はな(佐久間良子)|その母(五月藤江)|相棒の馬場庫吉(江原真二郎)|芸者の桃子(市原悦子)|安東警部補(伊藤雄之助)|林田の仕事仲間で弁護団に証言する菊池浩一(花澤徳衛)|菊池健二(山本勝)|木村信(鈴木瑞穂)|田島(山本麟一)|広川巡査(河合絃司)|かめや主人(吉田義夫)|川上(潮健児)|鶴岡質屋主人(沢彰謙)|藤本弁護士 (加藤嘉)|大木弁護士(千葉真一)|斎木記者(室田日出男)|石山支局員(岡野耕作)|大庭(北川恵一)|長谷川(杉義一)|ダム工事の人夫頭(打越正八)|ダム工事の人夫A(久地明)|林田に歯を直してもらう老婆(戸田春子)|検問所巡査A(杉狂児)|検問所巡査B(田川恒夫)|盗難調べの刑事(大木史朗)|若い刑事(今井健二)|差戻審の裁判長(永井智雄)|田村検事(加藤武)|高山検事(大村文武)|

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映画 「わすれな草」   監督:イップ・カムハン   香港映画

上


組0







  香港の下町を舞台に、中年の自称ヤクザと、どの組にも属さない若いチンピラとの、チョイしんみりする喜劇です。

  どう見てもヤクザに見えないヒョウ(エリック・ツァン)が、30年ぶりに香港に帰って来た。
  むかし、キャバレーで見たあの女に、今もう一度会いたい。ただそれだけのために、ヒョウは移住先のブラジルからひとり帰国した。美しい人だった。30年思い続けてきた。

  香港の街はすっかり変わっていた。
  あの女を探すに、誰か街の事情を知るやつが必要だ。その若いチンピラが暴れているのを見て、ヒョウはこの男をガイド役にスカウトした。名はスモーキー(ニコラス・ツェー)。
  だが、このスモーキーは、ふたつの組から追われている。この騒動にヒョウも巻き込まれ、2人は追われて街中を駆け抜ける。

  ヒョウは、なぜブラジルに行ったのか? 
  本人が言うに、その昔、自分は九龍というヤクザと張りあっていた。ある日、キャバレーで九龍と出くわし、つまらぬことでまた争いになった。店のあの女が、自分と九龍のどっちを見つめているか、の言い争いが発端。自分は九龍に撃たれ、気が付くとブラジル行きの船の中。ヒョウが探す女とは、この時の女であった。

  これを聞いたスモーキーは、九龍の所在をなんとか探し当てた。九龍はその後、その筋に認められ、今はショバを仕切っているらしい。かたき討ちを決心したヒョウは、九龍を襲うという。
  しかし、ヒョウの武勇伝はだいぶ作り話であった。実はヒョウも九龍も、当時は肉屋の店員だった。さらには、ヒョウが九龍を撃ってブラジルへ逃げたのだった。

  スモーキーに隠していたことがあった。
  それはヒョウ自身のこと。若年性アルツハイマーが駆け足で進行していた。ブラジルで思い続けた女を忘れてしまわないうちに、今一度、一目見ておきたい。だからの帰国だった。ヒョウには時間がなかった。
  そして、ついにヒョウの念願は叶った。30年前そのままの美しい人。女はヒョウを迎えてくれた。 
  もう、思い残すことは何もない。ヒョウは計画通り自殺するのであった。

  ラストシーン。スモーキーがヒョウの面倒を一生懸命みている・・・。
    
下オリジナル・タイトル:半支煙|英題:Down in Smoke|
監督・脚本:イップ・カムハン|香港|1999年|101分| 
撮影:ピーター・パウ|唄:テレサ・テン「時の流れに身をまかせ」|
出演:ヒョウ:エリック・ツァン|スモーキー:ニコラス・ツェー|思い出の女(アナン):スー・チー|若き日のヒョウ:スティーブン・フォン|若き日の九龍:サム・リー|チンピラ:テレンス・イン|婦人警官:ケリー・チャン|スモーキーの幼馴染:ジョー・クーク|女ボス:サンドラ・ン|スモーキーの母:エレイン・ジン|


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1年前の4月、一夜一話。   (2014年4月掲載記事)

  • Posted by: やまなか
  • 2015-04-13 Mon 06:00:00
  • 映画
 1年前の4月掲載記事の全文をご覧になりたい方は、こちらからどうぞ。  (2014年4月 Archive

 掲載記事タイトル・リスト
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1_20150412205535a9c.jpg     2_20150412205537e61.png     3_20150412205538c04.png
「ナイン・ソウルズ」         「残菊物語」            「世界はときどき美しい」  
監督:豊田利晃           監督:溝口健二          監督:御法川修
原田芳雄、松田龍平                           市川実日子、松田美由紀 

4_20150412210009e02.png     5_201504122100120e2.png    
「2/デュオ」            「ゲンと不動明王」  
監督:諏訪敦彦           監督:稲垣浩  
柳愛里、西島秀俊

6_201504122107171e9.jpg     7_20150412210719c55.jpg     8_201504122107201d5.jpg  
「はなしかわって」         「聖者の午後」           「バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち」  
監督:ハル・ハートリー      監督:フランシスコ・ガルシア   監督:モーガン・ネビル
                    ブラジル映画            ドキュメンタリー映画
    
8_201504122112149f1.png     9_20150412211215f25.jpg     10_201504122112178c0.jpg     
「反撥 (反発)」          「童年往事 時の流れ」      「二郎は鮨の夢を見る」  
監督:ロマン・ポランスキー    監督:ホウ・シャオシェン     監督:デビッド・ゲルブ  
カトリーヌ・ドヌーヴ         台湾映画              ドキュメンタリー映画

11_20150412211559916.jpg      
「17歳のカルテ」  
監督:ジェームズ・マンゴールド


 1年前の4月掲載記事の全文をご覧になりたい方は、こちらからどうぞ。  (2014年4月 Archive



映画 「イザイホウ - 神の島・久高島の祭祀」  沖縄のドキュメンタリー映画  1966年製作、2015年公開

上
  
  神の島と言われる沖縄県久高島(くだかじま)は、海の彼方のあの世「ニライカナイ」に一番近い島とされる。
  そのニライカナイから久高島へ訪れた神が船をつけるという、神聖な浜が久高島にある。

  この島で生まれた30歳過ぎの既婚女性は皆、必ず 神女(神職者)となる。
  映画のタイトル名 「イザイホウ」とは、神を迎え見送る神事であり、島の女性たちの通過儀礼だ。加えて、新たに30歳を迎えた女性が神女となることを神々に認証してもらう就任儀礼でもある。
  またイザイホウは、秘祭として部外への公開を固く拒んできた儀式であり、12年に1回の周期で繰り返し行われて来た儀式だったが、昭和53年(1978)を最後に、神事を後継できずに現在は途絶えたままになっている。
  よって映画は、日本の祭祀の原型を留める、このイザイホウの様子を記録した貴重な映画となった。


中  4日間にわたるイザイホウ本祭には、七つの儀式があってそれぞれに様々な様相をみせる。
  とりわけ、円陣を組んだ大勢の神女たちが、早いテンポで手拍子を打ちながら、祭場を早足で巡るシーンは、高揚感があって圧巻である。

  琉球神話によると久高島は、琉球の創世神アマミキヨが大昔、天からこの島に舞い降りて国づくりを始めた聖地の島。
  片や、祭祀を行う場所として、沖縄本島で最高の聖地とされる斎場御嶽(せいふぁ・うたき)とは、そもそもは琉球王朝時代初期の頃に、国王が海を渡って久高島へ巡礼する折、立ち寄った場所であった。
  ことほどさように、久高島は誠に聖なる島らしい。

  この映画は1966年に製作されたにもかかわらず、公開は2015年だった。
  封印されていた理由は、この作品をあまり世に広めたくない、という島民(神女)らの意向をくんでのことだった。しかし当時の関係者が世を去り、またフィルムが劣化し記録が消えることを危惧して公開となった次第。

地図00
  イザイホウが途絶えている最大の原因は、島の過疎化だ。
  30歳を迎え新たな神女となる女性がいないことと、儀式を熟知する女性の逝去だ。
  秘祭を行う神の島は、島や神事の観光化も阻んできた。


  監督:野村岳也|1966年|49分|  
  映画 「イザイホウ」の公式サイト
  http://www.kaiensha.jp/archive.html








映画 「チョン・ウチ  時空道士」   監督:チェ・ドンフン

上


        上2






組1  楽しい映画。
  500年前の天界で起きたある事件が発端で、人に姿を変え人間界に降りた二匹の妖怪とそれを追う仙人たちは、一管の笛をめぐって道士たちを巻き込みながら、時空を越え現代のソウルで大暴れするお話。
  VFXとワイヤーアクションによる、お約束のシーンに加え、ここはという勘所を押さえたユーモア。いい感じです。

組2  天界の笛を奪い自由を得えて下界に降りた妖怪。妖怪封じと笛を取り戻すため、下界に向かった間抜けな仙人たち。妖怪と闘う力のない仙人たちは、強い力を持つ道士・ファダム(キム・ユンソク)の協力を仰ぐが、笛の魔力に魅せられたファダムは、いつしかその血が緑に染まって行く。

  一方、主人公のチョン・ウチ(カン・ドンウォン)は飄々とした男で、ファダムに匹敵する道士・チョングァン大師の元で修行中の身。でもチョン・ウチは、酒と女と、道力で悪さをするのが大好きな男。
  こんなチョン・ウチが、おとうと弟子の(元は犬だった)チョレン(ユ・ヘジン)と共に、一連の騒動に巻き込まれ、話はコンガラガッテいきます。
  そして話は進みチョン・ウチは妖怪と戦い、ついにファダムと一戦を交えることになります。
  さて、その結末はいかに、観てのお楽しみ。

  女優イム・スジョンが、500年前の女と、その女にそっくりなスタイリストの女、この二役を演じます。
  チョン・ウチは、その500年前のイム・スジョンに片思いし、時を越えてスタイリストに出会います。この恋の行方が気になります。

道士ファダムと、天界の笛をくわえるチョレン
0000.jpg  娯楽映画と言えども、話の展開をしっかり追って行かないと、アクションシーンだけが記憶に残ることになります。
  それにしても、笛の力やファダムの心変わりのことが、イマイチ分かりづらい。
  物語のベースとなっているのは、李氏朝鮮時代の小説「田禹治(チョン・ウチ)伝」だそうですが、ネイティブであれば、例えば「番町皿屋敷」のお皿のように、説明されるまでもなく分かっているものなんでしょうかね。
  
オリジナル・タイトル:전우치
英語タイトル:WOOCHI
監督:チェ・ドンフン|韓国|2009年|136分|
脚本:チェ・ドンフン (李氏朝鮮時代の小説「田禹治(チョン・ウチ)伝」をモチーフとする)|撮影:チェ・ヨンファン|


出演:チョン・ウチ(カン・ドンウォン)|強い道力を持つ名の知れた道士・ファダム(キム・ユンソク)|500年前の女、スタイリストの女・ソ・インギョ(イム・スジョンが二役)|元は犬だったチョレン(ユ・ヘジン)|天界の仙人であり500年後僧侶に身をやつす(ソン・ヨンチャン)|同様に占い師(チュ・ジンモ)|同じく牧師(キム・サンホ)|チョン・ウチの師であるチョングァン大師 (ペク・ユンシク)|女優(ヨム・ジョンア)|


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気になる映画 47

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6月~ レイトショー                 ポレポレ東中野  6月下旬~



表示の不具合について。   Google Chromeでの閲覧の問題のようです。

  • Posted by: やまなか
  • 2015-04-19 Sun 07:10:37
  • 一話
  グーグル社製のブラウザ Google Chrome で、ご覧のみなさまへ

  このところ、表示の不具合が続いています。
  文字の間隔が拡がっていたり、文頭が2文字分 字下げになっていたり、文字が右にずれたりしています。
  他社製のブラウザ、Internet Explorer やFirefox では、従来通りで問題が発生していません。
  
  お読みづらいと思いますが、グーグルの対応を待つしかありません。
  なお、Macでは問題は無いようです。

  以上、一夜一話からのお知らせです。
  

映画「アルファヴィル」  監督:ジャン=リュック・ゴダール

上5



                  上2


組1-0  主人公のレミー・コーションは、フィガロ・プラウダ紙のジャーナリストという肩書でアルファヴィル(α都市)に、銀河を越えてやって来た。
  アルファヴィルというこの都市、実はα60という人工知能が絶対権力を持ち独裁政治を行っている都市国家だ。α60に逆らう者は、容赦なく処刑されている。
  レミー・コーションの任務は、この都市で行方不明となった仲間を探し出すこと、さらにはα60の開発者フォン・ブラウン教授を逮捕あるいは抹殺することであった。
組2-0  そんな中、レミー・コーションはフォン・ブラウン教授の娘ナターシャと出会い、アルファヴィルの情報を得ようとする。一方、α60とその配下は、レミー・コーションの行動を逐一追った。また、ナターシャはレミー・コーションから、外の世界の様子を知ろうとし出す。そして、レミーとナターシャは恋に落ちる。

  だが、愛、涙、ポエムなどα60が演算不可能な(理解不能な)事象は、不穏なことであり、その単語を口にするだけで体制批判であり、公の場で語ると処刑の対象となる。よってアルファヴィルの人々は、感情を押し殺して生きていくうちに、いつしか感情を失くしていた。だから、ナターシャは恋に落ちるも、そのことが理解できないでいた。

  さて、自由に泳がされていたようにみえたレミー・コーションだが、ついに逮捕されα60によって尋問を受けることになる。しかし、逆にレミーは巧妙にも、α60に対し自問自答させる決して解けない問いかけをする。たぶん、α60は無限ループの罠にかかった。最後にα60は言う。不幸なことに世界は現実であり、そして不幸にも私はα60なのだ。
  そして、レミーとナターシャは、アルファヴィルを脱出する。

  映画「アルファヴィル」は、東西冷戦真っただ中の時代から近未来を見た物語であるが、同時にソ連、全体主義を批判している映画だ。かつ、人工知能の技術に夢を抱きつつも、コンピュータ応用技術最優先の気運に不安を抱いて書かれたお話。
  だから、SF映画として見るとつまらない。
  むしろ、おとぎ話として観る方がいい。ゆえに、映画の言うことを真に受けちゃ野暮ですよ。例えばラストシーン。レミーとナターシャがアルファヴィルを脱出し、地球から9000キロ離れた宇宙にある星へ行く手段は自動車だ。こんなシーンは、幼い子供のごっこ遊びに付き合う気持ちで共感しよう。つまりこの映画、子どもの心から国際政治までの感性の幅を持つ、大人向けの作品だと理解したい。

組3-0  α60の開発者フォン・ブラウンの名は、数学者でノイマン型コンピュータを考案し人工知能にもかかわったジョン・フォン・ノイマンからの発想だろう。またレミー・コーションの肩書である新聞社名、フィガロ・プラウダは、フランスとソ連の新聞名の合体だ。おまけとして、α60配下のヘッケル教授ジャッケル教授は、ご存じのとおりアメリカのアニメに登場する2羽の鳥のキャラクターの名前。

組500  いま、この映画を観る時、映像の美しさを見逃すわけにはいかない。それを愛でたい。 また、製作当時の人が「未来を感じさせるものが何であったか」が分かるのも面白い。

  その後、東西冷戦が終わったことをはじめ、監督の未来予測はおおいに外れたことになる。未来予測はいつも外れる。だが最近、また東西冷戦のような兆しがあるようにも言われている。加えてコンピュータの話。例えば、膨大な品数を誇る著名通販サイトの巨大な倉庫&配送センター。ここで働く人々の、その作業の指示出しや管理は、コンピュータだ。これをα60とみるなら、発注主は、さしずめ神か?


オリジナル・タイトル:Alphaville, une étrange aventure de Lemmy Caution 
(アルファヴィル、レミー・コーションの不思議な冒険)
監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール|フランス・イタリア合作|1965年|99分|
撮影:ラウール・クタール
出演:エディ・コンスタンティーヌ (レミー・コーション)|アンナ・カリーナ(ナターシャ)|エイキム・タミロフ (レミーの仲間アンリ・ディクソン)|ハワード・ヴェルノン(レオナール・ノスフェラチュ・フォン・ブラウン教授)|クリスタ・ラング(誘惑者)|ジャン=ルイ・コモリ(ジャッケル教授)|ジャン=アンドレ・フィエシ(ヘッケル教授)|ラズロ・サボ(主任技師)|




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映画「無宿 (やどなし)」  監督: 斉藤耕一   主演:勝新太郎、高倉健、梶芽衣子

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  それぞれに望みを抱いて刑務所を出た男ふたりの物語。

  玄造(勝新太郎)は、ぼくとつなヤクザ錠吉(高倉健)と刑務所で知り合った。
  やんちゃで人懐っこく ひょうきんな玄造は、錠吉のその凛とした様子に魅かれ、またなぜか自分と相通ずるものを感じた。

  晴れて刑務所を出た玄造は、愛人(藤間紫)と会う。また、いつか成し遂げたい望みに、どう取りかかろうかと思いを巡らし始めた。その望みとは、沈没したロシアの軍艦からお宝を引き上げることであった。
  一方、玄造と同じ日に出所した錠吉には、成すべきことが三つあった。それは、親分の墓参り、残された親分の女房の世話、そして親分の仇討であった。
  だから出所すぐさま錠吉は、その女房がいるはずの一軒の遊女屋へと向かった。遊女に身を落とした女房を自由な身にするため、彼は金を用意していた。しかし、女房ユキノはすでに世を去っていた。

組1-0  そのことを錠吉は、サキエ(梶芽衣子)という、はかなげな遊女から聞き出した。その時、サキエは錠吉に、ユキノ姉さんの代わりにその金で私を救って欲しいと訴える。そのことを聞き及んだ玄造は、一計をめぐらし、金を使わず、錠吉の手助けでサキエを遊女屋から逃がした。

中  さて、ここから、この三人の付かず離れずの旅が始まる。そして、玄造は錠吉にお宝の話を打ち明け協力を願った。なぜなら、彼は元潜水夫だったのだ。しかしその時、錠吉に心の余裕は無かった。
  二人から離れた錠吉は、その後、首尾よく仇討に成功するが、組に追われることになる。
  片や、玄造とサキエはふたり旅の末に、目指すお宝が沈んでいる海に到着する。だが、船が沈んだ場所は、玄造が潜るには深過ぎた。
  サキエと一緒に沖へ出たその日、浜辺に人影を見た。それは、元潜水夫の錠吉であった。錠吉は相変らず無口であったが、男ふたりの間には友情が芽生えていた。しかし、そんな穏やか日々は続かなかった。ある日、・・・。


組2-0  監督は、1970年代の作風の中心に勝新太郎を据え、彼の持ち味を十分に引き出しながら、高倉健、梶芽衣子の その存在感から来る涼風をうまく織り交ぜて、映画にしたようだ。

  ◆斉藤耕一の映画
    
   「約束」 (主演:岸恵子、萩原健一) の記事は、こちらから
   「旅の重さ」 (主演:高橋洋子) は、こちらから、どうぞご覧ください。

  これら3作品のうち、一番出来の良いのは、 「約束」だろう。
      
組1-1監督: 斉藤耕一|1974年|97分|
脚本:中島丈博、蘇武道夫|撮影:坂本典隆|
出演:穴吹錠吉(高倉健)|駒形玄造(勝新太郎)|サキエ(梶芽衣子)|板東梅之丞(藤間紫)|安(山城新伍)|百合香(栗崎昇)|大場組・辰平(中谷一郎)|錠吉の親分殺しを仙蔵にさせた大場組親分(大滝秀治)|女郎屋の女将(荒木道子)|遺手姿さん(木下サヨ子)|玉井組・磯吉(今井健二)|玉井組・勇作(石橋蓮司)|玉井組親分(伊吹新吾)|住職(南部彰三)|ガセネタ売り(神津善行)|為造(殿山泰司)|門三郎(藤春保)|常泰(三上真一郎)|斐川仙蔵(安藤昇)|

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映画「ストラッター」  2012年  監督:カート・ボス、アリソン・アンダース

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         上2

ブレッドとクレオ

1-0_201504221313245c7.png  ブレッドがソングライティングし自ら歌うロックバンドは、ウェエストコーストのライブハウスで、そこそこ客が入る。
  この映画は、ロックで身を立てたいブレットと、風来坊の父親、そして包容力のある母親、この一家三人のお話。

  ブレットにはジャスティーンという彼女がいる。美人で感性豊か、ブレッドにインスピレーションを与えるミューズな女性らしい(映画に登場しない)。 
  日ごろブレッドは、街の楽器店で店員をしてる。その近所にマニアックなレコードショップがあって、ミュージシャンでもある店主のデイモンは、ブレッドあこがれの男だ。つまり、ブレッドはこの街で不自由なく生きている。

2-0_20150422131937910.png  そこにふたつの問題が起きる。
  ある日突然にジャスティーンはブレッドを振って、こともあろうにデイモンと一緒になった。
  友人たちはブレッドを慰めるが、ブレッドの落ち込みは激しかった。特に女友達のクレオが優しく慰めた。また、実家に転がり込んできたブレッドの様子を見て母親のルーは言った。ミューズなんかじゃなくて本物の女を愛しなさい。
  おまけに、バンドメンバーが次々に脱退しバンドは解散の憂き目に。

  もうひとつの事件は、遠い昔に若い女と駆け落ちしていた父親フランクがひょっこり出戻って来た。ブレッドは気にくわないが、帰って来たその日から、何事も無かったようにルーとフランクはなにやら仲良し。これも気にくわない。でもフランクは息子に近づこうとしていたし、ルーも息子とフランクとの間をなんとか取り持とうとしていた。
  失恋な気分の時には案外、曲が浮かぶものだ。ブレッドがピアノに向かって作曲しながら歌っている。そんな様子をみてフランクは、ギターを持ち息子に近づき一緒に演奏した。ブレッドに笑顔が戻る。実はフランクは有名じゃないがロックミュージシャン。

3-0_20150422135954ca4.jpg  こんなことがきっかけで、息子と父親のわだかまりが消え始めたころ、フランクはブレッドを乗せて車を走らせた。ルーは男ふたりを見送った。
  行先も分からずに乗せられて走った末に到着したのは、砂漠の真ん中のかしいだような一軒の家。その家から女とその息子が出てきた。つまり、父親が駆け落ちした女の家だった。じゃ、あれは弟か! ここでなぜか、四人がオールドタイミーなカントリーミュージックを演奏するシーン。ま、おざなりな会話があったんだろうということ。
  そして、この家の近くには父親フランクの元彼女たちが住んでいて、一巡り。ある女の前でフランク曰く、「この砂漠での生活が、俺には都会より性に合うんだ」、とか言い出す始末。

4-0.png  さて家に帰って、ブレットは新たな歩みをふたつ始めることになる。きっと、砂漠への小旅行でジャスティーンを忘れることができたのだ。
  ひとつは、フランクとブレッド、そして仲直りしたデイモンの3人でライブに出たこと。
  もうひとつは、ブレッドがクレオと付き合いを始めたこと。

  
  ロッカーを目指す男の青春映画。少しコミカルな仕立て。ロックに詳しくなくても充分楽しめる映画です。
  全体にさらっとシンプルな味わいですが、こんな風に作るとなると どうしてこれがなかなか難しいもの。

  ブレッドの両親が青春のころとは、1970年前後だろう。1971年の映画「バニシング・ポイント」の時代が、ちょうどその時期だ。この映画の中で、車が疾走するシーンに砂漠が出て来るが、「ストラッター」にも、たぶん同じ地域の砂漠地帯が出てくる。(「バニシング・ポイント」の記事はこちらからお読みください。)

  ちなみに映画中、何度も出てくる「グラム」という名のロックミュージシャンですが、グラム・パーソンズ(1946-1973)というカントリーロックの人(バンド名はフライング・ブリトー・ブラザーズ)。ブレッドやフランクはこの人の大ファン。砂漠に旅した際、彼の降臨を願うシーンがある。また、ブレットの元彼女ジャスティーンをミューズというのは、グラムのミューズはエミルー・ハリスだったというのをなぞっている。
  先に一夜一話で取り上げたドキュメンタリー映画「フェスティバル・エクスプレス」にグラムが登場している。この記事は、こちらからどうぞ。
中  最後になるが、ブレッドが務めた楽器店のあるじ(右写真)が、なかなかいい味を出していた。

  あと、どうでもいいことだが、今フライング・ブリトー・ブラザーズといっているが、当時はフライング・バリット・ブラザーズと皆、言っていた。また同様に、エミルー・ハリスも当時、エミリー・ハリスと呼んでいたような気がする。

下



オリジナル・タイトル:Strutter
監督・脚本:カート・ボス、アリソン・アンダース|アメリカ|2012年|87分|
撮影:カート・ボス|音楽:J・マスシス|
出演:フラナリー・ランスフォード(ブレット・ピアース)|エリーズ・ホランダー(映画館勤めのクレオ)|ダンテ・ホワイト=アリアーノ(デイモン・ウォルシュ)|クレイグ・スターク(ブレットの父・フランク)|テリー・グレアム(楽器店店主・アーチー)|ルアナ・アンダース(ブレットの母・ルー・ピアース)|サラ・アシュレイ(テッサ)|ビクトリア・ウィリアムス(モリー)|アリエル・ピンク(アリエル・ピンク本人)|ニック・ジョーンズ(ニック)|ライアン・アースキン(ジェームズ)|ジェイド・ゴードン(古着店の店員)|J・マスシス(本人・映画ラストで楽器店でギターを選ぶ男)|

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映画 「ソポトへの旅」  監督:ナナ・ジョルジャーゼ  グルジア映画

上

  黒海とカスピ海の間に位置する、グルジアという国のお話。
  さらっとスケッチしたような短編映画です。

1-0_201504231413395a9.png  時は、1979年のころ。
  田舎駅から列車に乗った男ふたり、ゴギとオマル。無賃乗車だ。
  ゴギは坊主頭、オマルは伸びるに任せた髪でゴギより少し若い。
  まずはコンパートメント(個室)の客車に乗り込んだふたり、個室を次々に巡り、写真を売り歩く。手に持ったそれは、アンティークな白黒のヌード写真だ。
  次にクロスシートが並ぶ二等車に移った。そして同じように乗客に写真を売り歩く。女性たちにも、子供がいる家族やご老人にも遠慮なく声をかけている。引きがいいのは、やっぱり若い男たちが座る席だ。値段も、そんなもんだ。 
  ゴギもオマルも、そして乗客たちも、服装は簡素でくたびれている。乗っている車両は、いかにもソ連からのお下がりのよう。
  ふたりは数駅過ぎたところで列車を降り、別の列車に乗り込んだ。
  また、車内を売り歩くが、車掌に見つかり客室を追い出される。常習犯らしい。

  次の駅でホームに降りたふたりは、駅舎にあるがらんとした粗末な食堂に入る。
  食うのはゆで卵、飲むのはビール。
  そこへひとりの男が近づいて来て、つまらぬ難くせをつけられ、けんか。男に加勢するのが数人現れ、ゴギとオマルは食堂を駆け出し、ちょうど発車し始めた貨物列車に飛び乗り、難を逃れる。
  ゆっくり走る貨車の上で、ちょっと一息、食堂に金を払わず済んだのはラッキーだった。

2-0_201504231446142c1.png  ところが、急に雨が降り始めた。ふたりが乗ってる貨車には屋根がない。
  しかし運よく、新車が積載されている貨車があった。その車の窓をこじ開け車内に入って、雨宿り。
  これはいい!、自動車のシートに座っていると豪華列車に乗っている気分だ。雨があがった。ちょうど貨物列車は人里離れて自然の中を走る。窓からの景色も風もいい。タバコもうまい。
  そんなふたりが車内で話す話から、ゴギはかつて刑務所にいたこと、妻がいたこと、そしてオマルは天涯孤独の人生を歩んでいること、そんなことが分かってくる。

  そのうちに、ふたりを見つけた車掌たちが、走る列車の貨車伝いにやって来た。そして車を取り囲んだ。
  その時、ゴギはオマルに言う。おれがおとりになるから、お前はそっちのドアから出て、貨車から飛び降りろ。おれは後から飛び降りるから。

  無事に飛び降りたオマルは、線路脇に立った。
  列車は彼方へ消えたが、ゴギの姿はどこにも見えない。オマルは呆然と立ち尽くす。


  グルジアは、東西冷戦後にグルジア・ソビエト社会主義共和国からグルジア共和国となり1991年に独立した。
  映画は、今から30年以上前、まだこの国がソ連の傘下にあった頃のことを身近に教えてくれるようだ。 


オリジナル・タイトル:Mogzauroba Sopotshi
監督:ナナ・ジョルジャーゼ|グルジア|1980年|28分|
脚本:ナナ・ジョルジャーゼ、イラクリ・クビリカーゼ|撮影:ニコロズ・スクビシヴィリ|
出演:ギオルギ・ダディアニ(Gogi)|オマール・グヴァサリア(Omar)|


  グルジアの映画
    これまでに掲載したグルジアの作品です。
    「ロビンソナーダ」  1920年ころ、イギリス人との恋を描く。「ソポトへの旅」と同じ監督の作品。
    「ピロスマニ」     フォークアートな絵を描くグルジアの画家ニコ・ピロスマニ(1862-1918)の話。
    「花咲くころ」     グルジア独立後のころの、青春真っただ中の女の子たちの話。
                 第14回東京フィルメックスで上映。
   

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2年前の4月、一夜一話。   (2013年4月掲載記事)

  • Posted by: やまなか
  • 2015-04-29 Wed 06:00:00
  • 映画
 2年前の4月掲載記事の全文をご覧になりたい方は、こちらからどうぞ。  (2013年4月 Archive)

 掲載記事タイトル・リスト
   個別に指定の映画記事を ご覧になるには、下記の映画タイトル名をクリックしてください。

1愚か者 傷だらけの天使     2もっとしなやかにもっとしたたかに        3母なれば女なれば
「愚か者 傷だらけの天使」   「もっとしなやかにもっとしたたかに」  「母なれば女なれば」
監督:阪本順治           監督:藤田敏八               監督:亀井文夫  
                     森下愛子                   山田五十鈴

4赤い波止場     5純愛物語
「赤い波止場」           「純愛物語」
監督:舛田利雄           監督:今井正
石原裕次郎、北原三枝      中原ひとみ


11ルナ・パパ        12グッバイ・ファーストラブ       13スカイラブ
「ルナ・パパ」                「グッバイ・ファーストラブ」     「スカイラブ」
監督:バフティヤル・フドイナザーロフ  監督:ミア・ハンセン=ラブ    監督:ジュリー・デルピー

14カンバセーション…盗聴…     15まぼろし     16カラスの飼育  
「カンバセーション…盗聴…」     「まぼろし」            「カラスの飼育」
監督:フランシス・フォード・コッポラ  監督:フランソワ・オゾン    監督:カルロス・サウラ
                        シャーロット・ランプリング

17ブラウン・バニー     18ザ・フューチャー     19ベアスキン 都会の夜の一幕寓話  
「ブラウン・バニー」         「ザ・フューチャー」        「ベアスキン 都会の夜の一幕寓話」
監督:ヴィンセント・ギャロ     監督:ミランダ・ジュライ      監督:アン・ゲディス、 エドワード・ゲディス
   
20ゆずれない事    
「ゆずれない事」
監督:ペーター・フィッシュリ、ダヴィッド・ヴァイス


無題2もう1年前
◆ 
3年前の今月は、14本の邦画・洋画を掲載しています。
 全文の記事は、こちらからご覧になれます。
 また、個別にその映画記事だけをご覧になりたい方は、以下の映画名をクリックしてご覧ください。

100にごりえ     200くちづけ     300二階の他人
「にごりえ」              「くちづけ」             「二階の他人」
監督:今井正             監督:増村保造          監督:山田洋次
淡島千景               野添ひとみ             葵京子

1100シテール島への船出     1200 4:30     1300ハリウッドホンコン
「シテール島への船出」      「4:30 (フォーサーティ)」   「ハリウッドホンコン」
監督:テオ・アンゲロプロス     監督:ロイストン・タン      監督:フルーツ・チャン
   
1400ヒューゴの不思議な発明     1500水の中のナイフ     1600コントロール  
「ヒューゴの不思議な発明」    「水の中のナイフ」        「コントロール」
監督:マーティン・スコセッシ     監督:ロマン・ポランスキー   監督:アントン・コービン
  
1700パイ     1800行きずりの二人     1900百年の夢 
「π (パイ)」            「行きずりの二人」        「百年の夢」
監督:ダーレン・アロノフスキー  監督:クロード・ルルーシュ   監督:ドゥシャン・ハナック
  
2000メリエス’88      2100ひかりのまち  
「メリエス’88 」           「ひかりのまち」
フランス国営映像研究所制作  監督:マイケル・ウィンターボトム
 




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やまなか

Author:やまなか
 日ごろのアクセス、本当にありがとうございます。気づけば、ブログを始めて8年目に入りました。一夜一話に掲載したい映画、まだまだあります。気の向くまま、その時の気分でやってます。遊び半分じゃなく、「全部遊び」です。

<一話一夜の方針かな>
 1)古今東西の映画を分け隔てなく並べて、気に入った映画を選びます。
     
 2)以前に観た映画でも、もう一度あらためて観てます。むかし感じた印象と大きく異なることも多いからです。

 3)「素」な気持ちで、「映画作品そのもの」に向き合うことが、私の遊びです。
 作品自体が語りかけてくること以外の額縁情報、つまり宣伝文句、その受け売り文章、受賞実績、監督発言、出演俳優がどうしたとか、そして映画評論本やらは、はなから無視して、自分の眼で観るようにしています。

 4)観て気に入らない映画、つまんない映画は、基本掲載しません。
 だから、観たけど掲載しない映画は多いです。巨匠の名作と言われる映画も、気に入らなければ掲載しません。また、名物にうまいモノなし、ということも実感します。

 ただし、まだ観てない映画は、たくさんあります。こんな一夜一話ですが、今後も、見に来てください。   
 美術や音楽、書籍や温泉の記事も増やしたいと思っています。よろしく。  

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