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2018年07月 Archive

映画「ケンとカズ」  監督:小路紘史

上
ケン(左)とカズ。


01-_20180701130306c6d.jpg ケンとカズの友情を描く、リアルで硬派な映画。
 べたべたした仲間付き合いではない2人は、いつも互いに、最低限の事しか言わない。

 2人は町工場のしがない自動車修理工だ。
 そんな日常の裏で、通りの陰で待つ男達に、2人は覚せい剤を売りに行く。
 ケン(カトウシンスケ)の先輩・藤堂は小さな組の組長で、この藤堂の誘いでケンはいつしか覚せい剤を売るようになった。

 カズ(毎熊克哉)はケンより、切れやすい。
 ケンの誘いでカズはここで修理工になったが、時折、工場長の胸ぐらつかんで脅すほどの剣幕。
 覚せい剤の客がカズに、カズの気に障ることを言おうものなら、客はぼこぼこにされる。やりすぎだと言ってそれを止めるのがケン。
 ケンとカズが、藤堂の島をうろつくヤクザを襲撃する時も、カズは抑えがきかない。

2-0_201807011304265b4.jpg 今じゃ、覚せい剤商売に付いちゃ、カズの方が主導権を握っている。(カズはもはや修理工の仕事に興味がない)
 カズは考える。藤堂との商売じゃ、せこせこ働いてもタカが知れてる。(藤堂に対して売上げ金をごまかしているようだ)
 カズは一歩踏み込む。極秘に、藤堂と争う、藤堂より大きな組から覚せい剤を仕入れようとする。

 ケンはそんなカズの行動に一応は付き合うものの、「やりすぎだ、俺はやらない、ひとりでやれ」とケンはカズに言う。
 カズは本気だ。互いに、いつもの口数の少なさが、沈黙に変わる。
 裏の世界は狭い。藤堂も敵対組も、カズとケンの行動を見ている。

 ある日、2人は殴り合いになる、口より先に手が出る。殴り殴ったあと、また互いに無口になり、ケンはその場から去って行った。


3-0_20180701130954a56.jpg ケンは早紀(飯島珠奈)と住んでいる。早紀は妊娠している。
 ケンの様子の変化を敏感に察した早紀は、我が子を思い心配だ。
 そして、ケンがカズについて行けなくなったのは、ケンが家庭を思うようになったからだ。

 カズは母親(神保明子)と住んでいる。
 その昔、母親は、幼いカズを虐待し続けた。
 しかし、「カズ、お前、マザコンだろ」そうケンは言った。図星だった。カズは母親をばばあと罵るが、心の底ではマザコンらしい。
 母親は育児放棄(ネグレクト)ではなかった。
 幼いカズを虐待したあと、母親はいつもカズを抱きしめ、私が悪かったと泣く日々だった。
 その母親が今じゃ認知症の症状。ばばあと罵るカズに、母親を施設に入れる金は無い。

 そしてその日、カズは藤堂に呼び出される。人気のない高架下。カズは既に痛めつけられている。
 追って、ケンも高架下に来た。やはり呼び出されたんだろう。そしてラストの見せ場・・・。

             

 修理工場には、ケン、カズの下に見習い工のテル(藤原季節)がいる。
 テルはケン、カズのあとについていくが、そのうち藤堂の息がかかる。

 このテルと、カズの母親の2人の役柄が、ドラマに奥行きを作っている。
 ラストの、ある1シーンがいささか冗長なのが残念。でも、辛口のいい映画です。

監督・脚本:小路紘史|2016年|96分|
撮影:山本周平
出演:ケン(カトウシンスケ)|カズ(毎熊克哉)|工場の後輩・テル(藤原季節)|ケンの彼女・早紀(飯島珠奈)|組長の藤堂(髙野春樹)|藤堂の子分の田上(江原大介)|カズの母親(神保明子)|ほか

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映画「我が家は楽し」(1951)  監督:中村登  出演:高峰秀子、笠智衆、山田五十鈴

上2
(左から)次女信子18歳(岸恵子)、長女朋子(高峰秀子)、三女光子、長男和男、
父・植村孝作(笠智衆)、母・なみ子(山田五十鈴)



 日本は、まだ連合国軍占領下(1945-1952)。
 戦後の混乱期をなんとか抜け出し、経済復興の糸口をつかもうとする1951年(昭和26年)のお話。
 人々はみな、一応に貧しかった。

 それでも植村の一家6人は幸せだ。
1_20180706171057b87.jpg 父親の植村孝作(笠智衆)は森永製菓の工場勤務の課長。仕事の出来るほうの人物ではないが実直で人当たりはいい。
 忘れ物の多い父さんだが、その穏やかな性格は一家のムードメーカーであり大黒柱。
 母親のなみ子(山田五十鈴)は良妻賢母、17歳で結婚し今年が結婚25周年。
 子供の病気や修学旅行費用などの出費で家計は赤字、母親はミシン仕事で家計を助けている。
 それでも家族の服も靴も雨傘も新調できずだが、家族はみな明るく我慢している。
 だが、お米が足りない。夕食の一家団らんの時、母親は、夫と子たちにはご飯をすすめ、自分はパンを食べてしのいでいる。(戦後の食糧不足は緩和されつつはあったが・・)
 そして、母親の奥の手は質屋であった。

 子供は4人一男三女。みな親思い、姉弟仲良し。
 次女の信子(岸恵子デビュー作)は18歳、高3で修学旅行目前。(戦時中途絶えていた修学旅行の再開まもなくの頃)
 長男は野球好きな小学生、三女はまだ幼子。
 さて、長女の朋子(高峰秀子)は無職、画家を目指している。
 朋子自身も就職を考え、叔母からも就職をすすめられているが、母親は絵の勉強をしなさいと言う。実は母親は若いころ画家を志していた。その叶わなかった夢を娘に託したい。(そして実際のところ、女性の勤め先はなかなか無い時代)

4_2018070619251916f.jpg 映画はこうして当時の、貧しいながらも、こうあれ、こうあってほしい理想の家族像を描くが、不幸も交える。
 朋子の絵の絵画展落選。朋子の彼氏内田三郎(佐田啓二)の結核による死亡(当時、疾患別死亡者数の順位で、結核は1位か2位と高い)
 父親の勤続25年の、永年勤続報奨金を、表彰の日の帰りにすられる。(ただし子たちへのプレゼントを買った残金だった。三女の玩具のピアノ、次女の旅行バッグ、長男のグローブ、長女へは敬愛する著名画家の画集)

 そして一番の困難は、この一家が住んでいる借家を追い出されることになったこと。(当時、手ごろな借家物件はとても少ない)
 だが、日ごろ行いの良い者は救われる。(のかも知れない)
3_201807061949200ed.jpg 叔母(なみ子の妹)の家に同居を許され一家が引っ越しする前日、一家と手伝いに来ていた叔母が、最後の夕食をとっていた時に、その朗報が届いた。

             

 この植村家は世田谷区か大田区辺りの私鉄沿線に住む、貧しいとはいえ、当時の中流層だろう。(植村家の家の向かいの洋館邸宅のレンガ塀が壊れているのは空襲によるだろうから、東京郊外ではなくて近郊と見た)
 一方、当時の都内の底辺の人々の戦後生活はどうだったろうか?
 それは、今井正監督の「どっこい生きてる」を観るのがいいかもしれない。映画「どっこい生きてる」の記事はこちらからどうぞ。

監督:中村登|1951年|91分|
原案:田中澄江|脚本:柳井隆雄、田中澄江|撮影:厚田雄春|
出演:植村孝作(笠智衆)|その妻なみ子(山田五十鈴)|朋子(高峰秀子)|信子(岸恵子)|和男(岡本克政)|光子(福井和子)|朋子の彼氏・内田三郎(佐田啓二)|なみ子の妹・福田かよ子(桜むつ子)|洋館邸宅に一人住む金沢老人(高堂国典)|朋子の画家仲間・小泉千代(楠田薫)|朋子が敬愛する大宮画伯(青山杉作)|勤め人で家主の馬場信太郎(増田順二)|その妻・夏子(水上令子)|叔母の紹介で朋子が務めた土建屋の社長(南進一郎)|永年表彰する森永製菓の社長(奈良真養)|ほか

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ポピュラー音楽!!  クラシック音楽





一夜一話の “今日はネオ・クラシック・ソウルだよ”  レデシー (Ledisi)

1_20180710111522f18.jpg





 レデシーの1stアルバム(だと思う)
 すごくかっこいいのです。アルバムタイトルは「Soulsinger」(2001年)。
 ネオ・クラシック・ソウルというまわりくどい売り文句ですが、21世紀のソウルサウンドだよ!
 
 バックはドラムとベースにキーボードにギターに女性バックコーラス。
 曲によってはサックスが入る。
 まずは聴いてみて。(曲は「Soulsinger」)
 https://www.youtube.com/watch?v=9H1DB-v6gtU
 どうです、キビキビした歌声がいいでしょ。
 続けて聴けるのが、「Get Outta My Kitchen」、「Take Time」、「You Are My Friend」。(ただし「Soulsinger」以外は、URLクリックのたびに流れる曲が変わります、2nd以降の他のアルバム曲も流れるので要注意。)

 のちのレデシーと比べると、本アルバムでは声が若いですが、これがサラッとしていて、初々しくていい。ソウル的発声がまだまだとも言えるけど、これがいい。
 それと、ベースとドラムのセンスが抜群に良い。ベースはアコースティックベースもやる。(リズムセクションがちゃんと聴こえるワイドレンジな環境で聴いて欲しい)

 そしてキーボードに注目。こいつ、歌伴(歌の伴奏)の才能が最高密度で素晴らしい!
 エレクトリックピアノ(フェンダーローズ)に、押し潰したようなクラビネット・サウンドが、レデシーを支えてます。
 そのプレーは控えめだが、ココっ!というタイミングで短いフレーズが繰り出される。そのうえ、そのフレーズは強弱が効いていて、その一音が強、これがグッと来るのです。
 またmajor 7thのコードを奏でるフェンダーローズでは、ストリングスサウンドの世界を作り出す。
 女性コーラスのアレンジも巧い。レデシーのボーカルと絶妙に絡んでくる。

 ただ、残念なのは、このアルバムは再発されてないこと。掛け値なしに名盤なのにね。
 なお、4曲目、9曲目は下のリンクから聴けますが、上記のトラックに比べてちょっと劣る。


「Soulsinger」
1. Get Outta My Kitchen| 2. Soulsinger| 3. Take Time|
4. Stop Livin'In Ya Head (https://www.youtube.com/watch?v=yWcR0i1AuSo)|
5. Coffee| 6. You Are My Friend| 7. Hotel| 8. Dreaming Interlude|
9. Free Again (https://www.youtube.com/watch?v=IQs32QoDOQo)|
10. Groove On| 11. I Want'cha Babe| 12. I Want'cha Babe - Interlude| 13. Papa Loved To Love Me| 14. In My Life| 15. My Prayers| 16. Good Lovin'| 17. Snoring|

これまでに掲載したポピュラー音楽の記事は、こちらから


1年前・3年前・5年前の7月、一夜一話。(2017年7月・2015年7月・2013年7月の掲載記事)

  • Posted by: やまなか
  • 2018-07-15 Sun 06:00:00
  • 映画
1年前の7月に掲載した映画です。
  映画の画像をクリックしてお読みください。
  1年前の7月の掲載記事全文をご覧になりたい方は、こちらからどうぞ。<2017年7月 Archive>

写真
「飢餓海峡」
監督:内田吐夢
三國連太郎,伴淳三郎,左幸子
写真
「プープーの物語」
監督:渡邉謙作
上原さくら、松尾れい子
写真
「ジヌよさらば かむろば村へ」
監督:松尾スズキ
松田龍平,阿部サダヲ,松たか子
写真
「故郷」
監督:山田洋次
倍賞千恵子,井川比佐志,笠智衆

写真
「フローズン・リバー」
監督:コートニー・ハント
アメリカ
写真
「チャップリンからの贈りもの」
監督:グザヴィエ・ボーヴォワ
フランス
写真
「アデル、ブルーは熱い色」
監督:アブデラティフ・ケシシュ
フランス
写真
「初恋のアルバム 人魚姫のいた島」
監督:パク・フンシク
韓国

写真
CD紹介
“今日はスタンダード・ナンバー
の名曲だよ“ 小野リサ
写真
CD紹介
“今日はジャズピアノトリオだよ“
ユリ・ケイン
写真
CD紹介
“今日はシカゴ・ブルースだよ”
ココ・テイラー



3年前の7月に掲載した映画です。
  映画の画像をクリックしてお読みください。
  3年前の7月の掲載記事全文をご覧になりたい方は、こちらからどうぞ。(2015年7月 Archive)

写真
「心中天網島」
監督:篠田正浩
岩下志麻、中村吉右衛門
写真
「クレージーの大爆発」
監督:古澤憲吾
植木等、ハナ肇、谷啓
写真
「百円の恋」
監督:武正晴
安藤サクラ
写真
「ジ、エクストリーム、
        スキヤキ」
監督:前田司郎
写真
岸部一徳の出演映画
教祖誕生、Beautiful Sunday
いつか読書する日、他
写真
「8 1/2」
監督:フェデリコ・
     フェリーニ
写真
「キャデラック・レコード
音楽でアメリカを変えた人々
         の物語」
写真
フランス映画、1960年代。
      いい映画14本。
小さな兵隊、ラ・ジュテ、他
写真
「ドイツ零年」
監督:ロベルト・
     ロッセリーニ
写真
「宇宙人ポール」
監督:グレッグ・モットーラ
アメリカ
写真
最近読んだ本、3冊
写真
福島 高湯温泉に行ってきた


5年前の7月に掲載した映画です。
  映画の画像をクリックしてお読みください。
  5年前の7月の掲載記事全文をご覧になりたい方は、こちらからどうぞ。(2013年7月 Archive)

写真
「珍品堂主人」
監督:豊田四郎
淡島千景、森繁久彌
写真
「兄貴の恋人」
監督:森谷司郎
内藤洋子、酒井和歌子
写真
「ロボジー」
監督:矢口史靖
ミッキー・カーチス
写真
「狐と狸」
監督:千葉泰樹
加東大介、小林桂樹ほか
写真
「大阪ストーリー」
大阪の在日韓国人一家の
ドキュメンタリー映画
写真
「乙女ごころ三人姉妹」
監督:成瀬巳喜男
細川ちか子、堤真佐子
写真
「あの夏、いちばん
       静かな海」

監督:北野武
写真
「ツレがうつになりまして」
監督:佐々部清
宮崎あおい、堺雅人
写真
「事件記者」
監督:山崎徳次郎
シリーズ映画10本の第一作
写真
映画ピックアップ
「女が、自分の道を歩む時」
邦画/洋画18本
写真
「マーサの幸せレシピ」
監督:S・ネットルベック
ドイツ
写真
「夜霧の恋人たち」
監督:F・トリュフォー
フランス
写真
「スタンリーのお弁当箱」
監督:アモール・グプテ
インド
写真
「愛おしき隣人」
監督:ロイ・アンダーソン
スウェーデン

映画「幸福(しあわせ)」   監督:アニエス・ヴァルダ

上2










 夫婦の幸せ、我が子がいる幸せ、そして、めぐりあわせが良い幸せを描く映画です。
 
 万が一、不幸に見舞われても、その悲しみの深みに沈みこまぬうちに、新たな幸せが向こうからやって来るという運の人がいる。
 言い換えれば、悲痛に生きる人がいる一方で、楽しくうまく生きる人がいる、そんな人の明るい幸せを描いていきます。
 あわせて、相手の幸せを壊さない寛大な心の持ちようが話をつなぎます。

1-0_20180715113543228.jpg




 フランソワとテレーズの若夫婦には可愛い子がふたりいる。
 町の木工所に務めるフランソワ、自宅でドレス縫製の注文を受けるテレーズ。
 豊かではないが何の不自由もない、絵に描いたような、幸せな家庭。

2-0_20180715142010a40.jpg


 そんななのに、フランソワはエミリーと出会い、この2人は一瞬にして互いに一目惚れ、デートを重ねる。
 この愛人エミリーを前にしてフランソワは、愛妻テレーズとの幸せを語り、エミリーはそれを恨まず離婚してとも言わず、フランソワの家庭の今の幸せを十分承知している。



3-0_20180715142348044.jpg そんなある日、フランソワとテレーズは我が子を連れて、大きな池のある緑地にピクニックに出かけた。
 そこでフランソワは、愛人の事を打ち明けた。
 フランソワは妻の反撃を身構えたが、意外にも、「あなたが幸せならそれでいい」と、テレーズは言った。安心した“幸せフランソワ”は、妻の膝枕でちょっと昼寝をした。
 しばらくして目覚めたフランソワは妻の姿がないのを知る。子たちを連れて緑地のあちこちを探すが妻を見つけられない。

 そして池から妻の水死体が上がる。自殺だろうか、映画は池の水面に垂れ下がる木の枝にしがみつこうとする溺れるテレーズの映像を一瞬みせる。事故かもしれない。

 葬儀が終り、フランソワは残された幼い娘・息子との寂しい生活が始まる。
 しかし、親戚がこの父子を温かく見守り助けてくれる。

 そんな折、フランソワは子供を連れてのピクニックに、エミリーを誘った。
 そしていつしかエミリーは、フランソワの家の、一つ屋根の下で妻として母として暮らし始めるのであった。

 この映画は、まるで何事もなかったかのように「幸福」を享受する“幸せフランソワ”についての、寓話なのかもしれない。

オリジナルタイトル:Le Bonheur
監督・脚本・台詞:アニエス・ヴァルダ|フランス|1964年|80分|
撮影:ジャン・ラビエ、クロード・ボーソレイユ|挿入音楽作曲:モーツァルト|
出演:フランソワ(ジャン=クロード・ドルオー)|その妻テレーズ(クレール・ドルオー)|息子ピエロ(オリヴィエ・ドルオー)|娘ジズー(サンドリーヌ・ドルオー)|愛人エミリー(マリー=フランス・ボワイエ)|ポール(ポール・ヴェキアリ)|ほか

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一夜一話の “今日はロックのライブだよ”  オールマン・ブラザーズ・バンド

1_20180718101609836.jpg




 今日選んだのは、オールマン・ブラザーズ・バンドの1971年のライブアルバム、「フィルモア・イースト・ライヴ」(原題:At Fillmore East)。
 なかでも、アルバム1曲目の「Statesboro Blues」を聴いとくれ。
 https://www.youtube.com/watch?v=dWy3Q30Cn2A

 この曲、当時から聴いてるが、やはりガツンと来るこの、わくわく感・爽快感が抜群。
 のびのび縦横無尽のスライドギター、ガッツあるボーカル、よろし。
 もし、内にモヤモヤしたのを抱えてるなら、吹き飛ばしてくれる。
 とにかくライブコンサートの臨場感が満喫できるアルバムです。

 この曲のライブ録音は、例えば「American University 12/13/70」や「Live at the Atlanta International Pop Festival」(1970)なんかでも聴けるが、出来は「フィルモア・イースト・ライヴ」の方に軍配は上がる。
 でも、ライブにしちゃ演奏がちょっとまとまりすぎるかな、と思う向きには、この2枚がいいかも。

 「フィルモア・イースト・ライヴ」には7曲収録されている。
 試聴は下記からできます。
 https://www.bol.com/nl/p/the-allman-brothers-band-at-fillmore-east/1000004000061065/
 元気あるブルース、ムーディーなブルースから、ちょいと浮遊感ある曲まで曲想は豊か。
 デュアン・オールマンのスライドギターが表看板だが、グレッグ・オールマンのオルガンが持ち歌の多彩さを作り出している。


「The Allman Brothers at Fillmore East」
1. Statesboro Blues| 2. Done Somebody Wrong| 3. Storm Monday| 4. You Don't Love Me| 5. Hot 'Lanta| 6. In Memory Of Elizabeth Reed| 7. Whipping Post|

これまでに掲載したポピュラー音楽の記事は、こちらから


映画「アメリカン・ビューティー」  監督:サム・メンデス

上2
バーナム一家の朝の出勤通学。高校生の娘ジェーン、父親バーナム、母親キャロリン。


 アメリカの中流の人々の不幸せと、わずかな希望を描く映画。
 高校生の一人娘がいるバーナム家の家庭内不和を題材に、娘の女友達アンジェラと、バーナム家の隣に越して来た、さらに家族バラバラの一家とが、引き金になって始まる「愛と悲劇」を、喜劇風に描きます。

1-0_20180720135558bc5.jpg 主人公は、高校生の娘がいる中年夫婦の夫、レスター・バーナム。
 このレスターのモノローグで映画は始まる。

 僕はレスター、今年42歳。1年経たぬうちに僕は死ぬ。
 だが、今はそんなことを知らない。
 しかし、ある意味で僕はもう死んでいた。見てくれ、僕は朝からバスルームで(息子を)シゴいてる。これが一日で最高の時、あとは地獄へ一直線だ。
 庭でバラの花を切っている、あれが妻のキャロリン。彼女を見てるだけで疲れてくる。昔は幸せな夫婦だった
 これが一人娘のジェーン。典型的なティーンエージャー(高校生)。怒りに満ち情緒的不安と混乱の青春。(親と口をきかない)
 2人とも僕を人生の敗残者だと思っている。
 それは正しい。僕は何かを失った。何を?と聞かれると困るが、昔はこんなじゃなかった。
 とにかく、この脱力感から抜け出せないでいる。しかし今からでも元に戻れる・・。

2-0_20180720141847b86.jpg 家庭内不和がマンネリ化している、言い換えればそれぞれの不幸が均衡状態にあるバーナム家に、次々に出来事が起こる。

 レスターがクビになる。人員整理だ。開き直ったレスターは、幹部の不倫スキャンダルなどを盾に会社からまとまった金を手にした。
 同時進行で、レスターは娘の女友達アンジェラに一目惚れ。これを激しく嫌がる娘のジェーン。しかし、当のアンジェラはそうでもない。
 レスターの妻キャロリンは、勤め先の不動産販売の競合会社社長バディと恋仲に。バディは妻と離婚訴訟中。
 このふたりのデートの現場に、偶然にレスターは遭遇する。レスターがバイトを始めたハンバーガーショップ(ドライブイン店)に客としてきたのだった。


3-0_2018072014314654e.jpg 隣家に越して来たフィッツ家の主は、元海兵大佐の硬派。息子を愛するあまり虐待をしてきた。
 この息子のリッキーはジェーンを盗撮している。彼はジェーンやアンジェラが通う同じ高校の高校生。そして裏で麻薬・マリファナの売人をして稼いでいる。
 アンジェラは変人リッキーを毛嫌いするが、ジェーンはそうでもない。
 レスターは、リッキーが提供した最高級のマリファナが縁でお友達となった。

 この一見散らかったエピソードが徐々に一点に収束し始める。
 その一点を作ったのがフィッツ大佐だった。
 我が息子リッキーが、レスターの家でレスターと和んでいるのを窓越しに盗み見したフィッツ大佐は、ふたりがゲイの関係だと勘違いしてしまった。
 そこまではそれでよかった。がしかし、フィッツ大佐は長年隠し通して来た、その一線を越えてしまう。
 雨降る夜、フィッツ大佐はガレージにいるレスターにやおら近づき、不意にキスをした。驚くレスター。
 フィッツ大佐も驚きを隠せずに家に戻った。(レスターはゲイじゃなかった)
 そしてフィッツ大佐は自身の秘密を消すべく、即、行動に出た・・。

 銃声を聞いたレスターの妻キャロリンが駆け付けた。不倫をしてしまったキャロリンは悔いて、家に戻れず家の前に駐車した車の中にいたのだった。
 同時にジェーンとリッキーが駆け付けた。ふたりはジェーンの部屋にいた。この夜、ふたりは駆け落ちを決めていたのだった。

オリジナルタイトル:American Beauty
監督:サム・メンデス|アメリカ|1999年|122分|
脚本:アラン・ポール|撮影:コンラッド・L・ホール|
出演:レスター(ケヴィン・スペイシー)|その妻キャロリン(アネット・ベニング )|娘ジェーン(ゾーラ・バーチ)|娘の友達アンジェラ(ミーナ・スヴァーリ)| 隣りに越して来たフィッツ大佐(クリス・クーパー)|その息子リッキー(ウェス・ベントリー)|不動産会社社長バディ(ピーター・ギャラガー)|ほか

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一夜一話の “今日は1946年のジャズボーカルだよ”  サラ・ヴォーン

1




 今日は何か、シットリしたのが聴きたくて、若きサラ・ヴォーンの「The Divine Sarah ~the early years」というアルバムを取り上げた。(1946~47年録音)

 さっそくに、おすすめの「I Can Make You Love Me If You'll Let Me」を聴いてみよう。
 https://www.youtube.com/watch?v=QkjCDmnd5W4
 どうです、ラグジュアリーなムード満点。落ち着きます。

 この歌くらいのテンポの曲が、このレコードの大半ですが、次の「My Kinda Love」は少しリズミカル。
 https://www.youtube.com/watch?v=A215A5ypvSs

 そして「I Am Through With Love 」も、いい曲です。
 https://www.youtube.com/watch?v=oMfPIsYZBrE
 ビリー・ホリデー?、なんて間違っても言わないでね。

 おすすめのラストは「Body&Soul」、これもいい曲だな!
 https://www.youtube.com/watch?v=vUCo1kS7SrA

 古いのは聴かないって、損するよ。


「The Divine Sarah ~the early years」  MUSICRAFT RECORDS 1980
 <A面>If You Could See Me Now|I Can Make You Love Me If You'll Let Me|You're Not The Kind |My Kinda Love |I've Got A Crush On You |I Am Through With Love |Everything I Have Is Yours|
 <B面>Body And Soul|I Cover The Waterfront|I Don't Stand A Ghost Of A Chance With You|Tenderly|Don't Blame Me|The Lord's Prayer|Motherless Child|

これまでに掲載したポピュラー音楽の記事は、こちらから



映画「雨上がりの駅で」  監督:ピーター・デルモンテ

上












 ローマに住む、人よりとても多感な女の子コラが、ある老人の気ままな外出(認知症による徘徊)を見守ることになり、これが2人の小旅行となったロードムービーな、お話。

 老人の名は、コジモ(ミシェル・ピコリ)といって元大学教授。とても真面目で無口な人。
 19歳のコラ(アーシア・アルジェント)は、以前からコジモの娘のアダ夫人に雇われて、犬の散歩のアルバイトをしていたが、ある日夫人から「父コジモの外出に付いて行って、そっと後ろから見守ってくれ」と頼まれ、携帯電話を渡された。(アダ夫妻は共稼ぎで父の面倒が見切れない)

 コラは夜は大きなバーでバイトをしていたが、多分バイト料がバーより良かったんだろう、次第にコラはアダ夫人からのバイトに専念しだし、ローマの街を歩き回るコジモ老人の後を追うことが日課となっていった。

1-0_201807252021574f8.jpg そんなある日の朝、コジモ老人は駅に向かい切符を買い列車に乗った。慌てたコラは無賃乗車。(手元に金がない)
 ここから、コラとコジモ老人との、付かず離れずの道中が始まる。
 コジモ老人は途中駅で列車を乗り換えローカル線へと進む。コラはアダ夫人へ携帯電話で連絡をとりつつ後を追う。
 今度は列車を降りて歩き出す。ホテルに宿泊するかと思ったら、その夜に出て行ってしまう。コラは振り回される。 

2-0_20180725202344ceb.jpg コジモ老人はある目的を持って行き先を決めているようだが、何かのタイミングでそれを忘れてしまい、また別の行動をとる。
 時をみてコラは無口な老人に少し話しかけ始めるが、老人はコラを忘れてしまう。
 それでも少しずつ、2人の間にあうんとでも言うべき意が通じ合い、そろって歩き始めるのだった。

 映画は老人とコラを対象的に描く。
 認知症のこの老人は、常識を逸脱はするが、何物にもとらわれない自由人。
 一方のコラは世間との関係を煩わしく思い、周りとの関係をぎすぎすさせている女の子。傷つきたくないと自分の心に厚いガードをかけている。
 だがコラは次第に、ほんの少しだがコジモ老人が発するオーラとでもいうべきものに影響されてか、心が穏やかになっていくようでありました。
 
 エピソードには、コラの突発的な入水自殺(未遂)や、何かの精神的ダメージから立ち直ろうとする田舎住まいのコラの兄(兄もコジモ老人に会い彼を見捨てておけなくなる)、それとアダ夫人の夫の浮気、この3つの話題が挿入されています。
 これまでに何回か観てますが、今回も最後まで観てしまいました。そういう映画です。

オリジナルタイトル:Compagna di Viaggio
監督:ピーター・デルモンテ|イタリア|1996年|104分|
原案:ピーター・デルモンテ、マリオ・フルツナート|脚本:ピーター・デルモンテ、グローリア・マラテスタ、クラウディア・スバリジャ|撮影:ジュゼッペ・ランチ|
出演:コラ(アーシア・アルジェント)|コジモ老人(ミシェル・ピッコリ)|アダ夫人(シルヴィア・コーエン)|ほか

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下2
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ポピュラー音楽!!  クラシック音楽



映画「浮草物語」 (1934) サイレント映画   監督:小津安二郎

上
信吉、おとき

1-0_201807281140526fe.jpg 各地を巡業する、旅の一座の座長・喜八と、20年前、興行先のこの町で生まれた喜八との愛を今も守り続ける おつね、そしてふたりの一粒種の信吉。
 だから、4年ぶりのこの夏、一座の面々と、この町の駅に降り立った喜八の心は、2人に会える喜びに満ちていた。
 
 芝居小屋(兼宿舎)に落ち着いた一行をあとにして、喜八(坂本武)は早速おつね(飯田蝶子)の家へ出かけようとする。 
 「よそ行きの着物を出してくれ」と喜八に言われた、一座の役者で喜八の今の女房のおたか(八雲理恵子)は、少し首をかしげるが、「土地の御ひいきさん方へ一寸ご挨拶に行ってくるんだ」

 さて、おつねは喜八を、4年の歳月が無かったかのように温かく迎える。学校から帰って来た信吉(三井秀男)はもう青年に成長していた。 (喜八はおつねを「かあやん」と親しみをこめて呼び、信吉には喜八を「おじさん」と呼ばせている。そう、父親は死んだことになっているのだ。だが喜八は仕送りを欠かさなかった。)

2-0_20180728114637d49.jpg ところで、興行のほうは順調ではなかった。
 長雨で公演が中止になるさ中、ことは一座のベテランがふと漏らした一言を、おたかが聞いてしまったことに始まる。
 それはこうだった。
 ある若い役者が言った「雨に降り籠められて俺たちは金も無く、ここでごろごろしているのに、座長は毎日飲みに出ている」
 これを受けてベテラン役者がつい口をすべらせた「そりゃ、この地に来たら仕方がねえよ」
 「お前さん、いま妙なこと言ったね。何かわけがありそうじゃないか」と、おたかが突っ込んだ。
 おたかは、おつねのことを知らなかったのだ。 

 話はここから急変する。
 おたかは嫉妬から、おつねの家へ押し掛けた。二階から降りてきた喜八は おたかと対面し、おたかを打って追い出し、二度とこの家の敷居をまたぐんじゃねぇ、お前とは金輪際、縁切りだと言い放つ。
 恨んだ おたかは、ことの次第をまったく知らない一座の役者、可愛い おとき(坪内美子)を説き伏せ、おときの色気で喜八の実子・信吉を口説くよう、金を握らせ言い聞かせた。
 
 だが、結果は思わぬことに。
 おときと信吉は、相思相愛になってしまう。
 これに気付いた喜八は、おとき、おたかを呼びつけ打った。おたかは言う、これでお互い様さ。

 喜八に不幸が続く。降り続く長雨は喜八一座を打ちのめし、一座は解散となった。舞台衣装をすべて売ったが、その金額は役者たちのそれぞれの旅費にしかならなかった。
 喜八はおつねの家へ行く。おつねはこの家で家族三人過ごそうと言う。口にこそ出さないが喜八もそういう思いでここへ来たのだ。
 そこへ、信吉と おときがどこかから一緒に帰って来た。
 これを見て喜八はおときを打つ。何様と思ってるんだと。
 だが、おときを殴る喜八の手を信吉が止めた。お前はおっかさんの心配がわからないのかと、喜八はこんどは信吉を打った。もみ合う2人の間に入った おつねが、ついに言った。この人がお前の本当の父さんだよ。
 そして信吉が言った。父親なら、20年も妻子をほったらかしにして置くわけがない、と。

 この一言が喜八の心を決めた。また、旅に出るよ。
 そして家を出る間際に、喜八は おつねに言った。骨折りついでに、この おときの面倒もみてくれ。うなずく、おつね。

3-1_20180728115123d56.jpg 夜、駅舎に着いた喜八は、ひとりポツンといる、どこ行くあてもない おたかに出会う。
 そおして、ふたりは無言のまま、夜汽車に乗ったのでした。
 
             
 
 喜八一座が4年ぶりに来た町、おつねが喜八を待つ町は、中山道は奈良井の宿です。
 一座を駅で迎え待つ芝居小屋の男に、駅員は言います。「また何かかかるのかい」「芝居だよ 市川喜八一座だよ」
 芝居だよ、と言ったのはたぶん、芝居小屋に映画もかかる1930年代の時代になったからでしょうか。
 床屋のシーンがあります。店の女将は「喜八は若い時、いい男だったよ」これを聴く床屋の主人は、いまだにやきもちを妬くのです。20年前の当時のそんな中で、おつねは喜八をものにしたのでしょう。
 人種が違うと、喜八は旅芸人の おたかや おときに言います。これから偉い人になる信吉と比べてのことです。
 喜八は おつねと暮らしたいのですが、人種が違う自分が父として信吉と一緒にいては信吉がダメになってしまうと思っています。
 ですが、信吉は おときと一緒になるという。これを許したのは、幼いころから おときを見てきた喜八が、おときの人柄を認めたからでしょう。そして自分はこの町を去ります。
4-1_20180728115250761.jpg 「かまわないから もっと大きいのをすえておやりよ」と、喜八に灸をすえてやっている おときに おたかが言います。奈良井の芝居小屋についてすぐのことでした。このシーンは、あとの展開を暗示させています。
 同じく暗示させるシーンに、長雨で公演が中止になる中で、「こりゃ、高崎の二の舞だ」という一座の役者が言うセリフがありました。ここでは観客は何のことだかわかりませんが、あとで分かります。
 おたかと縁を切ると言った喜八に、おたかが恩を忘れたのかと言い返すシーンで、分かるのですが、高崎で雨で興行ができなくて金に窮した一座のために、おたかが高崎の地場の旦那衆に頭を下げて、金の工面をしたようです。
 これらのように、本作はサイレント(無声)映画でありながら、内容はとても豊かで緻密に出来上がっているようです。また時に喜劇的な味も添えています。

下0
監督:小津安二郎|1934年|118分|
原作:ジェームス・槇(小津のペンネーム)|脚本:池田忠雄|撮影:茂原英朗|
出演:喜八(坂本武)|おつね(飯田蝶子)|信吉(三井秀男)|おたか(八雲理恵子)|おとき(坪内美子)|とっさん(谷麗光)|その子富坊(突貫小僧)|吉ちゃん(西村青児)|マア公(山田長正)|下廻り(油井宗信)|古道具屋(懸秀介)|床屋のかみさん(青山万里子)|ほか

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ポピュラー音楽!!  クラシック音楽

2年前・4年前・6年前の7月、一夜一話。(2016年7月・2014年7月・2012年7月の掲載記事です)

  • Posted by: やまなか
  • 2018-07-31 Tue 06:00:00
  • 映画
2年前の7月に掲載した映画です。
  映画の画像をクリックしてお読みください。
  2年前の7月の掲載記事全文をご覧になりたい方は、こちらからどうぞ。  <2016年7月 Archive

写真
「ピース オブ ケイク」
監督:田口トモロヲ
多部未華子、綾野剛
写真
「愛と希望の街」
監督:大島渚
藤川弘志、富永ユキ
写真
「特急にっぽん」
監督:川島雄三
フランキー堺、団令子
写真
「スライ・ストーン」
音楽ドキュメンタリー映画
オランダ
写真
「100歳の華麗なる冒険」
監督:F・ハーングレン
スウェーデン
写真
「鯨とり ナドヤカンダ」
監督:ペ・チャンホ
韓国
写真
「ボーダー・レディオ」
監督:A・アンダースほか
アメリカ
写真
「自由はパラダイス」
監督:セルゲイ・ボドロフ
ソ連
写真
「マラヴィータ」
監督:リュック・ベッソン
アメリカ R・デ・ニーロ
写真
<ア行> の洋画
これまでに記事にした洋画から。

4年前の7月に掲載した映画です。
  映画の画像をクリックしてお読みください。
  4年前の7月の掲載記事全文をご覧になりたい方は、こちらからどうぞ。 (2014年7月 Archive

写真
「渋滞」
監督:黒土三男
萩原健一、黒木瞳
写真
「濡れた赫い糸」
監督:望月六郎
北村一輝、高岡早紀
写真
「みれん」
監督:千葉泰樹
池内淳子、仲谷昇
写真
「NINIFUNI」(ににふに)
監督:真利子哲也
ももいろクローバー
写真
「雁の寺」(がんのてら)
監督:川島雄三
若尾文子
写真
「サーカス」
監督:G・アラヴィンダン
インド
写真
「リダクテッド 真実の価値」
監督:ブライアン・デ・パルマ
アメリカ
写真
「ポケットの中の握り拳」
監督:マルコ・ベロッキオ
イタリア
写真
「グランド・ブダペスト・ホテル」
監督:ウェス・アンダーソン
イギリス
写真
京都・非観光ぶらり街歩き
寺町通、本能寺とか
そして土塁(御土居)
写真
最近読んだ本3冊

6年前の7月に掲載した映画です。
  映画の画像をクリックしてお読みください。
  6年前の7月の掲載記事全文をご覧になりたい方は、こちらからどうぞ。 (2012年7月 Archive

写真
「サマータイムマシン・
        ブルース」

監督:本広克行 上野樹里
写真
「ハラがコレなんで」
監督:石井裕也
仲里依紗
写真
「ドキュメント灰野敬二」
監督:白尾一博
音楽ドキュメンタリー
写真
「屋根の上の赤い女」
監督:岡太地
山中崇、神農幸
写真
「水の花」
監督:木下雄介
寺島咲
写真
「もう頬づえはつかない」
監督:東陽一
桃井かおり
写真
京都 先斗町の一夜
お盆で帰っての、夏。
写真
「シチリア!シチリア!」
監督:G・トルナトーレ
イタリア
写真
「みんなのしらない
        センダック」

アメリカ
写真
「ブラザー・フロム・
    アナザー・プラネット」

アメリカ
写真
「パンチドランク・ラブ」
監督:P・T・アンダーソン
アメリカ
写真
「ラスト・ホリデイ」
監督:A・カラクーロフ
カザフスタン
写真
「イグジット・スルー・ザ・
      ギフトショップ」

監督:バンクシー  アメリカ
写真
「少女の髪どめ」
監督:マジッド・マジディ
イラン
写真
「越境者」
監督:ピエトロ・ジェルミ
イタリア


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プロフィール

やまなか

Author:やまなか
 日ごろのアクセス、本当にありがとうございます。気づけば、ブログを始めてはや9年目に入りました。一夜一話に掲載したい映画、まだまだあります。気の向くまま、その時の気分でやってます。遊び半分じゃなく、「全部遊び」です。

<一話一夜の方針かな>
 1)古今東西の映画を分け隔てなく並べて、気に入った映画を選びます。
     
 2)以前に観た映画でも、もう一度あらためて観てます。むかし感じた印象と大きく異なることも多いからです。

 3)「素」な気持ちで、「映画作品そのもの」に向き合うことが、私の遊びです。
 作品自体が語りかけてくること以外の額縁情報、つまり宣伝文句、その受け売り文章、受賞実績、監督発言、出演俳優がどうしたとか、そして映画評論本やらは、はなから無視して、自分の眼で観るようにしています。

 4)観て気に入らない映画、つまんない映画は、基本掲載しません。
 だから、観たけど掲載しない映画は多いです。巨匠の名作と言われる映画も、気に入らなければ掲載しません。また、名物にうまいモノなし、ということも実感します。

 ただし、まだ観てない映画は、たくさんあります。こんな一夜一話ですが、今後も、見に来てください。   
 美術や音楽、書籍や温泉の記事も増やしたいと思っています。よろしく。  

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