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映画「ミスター・ミセス・ミス・ロンリー」  監督:神代辰巳  主演:原田美枝子、宇崎竜童、原田芳雄

上

  何はともあれ、原田美枝子22歳、主演。 さらに自ら、原案、脚本、製作にも挑戦した映画。
  彼女を中心に宇崎竜童34歳、原田芳雄40歳が主演だが、まずはこの3人を取り巻く脇役陣営から話を始めよう。

組1-0  高級ナイトクラブのオーナーで同性愛者の花森(名古屋章)は、半崎(宇崎竜童)を手塩に掛けてパートナーに育てあげ、今は店のマスターをさせている。
  裏金融界の仕事人である下村(天本英世)は、出版社社員でかつ偽札の仲介営業をする三崎(原田芳雄)から、ある相談を持ちかけられて、さっきから何やら密談をしている。
  ある企業の倒産・横領事件の渦中にある15億円を何とか奪い、綺麗に資金洗浄する策を話し合っている。しかし、ことは簡単ではなかった。

組2-0  三崎(原田)は、それぞれに偶然に知り合った、謎の女・千里(原田美枝子)と、半崎(宇崎)の2人と手を組み、ことを進めようと考えた。
  半崎(宇崎)は、店の馴染み客で成金の宗形(三國連太郎)を利用しようと動きだし、千里は身を偽って宗形の愛人に成りすますことができた。
  一方、当の半崎も三崎も知らぬところで、花森(名古屋章)と下村(天本英世)が動いていた。
  しかし、なんと、その一群の中に千里の姿があるではないか!

  原田美枝子が書いた原案・脚本や台本を尊重しながらも、神代辰巳監督はじめ、宇崎に原田など、彼女を囲んだ周りのプロ達が、大いに遊んだ風が感じられて、実に楽しげな映画である。
  それはまるで、登場する女優男優たちの、1980年当時そのままの活気を封じ込めたショーケースを、のぞき見る思いがする。これが、この映画の売りである。
  




下監督:神代辰巳|1980年|138分|
原案:原田美枝子|脚本:原田美枝子、神代辰巳|撮影:押切隆世|
出演:原田美枝子(島崎千里)|宇崎竜童(半崎市雄)|原田芳雄(三崎栄介)|名古屋章(花森咲夫)|天本英世(下村竜一郎)この方、新宿の街でよく見かけました。普段の様子も、映画のあの姿そのまんまでした。|三國連太郎(宗形八郎)|草野大悟(花森の手下・峰山隆)|





組3-0


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 日ごろのアクセス、本当にありがとうございます。気づけば、ブログを始めて8年目に入りました。一夜一話に掲載したい映画、まだまだあります。気の向くまま、その時の気分でやってます。遊び半分じゃなく、「全部遊び」です。

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