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映画 「病院へ行こう」  監督:滝田洋二郎  出演:薬師丸ひろ子、真田広之

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  病院を舞台にした喜劇映画。
  期待される医師像、ちゃんとしてなきゃいけない患者像といった一般的概念を、面白おかしく壊しながら、特に入院経験者なら、にやりとするエピソードがふんだんに盛り込まれている。ただし語り口は、医師や医療機関が抱える諸問題には踏み込んで行かない。

組1-0  揉み合って、階段から転落した男ふたりが、骨折で救急入院してきた。
  そのひとりは、会社員の新谷(真田広之)。 若い女と浮気の後、帰宅したら、妻(斉藤慶子)が見知らぬ男と下着姿で野球拳に熱中していた。その男とは、如月という花火職人(大地康雄)だった。そこで新谷と如月は取っ組み合い、ふたりして階段から転がり落ちて重症の骨折、救急車で大学病院へ運ばれた次第。

組2-0  緊急手術後、ふたりは同じ病室に入れられる。 ベッドはなんと隣り合わせ。担当医も同じで、研修医の吉川みどり先生(薬師丸ひろ子)。この先生、注射も満足にできない。病室は6人部屋で、ひと癖もふた癖もある患者がいる。
  こんな状況だから、日々、おかしな事が起こるわけ。おまけに新谷の妻が見舞い代わりに離婚届を置いて行った。

  さて、骨折については、ふたりとも順調に快復し始めた。だが、新谷に異変が起こる。吐血した。ストレス性の軽い胃潰瘍だ。案外気弱な新谷は、院内の書店でがんの本を買い、読み始めた。
  一方、如月のレントゲン写真に影があるのを院長が発見。結核か、あるいは肺がんの可能性もあるとの診断を聞かされた吉川みどり先生は、その日からかわいそうで如月と目を合わせられなくなる。これを如月は誤解した。先生は俺に気がある・・・。

組3-0  自分の浮気は棚に上げ、新谷は間男・如月になんとか仕返ししたい。みどり先生に片思いの如月をギャフンと言わせるには、先生に言い寄るのが一番と考えた色男新谷は、みどり先生に接近する。だが、これを先生は真に受けた。
  そうとは知らぬ如月は、みどり先生のことで折り入って相談があると、新谷を病院から連れ出しふたりは車椅子で街に出たが・・・。

  さてさて、新谷、先生、如月の三角関係はいかに! 
  ラストには、新谷と如月に男の友情のようなものが生まれ始めることに。さらには、新谷夫婦は・・・。
  今でも楽しめる映画です。





下監督:滝田洋二郎|1990年|118分|
脚本:一色伸幸|撮影:浜田毅|
出演:真田広之(会社員・新谷公平)|薬師丸ひろ子(研修医・吉川みどり)|大地康雄(花火師・如月十津夫)|斉藤慶子(新谷公平の妻)|尾美としのり(吉川みどりの大学の先輩・笹蔵)|螢雪次朗、ベンガル、荒井注、嶋田久作(同じ病室の患者)|レオナルド熊(花火師の親方)|大杉漣 (入院中の少女の父親)|豊川悦司(研修医)|

組4-00








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 日ごろのアクセス、本当にありがとうございます。気づけば、ブログを始めて8年目に入りました。一夜一話に掲載したい映画、まだまだあります。気の向くまま、その時の気分でやってます。遊び半分じゃなく、「全部遊び」です。

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