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映画「神様のカルテ 2」 監督:深川栄洋

上
 つまんねぇー。
 ただし、出演俳優に寄り添って観る向きには、いいのかもしれません。
 前作の「神様のカルテ」は、いい映画だったと思います。記事はこちらから

 映画にまとまり感がありません。進藤、貫田、栗原の三組の夫婦の話を語りたかったのだろうが、それぞれを語っただけで、そうですよねで終わってしまう。三話を三章に分けて、並行して語った風で、通底して言いたいことが希薄。
 前作に引き続き、主人公の内科医・栗原(櫻井翔)は、地方の総合病院である本庄病院に勤務している。 相変らず多忙な毎日。ただし、本作では栗原医師はどちらかというと脇役だ。藤原竜也と柄本明が前面に出ている。
 ある日、この病院に、大学時代に同期だった進藤医師(藤原竜也)が勤務し始めた。この進藤と、東京の大病院で勤務するその妻で医師の千夏(吹石一恵)との話、これが頂けない。いかにも取って付けたような展開で、かつ、もう、先に話が読めてしまう。
 栗原の先輩医師・貫田医師(柄本明)の容体が悪化する事と、栗原夫妻(妻は宮崎あおい)が住む御嶽荘というアパートの、新入りの住人(濱田岳)が星が好きだという事、この2つの事で、ああ屋上シーンがあるなと、これも先に分かってしまう。
 また、「病院はビジネス!」と、ことあるごとに叫ぶ事務長の演技が観るに堪えない。ああいう風に指示されての演技だと思うが、TVドラマ「ドクターX 外科医・大門未知子」のよう。

 「映画はビジネス!」なんでしょう。映画が、もっともっと分かりやすいTVドラマの方へ近寄って行く。いや、映画館でTVドラマが見れる、それがヒットさせるがための定石なのか。面白いんなら、いいんですがね。 
 映画のスタッフリストをみると、製作1名のほかに、共同製作5人、エグゼクティブプロデューサー2人、企画・プロデュース2人、プロデューサー1人、プロダクション統括1人と、こんなに大勢の人がマネジメントしてるのに、困ったもんだ、映画はつまんねぇー。

監督:深川栄洋|2014年|116分|
原作:夏川草介|脚本:後藤法子|撮影:山田康介|
出演:櫻井翔(栗原一止)|宮崎あおい(栗原榛名)|藤原竜也(進藤辰也)|要潤(砂山次郎)|吉瀬美智子(外村静枝)|朝倉あき(水無陽子)|原田泰造(男爵)|濱田岳(屋久杉)|吹石一恵(進藤千夏)|西岡徳馬(高山秀一郎)|池脇千鶴(水無直美)|市毛良枝(貫田千代)|柄本明(貫田誠太郎)|

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 日ごろのアクセス、本当にありがとうございます。気づけば、ブログを始めて8年目に入りました。一夜一話に掲載したい映画、まだまだあります。気の向くまま、その時の気分でやってます。遊び半分じゃなく、「全部遊び」です。

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 1)古今東西の映画を分け隔てなく並べて、気に入った映画を選びます。
     
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 3)「素」な気持ちで、「映画作品そのもの」に向き合うことが、私の遊びです。
 作品自体が語りかけてくること以外の額縁情報、つまり宣伝文句、その受け売り文章、受賞実績、監督発言、出演俳優がどうしたとか、そして映画評論本やらは、はなから無視して、自分の眼で観るようにしています。

 4)観て気に入らない映画、つまんない映画は、基本掲載しません。
 だから、観たけど掲載しない映画は多いです。巨匠の名作と言われる映画も、気に入らなければ掲載しません。また、名物にうまいモノなし、ということも実感します。

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