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映画 アニキ・ボボ

ポルトガル映画祭 東京国立近代美術館フィルムセンター
                  マノエル・ド・オリヴェイラとポルトガル映画の巨匠たち

アニキ・ボボ   |原題:Aniki Bóbó
監督:マノエル・ド・オリヴェイラ|1942|ポルトガル

ショーウィンドウ大人から見て「子供はこのようなもの」というイメージを、子役に強いた演出に、勘弁して!的な映画でした。
でもですね例えば、行きかう船 目立つゴミが浮かぶポルトの海?河口?に飛び込み遊ぶ子たちの無邪気なシーンは、ポルトの街の子達をリアルに表現する、いいシーンでしたね。こんなシーンをいくつか挟んでいけば、良いエーガになったのではないかとシロートは思います。(そう言えば小津の映画で尾道の海に遊ぶ子たちのシーンもそうでした) 映画のマジックのひとつは、さりげないシーンにつられて観客がフーっと映画の中に入っていけることだと思う。

しッかし、この映画、どこが良いんだろう?と、シロートなわたしは率直に思います。
好き嫌いは、人それぞれなんだから、あんたは嫌いやった、ということ?あるいはわからん人、ということ?ですね。はい。
映画紹介文にマンマと乗せられた一人だが、映画を観た後、改めて読み返したが、どうなのこれ。以下、紹介文。

オリヴェイラの長篇デビュー作。陽光降り注ぐポルトの街を舞台に、躍動するアナーキーな少年少女たちを縦横無尽に活写してネオレアリズモの先駆的作品と見なされる。「アニキ・ボボ」とは警官・泥棒という遊びの名前。幼い恋の冒険を「罪悪」と「友愛」の寓意へ変貌させる演出のスケール感はすでにして巨大。

ネオレアリズモとは何だろうか?
第二次大戦後のイタリア映画における現実描写法と、その作品群に対する呼称。現実社会を客観的態度でドキュメンタリー風に描く。ロッセリーニ「無防備都市」、デ=シーカ「自転車泥棒」など。新現実主義。だそうです。

巨大とは何だろうか・・・・・

親父 これ、オリジナルの映画ポスターらしい。
メインの顔は服の生地屋のあるじです。
映画の後半からは、このあるじが話の軸となって主役の子供を助ける展開になります。
待てよ、映画の主役は子供でなくて、この店の親父だったりして。
善き大人であれ、という映画か?





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 日ごろのアクセス、本当にありがとうございます。気づけば、ブログを始めて8年目に入りました。一夜一話に掲載したい映画、まだまだあります。気の向くまま、その時の気分でやってます。遊び半分じゃなく、「全部遊び」です。

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 1)古今東西の映画を分け隔てなく並べて、気に入った映画を選びます。
     
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 3)「素」な気持ちで、「映画作品そのもの」に向き合うことが、私の遊びです。
 作品自体が語りかけてくること以外の額縁情報、つまり宣伝文句、その受け売り文章、受賞実績、監督発言、出演俳優がどうしたとか、そして映画評論本やらは、はなから無視して、自分の眼で観るようにしています。

 4)観て気に入らない映画、つまんない映画は、基本掲載しません。
 だから、観たけど掲載しない映画は多いです。巨匠の名作と言われる映画も、気に入らなければ掲載しません。また、名物にうまいモノなし、ということも実感します。

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