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京都へ行ってきた。 湯上り気分で街歩き。

  • Posted by: やまなか
  • 2017-06-08 Thu 06:00:00
  • 一話
湯80

 親戚の集まりで京都へ行ってきた。
 そのついでに、ちょっと京都観光。



錦湯 京都の銭湯
地図2

 錦市場(錦小路通)と堺町通が交わる辺りに、錦湯という銭湯がある。

 その場所は、錦市場(地図中の黄色部分)のすぐそばだけど、堺町通の町家街並みに溶け込んで、ひっそりとある銭湯。
(地図はクリックすると拡大します)

 前から気になっていた銭湯で、その外観が「入れ」と誘っているので今回入ってみた。

 午後4時きっかり、のれんを潜ると、中は古い。
 昭和2年創業らしいが、そのままではなかろうか。
 板張りの床の脱衣場ではジャズが静かに流れている。(一方、大型液晶TVからはニュースが流れてる)
 脱衣箱(キャビネット)の上には、常連客の名が大きく書かれた脱衣かごが並んでいる。

 さっそく、浴室へ入ろうとすると、年配の先客がもう上がって来た。昔からの常連さん。
 浴室の壁はタイル張り、ペンキ絵はない。でも、私はまったく気にしない。

2_2017060521150958f.jpg 浴槽は、深風呂、浅風呂、電気風呂、泡の薬風呂に水風呂が奥の壁際に沿って一列に並ぶ。
 電気風呂がいい。ちりちりと微細にモワッと感じる電気じゃなく、グギグギと粗い強弱があって、電気の周波数の波が大きい。効く!

 身体を洗おうと風呂椅子に座ったら、腰がぐんと沈んだ。
 通常の椅子より、ずっと低いのだ。カラン(湯水の蛇口)も低い位置にある。
 ここの客は小柄な人が多かったんだろう。

 浴室内の広告(プラ板看板)のなかに、私の好きなうどん屋の冨美家がある。店は錦湯と同じ堺町通沿い。
 目に付いたのは大書堂の広告。古書店の広告か、「江戸~現代」と書いてある。銭湯と言う極・日常の中に江戸がある。
 あとで調べたら、和本・巻物・浮世絵・近代現代版画の専門店。

 気持ち良い湯上り気分で、のれんを潜ると、錦湯の玄関先に長刀鉾(なぎなたほこ)のちまきを見つけた。
 ああ、ここは祇園祭の長刀鉾のエリアなんだと気付いた。
 
 錦湯:京都市中京区 堺町通 錦小路下ル 八百屋町535
 冨美家 錦店:京都市中京区 堺町通 蛸薬師下ル 菊屋町519

上の地図内の赤枠ゾーンの拡大図が、こちら。
通りのどん突き地図

 せっかくの湯上りなのに、錦市場は大混雑。
 各国からの観光客に加えて、各地からの修学旅行の中学生。
 市場内のあちこちで立ち食い。ここは、もう、屋台通りだ。

 そんなわけで、タオルを首にかけた私は、混雑を避けて、錦小路通の一本北の蛸薬師通を選んだ。

 まる たけ えびす に おし おいけ
 あね さん ろっかく たこ にしき
 小路通、条通、六角通、薬師通、小路通

05-.jpg
 さて、京都の道は碁盤目だというが、繁華街のど真ん中に、通りのどん突き(突き当たり)がある。
 つまり、碁盤の端。昔の亰の、東の端。これが新京極通。
 錦市場(錦小路通)を東に進めば、錦天満宮で、どん突き。(地図中の6)
 蛸薬師通も、同じく、蛸薬師堂でどん突き。(地図中の5)
 六角通も、同じく、誓願寺でどん突き。(地図中の3)

 錦市場や新京極通や寺町通だけを歩いていては、こういうことは分からない。
 誓願寺から北、本能寺までは、以前に記事にしました。こちらから、お読みください。

 その誓願寺前で、京都市上下水道局職員が「めっちゃ大好き、京都の水道水」という謎のウチワとチラシを配っていた。
 チラシでは「ふるさと納税で琵琶湖疏水 通船復活」と宣伝している。
 京都は水の豊かな街だが、水道水は琵琶湖疏水から、つまり琵琶湖の水に頼ってきた。
 そんなことで、私は翌日、琵琶湖へ向かった。(続きは、こちらから

6_20170607111409437.png 琵琶湖疏水の舟運の、本格的復活を目指す京都市は、ふるさと納税を活用し、新しい船舶の建造や事業運営を支援してもらうことを目的とした寄付金制度を開始。
 琵琶湖疏水の沿線、つまり大津・京都間(山科・岡崎地域)の更なる活性化事業。










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 3)「素」な気持ちで、「映画作品そのもの」に向き合うことが、私の遊びです。
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 だから、観たけど掲載しない映画は多いです。巨匠の名作と言われる映画も、気に入らなければ掲載しません。また、名物にうまいモノなし、ということも実感します。

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