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映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」(2016年) 主演:神木隆之介、長瀬智也  監督:宮藤官九郎

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 奇想天外、波乱万丈なドタバタ喜劇でありながらも悲劇、かつ純情恋愛物語。
 そして、ロックバンドのお話でもあり、さらには輪廻転生、これがストーリーの要となります。
 125分、一気にみせます。

1-0_20180118102841587.jpg 高校生の大助(神木隆之介)の乗る修学旅行の観光バスが突然、断崖絶壁から真っ逆さまに転落。
 気が付きゃ、大助は地獄にいた。どうして、俺が地獄なんだ。それより、俺、死んだの?
 なぜに地獄なのか、それはあまりにも不条理、ほんに些細な罪とは言えぬ罪だった。
 バスに乗っていたほかのクラスメイトは、ここにいない。皆は天国なのか・・。俺だけかよ!

 そんな大助の前に、鬼のキラーK(長瀬智也)が現れる。
 キラーKは地獄のロックバンドのリーダーでギター&ボーカルであった。
 (バンドメンバーは、ドラムのCOZY(桐谷健太)、ベースの邪子(清野菜名))

 お話は、このキラーKと大助を軸に、地獄絵図の世界と生前の世界とを交互に描いていく。
 二つの世界を結ぶのは、大助の輪廻転生。大助はさまざまな動物となって何度も現世に現れる。そして現世で見たことを地獄以外には行けない鬼のキラーKに話す。
 (現世に比べて地獄の時間の歩みは遅く、地獄のちょっとした時間が現世では1年2年であったりする。結果、現世の未来へのタイムマシンの様相を呈する)

2-0_20180118103018cc6.jpg この舞台仕掛けの中、大助はあこがれの同級生ひろ美(森川葵)のその後を知り、またキラーKの彼女なおみ(尾野真千子)のその後も知ることとなる。それぞれの恋愛に共通するは純情恋愛物語。

 さて地獄では、ド派手なロックバンドの決戦が繰り広げられる。
 なぜか地獄にいる、大助の同級生・じゅんこ(皆川猿時)率いる地獄のガールズバンドは強敵であった。

 しかし、そんなことより、大助あこがれのひろ美ちゃん、キラーKのなおみちゃんのことが気にかかかるわけでありますが、映画はそれをちゃんと語ります。
 さらには、ついに大助は天国に行けたのですが・・・。(この天国の様子が可笑しいです。仏(荒川良々)、神(瑛蓮))

 兎に角、ひっちゃかめっちゃかなストーリーなのですが、宮沢りえ(20年後のひろ美)、烏丸せつこ(牛頭)、田口トモロヲ(馬頭)、みうらじゅんも出演しています。
 また、憂歌団の木村充輝(小鬼)や、ギタリストのChar(鬼)や、シシド・カフカ(地獄のガールズバンド・ドラマー)らも出ています。

 サウンドについて言えば、ハードロックな演奏が大半だが、キラーKがバンドを従えて大助に対して歌うファンキーな曲がいいし、大助の同級生で転落事故の生存者であったが40歳代になって不倫で地獄へ落ちた松浦(古舘寛治)が一人でキーボードを弾くシーンでのファンキーな演奏がいい。

監督・脚本:宮藤官九郎|2016年|125分|
撮影:相馬大輔|
下出演:関大助(神木隆之介)|キラーK、生前は近藤善和(長瀬智也)|近藤善和の彼女・なおみ、あだ名は死神(尾野真千子)|大助が想いを寄せる同級生・手塚ひろ美(森川葵)|COZY(桐谷健太)|邪子(清野菜名)|大助の同級生・じゅんこ(皆川猿時)|大助の同級生で生存者であったが不倫で地獄へ落ちた松浦(古舘寛治)キラーKからウェストバックと呼ばれる|閻魔大王のえんま校長(古田新太)|20年後のひろ美(宮沢りえ)|地獄のガールズバンド・ドラマー(シシド・カフカ)|地獄のガールズバンド・ベーシスト(清)|大助の母親(坂井真紀)|仏(荒川良々)|神(瑛蓮)|MOJA・MJ(みうらじゅん)|鬼ギタリスト(Char)|ジゴロック挑戦者(野村義男)|ジゴロック挑戦者(ゴンゾー)|地獄の軽音楽部(福田哲丸)|地獄の軽音楽部(一ノ瀬雄太)|地獄の軽音楽部(藤原一真)|地獄の軽音楽部(柳田将司)|歌うたいの小鬼(木村充輝)|鬼警備員(関本大介)|緑鬼(ジャスティス岩倉)|牛頭(烏丸せつこ)|馬頭(田口トモロヲ)|鬼野(片桐仁)|

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やまなか

Author:やまなか
 日ごろのアクセス、本当にありがとうございます。気づけば、ブログを始めてはや9年目に入りました。一夜一話に掲載したい映画、まだまだあります。気の向くまま、その時の気分でやってます。遊び半分じゃなく、「全部遊び」です。

<一話一夜の方針かな>
 1)古今東西の映画を分け隔てなく並べて、気に入った映画を選びます。
     
 2)以前に観た映画でも、もう一度あらためて観てます。むかし感じた印象と大きく異なることも多いからです。

 3)「素」な気持ちで、「映画作品そのもの」に向き合うことが、私の遊びです。
 作品自体が語りかけてくること以外の額縁情報、つまり宣伝文句、その受け売り文章、受賞実績、監督発言、出演俳優がどうしたとか、そして映画評論本やらは、はなから無視して、自分の眼で観るようにしています。

 4)観て気に入らない映画、つまんない映画は、基本掲載しません。
 だから、観たけど掲載しない映画は多いです。巨匠の名作と言われる映画も、気に入らなければ掲載しません。また、名物にうまいモノなし、ということも実感します。

 ただし、まだ観てない映画は、たくさんあります。こんな一夜一話ですが、今後も、見に来てください。   
 美術や音楽、書籍や温泉の記事も増やしたいと思っています。よろしく。  

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