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一夜一話の “今日はソウルだよ” アレサ・フランクリン

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 今日はなんだか、70年代に入っての、スイートなアレサ・フランクリンが聴きたい気分。
 選んだのは「Let Me in Your Life」(輝く愛の世界)だよ。(1974年)
 もちろん、60年代のアレサも良いが、それはまたの日に。

 スイートとは言ったが、A面1曲目のイントロはなかなか躍動的。ミディアムテンポの16ビート、渾身の1曲だ。アレサがシャウトする。
 2曲目はアップテンポのダンサブルな曲。ブラスセクションもバックコーラスも頑張ってます。ノッテください。
 そして3曲目にスローなバラードが用意される。スイートなアレサ・フランクリンをじっくり聞いてほしい。
 4曲目はテンポを少しあげて、リズムは軽やか。ボビー・ウーマックの曲。
 5曲目はスティービー・ワンダーの曲。これも軽やか。いつまでも耳に残るいい曲だ。
 A面6曲目、このアルバム中、一番のスイート、とてもいい曲。古い歌で、多くの歌い手が取り上げている。

 さてB面に移る。B面はA面に比べて、かつてのアレサのアルバム寄りな内容。
 アレサのピアノが大きくフィーチャーされる曲があり、ソウルというよりもゴスペルっぽいバック演奏がある。
 これはこれでもちろんいいね。ライブでは新旧交えて歌われたんだろうな。
 7曲目はまさにそういう曲で、ゆったりとしたスローな曲。
 8曲目はこのアルバム中、一番のあかん。アレンジが酷くて、アレサが可哀そう。自作の曲なのにね。
 気を取り直す9曲目。ミディアムテンポの、アルバム中で最もゴスペル風なノリ。B-3のオルガンが入る。
 10曲目、のびのびと歌うスイートな歌。いいですな!
 ラスト、11曲目は、あの「ア・ソング・フォー・ユー」、レオン・ラッセルの曲。イントロはアレサのかわいいエレピ・ソロで始まる。
 アルバムB面の最後って、「あと1曲、レコードに入るけど、なんか曲、無い?」って感じってよくある話。
 この「ア・ソング・フォー・ユー」もそうなんだろうけど、なかなか良く仕上がっている。後半、4ビートになるのもシャレている。

 そう、言い忘れてたが、スタジオ・ミュージシャン連中が凄いね。(下記クレジット参照) ダニー・ハサウェイもいる。
 70年代に入って、こういう連中が新しいサウンドを作った。(もちろんアトランティックやプロデューサーがそうしたわけだが)
 つまりアレサ自身はそう変わってはいない。バックの音がスイートになった。
 当時は、このサウンド、新鮮でオシャレだったろうが、今現在になっても、基本、このサウンドはそのまま継承されているね。
 回し者ではないが、アマゾンで視聴できる。https://www.amazon.co.jp/Let-Me-Your-Life-Jewl/dp/B0018DPC7E

「Let Me in Your Life」(輝く愛の世界) 1974年
(A面)
01 "Let Me in Your Life"  (Bill Withers)
02 "Every Natural Thing"  (Eddie Hinton)
03 "Ain't Nothing Like the Real Thing"  (Nickolas Ashford, Valerie Simpson)
04 "I'm in Love"  (Bobby Womack)
05 "Until You Come Back to Me (That's What I'm Gonna Do)"  (Stevie Wonder, Clarence Paul, Morris Broadnax)
06 "The Masquerade is Over"  (Herbert Magidson, Allie Wrubel)
(B面)
07 "With Pen in Hand"  (Bobby Goldsboro)
08 "Oh Baby"  (Aretha Franklin)
09 "Eight Days On the Road"  (Michael Gayle, Jerry Ragovoy)
10 "If You Don't Think"  (Aretha Franklin)
11 "A Song for You"  (Leon Russell)

【 Personnel 】
Aretha Franklin - lead vocals (All tracks), acoustic piano (tracks 2, 5, 7-9), electric piano (tracks 10-11)
Gwen Guthrie - background vocals (tracks 4-5)
Donny Hathaway - acoustic piano (tracks 4, 6), electric piano (tracks 5, 8), additional keyboards (3, 7)
Bob James - organ (track 1), additional keyboards (3)
Chuck Rainey - bass (tracks 2, 5, 7, 9)
Ernie Royal - trumpet (track 10)
Deodato - arranger, electric piano (track 1)
Ralph MacDonald - percussion (tracks 1-4, 6-11)
Kenneth Bichel - synthesizer (track 5)
Margaret Branch - background vocals (tracks 2, 5, 7, 9)
Cissy Houston - background vocals (tracks 3-5)
Ann S. Clark - background vocals (tracks 2, 5, 7, 9)
Stanley Clarke - bass (tracks 1, 3-4, 6)
Judy Clay - background vocals (tracks 3-4)
Cornell Dupree - guitar (tracks 2, 4, 7-11)
Joe Farrell - tenor saxophone (track 2), flute (track 5)
Arif Mardin - producer (All tracks), string arranger (track 2, 4)
Rick Marotta - drums (tracks 1, 3-4, 6)
Hugh McCracken - guitar (track 5)
Pancho Morales - percussion (tracks 2, 7, 9)
Gene Orloff - concertmaster
Bernard "Pretty" Purdie - drums (tracks 2, 5, 7-11)
Sylvia Shemwell - background vocals (track 3)
Myrna Smith - background vocals (track 3)
David Spinozza - guitar (tracks 1, 3-4, 6)
Richard Tee - piano, electric piano, organ, keyboards (track 1,2,5,9-11)
Deirdre Tuck Corley - background vocals (track 4)
Willie Weeks - bass (tracks 8, 10-11)

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やまなか

Author:やまなか
 日ごろのアクセス、本当にありがとうございます。気づけば、ブログを始めてはや9年目に入りました。一夜一話に掲載したい映画、まだまだあります。気の向くまま、その時の気分でやってます。遊び半分じゃなく、「全部遊び」です。

<一話一夜の方針かな>
 1)古今東西の映画を分け隔てなく並べて、気に入った映画を選びます。
     
 2)以前に観た映画でも、もう一度あらためて観てます。むかし感じた印象と大きく異なることも多いからです。

 3)「素」な気持ちで、「映画作品そのもの」に向き合うことが、私の遊びです。
 作品自体が語りかけてくること以外の額縁情報、つまり宣伝文句、その受け売り文章、受賞実績、監督発言、出演俳優がどうしたとか、そして映画評論本やらは、はなから無視して、自分の眼で観るようにしています。

 4)観て気に入らない映画、つまんない映画は、基本掲載しません。
 だから、観たけど掲載しない映画は多いです。巨匠の名作と言われる映画も、気に入らなければ掲載しません。また、名物にうまいモノなし、ということも実感します。

 ただし、まだ観てない映画は、たくさんあります。こんな一夜一話ですが、今後も、見に来てください。   
 美術や音楽、書籍や温泉の記事も増やしたいと思っています。よろしく。  

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