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映画「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」 イタリア映画  監督:ガブリエーレ・マイネッティ

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 イタリア味のスーパーヒーロー、SFクライム・アクション映画。
 なんだか最後まで観てしまった。
 スーパーな肉体を得た主人公エンツォとアレッシアとの男女関係が、アクション映画にしちゃ繊細に描かれている。

0_20181011124325779.jpg 主人公エンツォは少年の頃には既にワルだったが、それなりに楽しかったらしい。
 だが、今じゃ生きる意欲も無い一匹狼、ギャングの下働きで何とか生きている。

 凶暴な男ジンガロは数人の手下を抱えて麻薬を扱うギャング。
 その手下の1人セルジョに連れ添ってエンツォは、ヤクの小袋を飲みこんだ運び屋の黒人の体内から、袋を排出させる現場に居た。
 ところがセルジョは奪われた拳銃で黒人に撃たれ即死、エンツォも肩を撃たれて高いビルから落下。
 しかし、地面にたたき付けられたエンツォは、しばらくののち意識が戻り、何ごとも無かった様子でひとりその場を立ち去った。
 部屋に帰り、肩を貫通した傷を手当てしたが、翌日には傷跡も無かった。
 エンツォは気がついた。あの時、不死と怪力を得たのだと。(あの時とは?は、もちろん観てのお楽しみ)

 その頃、ジンガロは苛立っていた。ヤクを持って帰るはずのセルジョが行方不明。
 手下を連れたジンガロはセルジョの家に押し入り、そこに居た娘のアレッシアを手荒く扱い父親の行方を詰問していた。
 そこへエンツォが飛び込んで手下を投げ飛ばしアレッシアを救う。
 エンツォの部屋の階下がセルジョと娘の部屋で、アレッシアとは“一応”、顔見知り。

 アレッシアは精神障害があって、退院後は「鋼鉄ジーグ」※のアニメの世界に浸ることで、心の安定を得ている女性。(※日本のアニメ)
 彼女はエンツォに問いただす、父親はどこ? 彼女は不安なのです。
 そしてアレッシアは、エンツォを「鋼鉄ジーグ」のヒーローと同一視し始めます。
 ですが、エンツォはいつものように、変な女アレッシアが、うざい。

 さあ、この辺から、エンツォ、アレッシアの微妙な関係がスタートします。
 一方エンツォは、セルジョが隠し持っていた、ジンガロ一味の現金強奪計画のメモをもとに、エンツォひとりで現金輸送車を襲撃してしまいます。

 その単独襲撃をまのあたりにしたジンガロは、エンツォがどこでどうして、あのスーパー能力を得たかに執心しだし、アレッシアを人質にし、ついに事の次第を聞きだします。だが、お前本当か? ジンガロは信用しません。ところが・・(それは観てのお楽しみ)

 話は進んで、超能力を得た目立ちたがり屋のジンガロは、世界中のツイッタ―で騒がれるような巨悪なテロへと単独で突き進みます。
 そして、エンツォの登場です。
 エンツォが正義に目覚めたのは、交通事故で炎上する車から、女の子を救ったことがきっかけでした。周りの多くの人々がエンツォの行為と勇気を称賛しました。エンツォにとってそれは、生きる糧を得た事でありました。

オリジナル・タイトル:LO CHIAMAVANO JEEG ROBOT
監督:ガブリエーレ・マイネッティ|イタリア|2015年|119分|
脚本:ニコラ・グアッリャノーネ|撮影:ミケーレ・ダッタナジオ|
出演:エンツォ(クラウディオ・サンタマリア)|ジンガロ(ルカ・マリネッリ)|アレッシア(イレニア・パストレッリ)|セルジョ(ステファノ・アンブロジ)|ほか

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 日ごろのアクセス、本当にありがとうございます。気づけば、ブログを始めてはや9年目に入りました。一夜一話に掲載したい映画、まだまだあります。気の向くまま、その時の気分でやってます。遊び半分じゃなく、「全部遊び」です。

<一話一夜の方針かな>
 1)古今東西の映画を分け隔てなく並べて、気に入った映画を選びます。
     
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 3)「素」な気持ちで、「映画作品そのもの」に向き合うことが、私の遊びです。
 作品自体が語りかけてくること以外の額縁情報、つまり宣伝文句、その受け売り文章、受賞実績、監督発言、出演俳優がどうしたとか、そして映画評論本やらは、はなから無視して、自分の眼で観るようにしています。

 4)観て気に入らない映画、つまんない映画は、基本掲載しません。
 だから、観たけど掲載しない映画は多いです。巨匠の名作と言われる映画も、気に入らなければ掲載しません。また、名物にうまいモノなし、ということも実感します。

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 美術や音楽、書籍や温泉の記事も増やしたいと思っています。よろしく。  

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