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特集:脚本の腕くらべ 「複数の話で構成された映画の面白さ」 17本!

無題4 さて今回は、脚本の腕くらべ。
 3話4話5話というように、同じ脚本家による複数の話を束ねて関連付けて、1本の作品にした映画って、独特の面白さがあります。
 幾つもの話を、そして、それぞれに登場した人物たちを、1本の映画にどう織り込ん行くかが、見どころです。

★    ★

2_2019030413061308e.jpg「彼女を見ればわかること」  監督・脚本:ロドリゴ・ガルシア|アメリカ

 ロサンゼルスに住む5人の女性についての、5つの話。
 大人の女の愛の話です。淡々とした色合いの物憂げなストーリーが5つの話に通底しています、いい映画です。2-1_20190304130615fbf.jpg
 それぞれの話の主人公とその登場人物は、医師とタロット占い師、銀行支店長とホームレスの女、息子と2人暮らしの女とサーカスの男、タロット占い師とそのパートナー、刑事と全盲の妹。
 話はそれぞれ独立していますが、登場人物にわずかな関係性があって、話に余韻を持たせています。総じて大人の映画だな。


3_2019030413061656e.jpg「きみはいい子」  監督:呉美保|原作:中脇初枝|脚本:高田亮

 ある街が舞台となって群像劇が展開されます。
 3つのストーリーが自然な接点を介して互いに作用しあい、どこにでもある『普通の街が内包する多面性』を、無理なく引き出しています。3-1_20190304130618deb.jpg
 また、3つの話を語ることで、その地域のリアリティが一点ではなく面として感じ取れる。だから、身近な話と感じとれます。
 原作の短編小説3作を一本の映画に仕立てたらしいが、それが功を奏したと言えます。
 一見、暗そうな社会派ドラマにみえますが、至って明るくあっさりした感触。ラストはあたたかく、涙かも‥。


キャプチャ4 天地52  4



【 一夜一話の歩き方 】
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やまなか
Posted byやまなか

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