Home > 邦画評だけ見る 直近50作 > 映画 アナーキー・インじゃぱんすけ 見られてイク女  監督:瀬々敬久

映画 アナーキー・インじゃぱんすけ 見られてイク女  監督:瀬々敬久

トップ 気に入った。
 登場人物たちに好感が持てるんです。・・・なぜ?

 一見、異端な人々?デフォルメされた登場人物像を解きほぐしていくと、そこに現れてくるのは、ごく普通の人々。
 どこにいても おかしくない自信なさげな人々。
 いい年して独身、地元でいつも同じ顔ぶれでツルんでる、疲れてる、仕事は一応持ってるが、なげやりな人生。
 でも元気だぜ! 夢もある。

 1981年、89年、99年と時間軸に沿って3話構成。
 いろいろなことは起きるが、登場人物たちは、ゆるりと歳を重ねていく。
 自信なさげな人々が、自信なさげに、歳をとっていく。
 映画は、その当たり前なことを、さりげなく語る。

 野中に一本道、大きな樹が立っている。
 この映画に何回か登場するシーン。
 時を経るなかで、ともすれば話が散漫になりがちなところに、このシーンがスパイスのように登場する。 
 そのひとつ。ミズキは、畑に立つ女に気が付き、よそ見運転して、この樹に衝突してしまう。
 ミズキが見ていたのは、自分がむかし誘拐した子供(ヨシキ)の実の母親、そして母親の脇に女の子がいた。
 と言う具合に、この樹が話の中央に立っている。
 最後に、この樹は転生を繰り返そうとする・・・悪夢。

**************************************************************
ドッグn 監督:瀬々敬久|1999年|

 出演:佐野和宏(タツトシ=ミズキの夫)|佐々木ユメカ(ミズキ)|佐藤幹雄(ヨシキ=ミズキの子・・実はミズキがむかし誘拐した赤んぼう)|奈賀毬子(マリ)|下元史朗(グミョウジ)|ほか




母子n  疲れたn



                 野のなかn並ぶ女n
        息子車



海外映画評・題名50音順リストは、こちらから
   〃   ・国別ソート・リストは、こちらから

日本映画評・題名50音順リストは、こちらから
   〃   ・監督ソート・リストは、こちらから
関連記事
スポンサーサイト

Comments: 0

Comment Form
Only inform the site author.

Trackback+Pingback: 0

TrackBack URL for this entry
http://odakyuensen.blog.fc2.com/tb.php/216-374f5cda
Listed below are links to weblogs that reference
映画 アナーキー・インじゃぱんすけ 見られてイク女  監督:瀬々敬久 from 一夜一話

Home > 邦画評だけ見る 直近50作 > 映画 アナーキー・インじゃぱんすけ 見られてイク女  監督:瀬々敬久

タグクラウド
プロフィール

やまなか

Author:やまなか
 日ごろのアクセス、本当にありがとうございます。気づけば、ブログを始めて8年目に入りました。一夜一話に掲載したい映画、まだまだあります。気の向くまま、その時の気分でやってます。遊び半分じゃなく、「全部遊び」です。

<一話一夜の方針かな>
 1)古今東西の映画を分け隔てなく並べて、気に入った映画を選びます。
     
 2)以前に観た映画でも、もう一度あらためて観てます。むかし感じた印象と大きく異なることも多いからです。

 3)「素」な気持ちで、「映画作品そのもの」に向き合うことが、私の遊びです。
 作品自体が語りかけてくること以外の額縁情報、つまり宣伝文句、その受け売り文章、受賞実績、監督発言、出演俳優がどうしたとか、そして映画評論本やらは、はなから無視して、自分の眼で観るようにしています。

 4)観て気に入らない映画、つまんない映画は、基本掲載しません。
 だから、観たけど掲載しない映画は多いです。巨匠の名作と言われる映画も、気に入らなければ掲載しません。また、名物にうまいモノなし、ということも実感します。

 ただし、まだ観てない映画は、たくさんあります。こんな一夜一話ですが、今後も、見に来てください。   
 美術や音楽、書籍や温泉の記事も増やしたいと思っています。よろしく。  

RSSリンクの表示
Tree-CATEGORY

Return to page top