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自分を探す映画 (1) 「ドゥーニャとデイジー」  監督:ダナ・ネクスタン

就活自己分析のように、自分の中をあれこれほじくりかえしても、実は何も出てこない。
ほんとうの自分を探すには、外に目を向けて旅に出ろ、何かに出くわす勇気。

ドゥーニャとデイジー 
露店00IFue3Rnv 楽しい映画です。
 舞台は、オランダのアムステルダム、そしてモロッコ。
 アムステルダムの新築マンションに住むドゥーニャとデイジー。
 ドゥーニャはモロッコ出身のイスラム教信者の両親を持つ。祖国の親戚と比べれば現代的な親だが保守的。
 デイジーはオランダ人の両親を持ち、親も本人も自由な精神の持ち主と言うより、だいぶ過激に奔放な家風。父は義父。でもドゥーニャとデイジーは親友同士。

 ドゥーニャに見合いの話が強引にもたらされ、本家親戚たちがいるモロッコへ向けて一家で出発。避けたい逃げたい、そうは行かないと行き詰る危機一髪のドゥーニャ。自分のルーツに対峙し、自分の根っこを知り、同時にそうではない生き方をしたい自分を再発見する。
 時同じく義父から、実父はモロッコにいると知らされたデイジーは、家出同然にドゥーニャの後を追ってモロッコに来たが、実は彼と別れて妊娠している。産む産まない、自分と同じ境遇になる生まれてくる子供。悩むデイジーの頭に浮かんだのは、実の父親探し。直接会って聞いてみたい確かめたいことがある。それが分かれば救われるかもと・・・。
 モロッコの親戚たちから逃げたいドゥーニャは、渡りに船? 結局ふたりして、デイジー父親探しの、デイジー自分探しの、あての無い旅に付き合うことになるモロッコの旅。 

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向き合う指3 監督:ダナ・ネクスタン|2008年|オランダ|102分|
 原題:Dunya en Desie in Marokko
 出演:マリアム・ハッソーニ:ドゥーニャ|エヴァ・ヴァンダー・ウェイデーヴェン:デイジー|ほか







S左till2 im中gres 右ges 
悩めるデイジー ↑                                           行き詰るドゥーニャ ↑                                         d視線視線a_en_desie
街中01 




 
 モロッコの保守的視線、浴びまくりのデイジー(背中↑)ドゥーニャは保守側に
             


busesie.jpg  店内ふたりsie  d2ショットesie


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モロッコの国旗 モロッコ  公用語:アラビア語 
 1956年にフランスから独立、人口3,200万人、首都:ラバト(最大都市:カサブランカ)
 GDP:約8兆円(福島県とほぼ同じ経済規模)アフリカ大陸では比較的豊かな国
 女性の婚姻可能年齢は18歳以上に引き上げられ、一夫多妻制についても厳しい基準が要求されるようになった。
 平野部を中心にアラブ人が暮らし、アトラス山脈の住民の大半がベルベル人。2/3がアラブ人、1/3がベルベル人、両者の混血が進んでいる
 1961年にイスラム教が国教となっており、イスラム教スンニ派が99%を占める

モロッコは


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やまなか

Author:やまなか
 日ごろのアクセス、本当にありがとうございます。気づけば、ブログを始めて8年目に入りました。一夜一話に掲載したい映画、まだまだあります。気の向くまま、その時の気分でやってます。遊び半分じゃなく、「全部遊び」です。

<一話一夜の方針かな>
 1)古今東西の映画を分け隔てなく並べて、気に入った映画を選びます。
     
 2)以前に観た映画でも、もう一度あらためて観てます。むかし感じた印象と大きく異なることも多いからです。

 3)「素」な気持ちで、「映画作品そのもの」に向き合うことが、私の遊びです。
 作品自体が語りかけてくること以外の額縁情報、つまり宣伝文句、その受け売り文章、受賞実績、監督発言、出演俳優がどうしたとか、そして映画評論本やらは、はなから無視して、自分の眼で観るようにしています。

 4)観て気に入らない映画、つまんない映画は、基本掲載しません。
 だから、観たけど掲載しない映画は多いです。巨匠の名作と言われる映画も、気に入らなければ掲載しません。また、名物にうまいモノなし、ということも実感します。

 ただし、まだ観てない映画は、たくさんあります。こんな一夜一話ですが、今後も、見に来てください。   
 美術や音楽、書籍や温泉の記事も増やしたいと思っています。よろしく。  

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