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映画 「うつくしい人生」   監督:フランソワ・デュペイロン

e0メイン877 気分を変えたい時にお薦め。
 何かスカッとシュワッとしたい時にどうでしょうか?
 部分的に重いシーンもありますが、このくらいは皆さん大人でしょうから大丈夫でしょう? エンディングはハッピーエンドですからご安心を。
 西欧の、あるいはフランスが嫌いじゃなく、牧歌的な田舎やオーガニックなものが何となく好きで、古いものへの郷愁に共感が持てて、住んでみたい!!みたいな方々には、特にお薦めです。

 しかし一方、今どき農業といえ、経営ですから数字です。資金繰りです。
 フランスの農業経営、特にこの映画のような、畑と酪農の小規模農家はきつそうです。(そこら辺を・・・次に)
 
 祖父と孫の青年ニコラのふたりは、牛小屋で語り合う ・・・・。
  祖父:農業は嫌いか?
  青年:僕は家を出る。
  祖父:ここは嫌いか?
  青年:じいちゃんは好きだ、でもここで働いても給料は出ないし。父さんは破産寸前だ。
祖父_medium  祖父:どうする気だ?
  青年:見聞を広めたい、
     ここじゃ毎日が同じことの繰り返し、これが人生?
  祖父:わしも山に住んでいた若い頃、そう考えた。年寄りを見ていて思ったよ。視野の狭い連中だ。
     わしは家を出てここへ来た。
     それ以来、何も変わっとらん。ただ自分が老人になっただけだ。

 その後、紆余曲折あるがニコラは、ある土地にたどり着く。山の土地。
 観客は思い出すニコラの父の言い残した言葉を。
 「種がまけるぞ、土地と種があれば何とかなる。裕福でなくても・・・農民は飢え死にしない」
 そしてある女性にめぐり合う。
 ニコラは言う。「自分は、土いじりしか知らない男だ」と。
 しかし女性マリアは、歌しか知らない女だった。

 フランスの山奥で新たな出発、ふたりは歩きはじめる。    

 せかせかした毎日からスッパリ自身を開放して、後半映画の中で吹いている、フランスの山の風をほほに感じてみましょう!
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監督:フランソワ・デュペイロン|1999年|フランス|115分|
原題:C'EST QUOI LA VIE?
出演:エリック・カラヴァカ|ジャック・デュフィロ|イザベル・ルノー|ジャン=ピエール・ダルッサン|クロディーヌ・マヴロ

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 日ごろのアクセス、本当にありがとうございます。気づけば、ブログを始めて8年目に入りました。一夜一話に掲載したい映画、まだまだあります。気の向くまま、その時の気分でやってます。遊び半分じゃなく、「全部遊び」です。

<一話一夜の方針かな>
 1)古今東西の映画を分け隔てなく並べて、気に入った映画を選びます。
     
 2)以前に観た映画でも、もう一度あらためて観てます。むかし感じた印象と大きく異なることも多いからです。

 3)「素」な気持ちで、「映画作品そのもの」に向き合うことが、私の遊びです。
 作品自体が語りかけてくること以外の額縁情報、つまり宣伝文句、その受け売り文章、受賞実績、監督発言、出演俳優がどうしたとか、そして映画評論本やらは、はなから無視して、自分の眼で観るようにしています。

 4)観て気に入らない映画、つまんない映画は、基本掲載しません。
 だから、観たけど掲載しない映画は多いです。巨匠の名作と言われる映画も、気に入らなければ掲載しません。また、名物にうまいモノなし、ということも実感します。

 ただし、まだ観てない映画は、たくさんあります。こんな一夜一話ですが、今後も、見に来てください。   
 美術や音楽、書籍や温泉の記事も増やしたいと思っています。よろしく。  

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