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映画「死の十字路」 監督:井上梅次

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メインjyujika 冒頭のシーン、まるで1950年代ハリウッド映画のようです。
 雨に濡れた夜の街、走るアメ車のヘッドライトが路面に光る、外人のような風貌の三國連太郎が運転している。ミステリーが始まるワクワク感あり。

 伊勢商事社長の伊勢省吾(三國連太郎)の秘書、沖晴美(新珠三千代)は愛人で、彼女のアパートに伊勢は足しげく通っていた。伊勢の妻友子(山岡久乃)は浮気の現場を察知し刃物を持ってアパートに乗り込み、夫ともみ合ううちに妻は死んでしまう。どうみても夫の殺意疑惑は避けられないと思い込んだ伊勢は、アメ車の後部トランクに死体を隠し、水没直前のダムの底にある井戸に向かう。井戸に死体を投棄すればと・・・。しかし、悪事を行おうとする時にはアンラッキーの神は寄ってたかって来る。なんと、もう一体の死体と付き合わざるを得なくなった伊勢。 さて、深夜、ダムに着いた伊勢はふたりの死体を井戸に投棄したが、それを一部始終見ていた男がいたのだった。

 当時33歳の三國連太郎、身長181cm。
 一方26歳の新珠三千代、女優としての存在感がボンヤリしていて精彩に欠ける。だから色気がなく、なんだか哀愁を誘う。「死の十字路」と同年に製作された「洲崎パラダイス 赤信号」(監督:川島雄三)の新珠三千代はシャキッとして覇気がある演技なのです。
 
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車内cross 監督:井上梅次|1956年|101分|
 出演:三國連太郎 (伊勢商事の社長 伊勢省吾)|
 新珠三千代 (伊勢の愛人であり社長秘書 沖晴美)|
 山岡久乃 (伊勢の妻、新興宗教の教祖?財産は夫よりあった 友子)|
 大坂志郎 (2役 元刑事で私立探偵 南重吉/画家 相馬良介)|
 芦川いづみ (画家の妹 相馬芳江)|安部徹 (花田警部 私立探偵の南と元同僚)|ほか

ダムに向かう伊勢(↑)後部座席から手が伸びている!!


秘書 社内にてL4AwhhL           アパートo_209
伊勢の秘書で愛人の沖晴美と、伊勢商事まで来た私立探偵の南    伊勢の愛人宅アパートに乗り込んで、ふたりをゆする南探偵

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 日ごろのアクセス、本当にありがとうございます。気づけば、ブログを始めて8年目に入りました。一夜一話に掲載したい映画、まだまだあります。気の向くまま、その時の気分でやってます。遊び半分じゃなく、「全部遊び」です。

<一話一夜の方針かな>
 1)古今東西の映画を分け隔てなく並べて、気に入った映画を選びます。
     
 2)以前に観た映画でも、もう一度あらためて観てます。むかし感じた印象と大きく異なることも多いからです。

 3)「素」な気持ちで、「映画作品そのもの」に向き合うことが、私の遊びです。
 作品自体が語りかけてくること以外の額縁情報、つまり宣伝文句、その受け売り文章、受賞実績、監督発言、出演俳優がどうしたとか、そして映画評論本やらは、はなから無視して、自分の眼で観るようにしています。

 4)観て気に入らない映画、つまんない映画は、基本掲載しません。
 だから、観たけど掲載しない映画は多いです。巨匠の名作と言われる映画も、気に入らなければ掲載しません。また、名物にうまいモノなし、ということも実感します。

 ただし、まだ観てない映画は、たくさんあります。こんな一夜一話ですが、今後も、見に来てください。   
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