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映画「霧の旗」  監督:山田洋次  主演:倍賞千恵子

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  清張による、がっしりした構成。その中を右へ左へ駆け巡るサスペンスな展開。
  最後まで目が離せない緊張感。111分、一気に観せます。

  北熊本に住む兄妹、兄の柳田正夫はまじめで無口な教師、妹の桐子(倍賞千恵子)はタイピスト。二階の貸間で慎ましやかな生活を送っていた。家主のおばさんは兄の正夫の嫁探しを願い出るほど。
  ところがある殺人事件が正夫の人生を巻き込み踏み砕き、同時に桐子の心は闇に落ちていく事になってしまった。

弁護士4_20101  冤罪(えんざい)だ。裁判は兄を殺人犯だ死刑だという。桐子は、この事態を止められるのは、東京の著名弁護士大塚(滝沢修)と思いつめ上京するが、弁護料が高額である事、時間がさけない事を理由に大塚法律事務所は桐子の依頼を断る。桐子は怒り悲しんだ。金の無い人間を、無実の兄を、大塚は見殺しにするのか・・・。
  2年後、兄正夫は殺人犯という汚名のまま病気で獄死してしまう。

  桐子は上京し、熊本出身のママがいる店でホステスとして働き始めた。桐子の怨念と偶然が、大塚弁護士を桐子に近づけていくのであった。一方、大塚は意外にも良心の呵責に苦しみ、密かに桐子の兄正夫の事件を調べ正夫が犯人ではない確たる証拠を見出していた。
  しかし、そんなことは露知らず桐子の大塚に対する徹底した復讐が、真綿で首を絞めるようにじわじわ進んでいく、この映画の見せ場である。じっくりお楽しみください。

電話53c83d0b72be8252f6b 監督:山田洋次|1965年|111分||
 原作:松本清張|脚色:橋本忍|撮影:高羽哲夫|
 出演:倍賞千恵子・当時24歳 (柳田桐子)|露口茂 (桐子の兄・柳田正夫)
 滝沢修 (著名弁護士・大塚欽三)|新珠三千代 (その愛人・河野径子)|市原悦子 (信子)|
 逢初夢子 (大塚芳子)|近藤洋介 (阿部幸一)|清村耕次 (久岡)|金子信雄 (谷村)|阿部寿美子 (バー「海草」のマダム)|川津祐介 (杉田健一)|田武謙三 (上田係長)|桑山正一 (奥村)|内藤武敏 (島田検事)|河原崎次郎 (山上)|穂積隆信 (「みなせ」の支配人)


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 日ごろのアクセス、本当にありがとうございます。気づけば、ブログを始めて8年目に入りました。一夜一話に掲載したい映画、まだまだあります。気の向くまま、その時の気分でやってます。遊び半分じゃなく、「全部遊び」です。

<一話一夜の方針かな>
 1)古今東西の映画を分け隔てなく並べて、気に入った映画を選びます。
     
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 3)「素」な気持ちで、「映画作品そのもの」に向き合うことが、私の遊びです。
 作品自体が語りかけてくること以外の額縁情報、つまり宣伝文句、その受け売り文章、受賞実績、監督発言、出演俳優がどうしたとか、そして映画評論本やらは、はなから無視して、自分の眼で観るようにしています。

 4)観て気に入らない映画、つまんない映画は、基本掲載しません。
 だから、観たけど掲載しない映画は多いです。巨匠の名作と言われる映画も、気に入らなければ掲載しません。また、名物にうまいモノなし、ということも実感します。

 ただし、まだ観てない映画は、たくさんあります。こんな一夜一話ですが、今後も、見に来てください。   
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