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「北の橋」  監督:ジャック・リヴェット

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  マリー(左)とバチスト(右)、女ふたり、パリの市街でサスペンスごっこだ。 謎の地図を偶然入手し、男達に追い狙われ街をさまよい、挙句の果てには激しく火を吹く巨大なドラゴンが! グォー!
  銀行強盗共犯の罪で刑務所にいたマリーは30歳代、閉鎖的空間で強いストレスを感じるパニック障害患者。バチストは空手とカッパライが得意な、まだまだ若い路上生活者。雪pont-du-no

  マリーは出所後、昔の彼氏ジュリアンを見つけ出し再会できた。ジュリアンには仲間がいる。おそらく、極左過激派かテロリストなんだろう。マリーが銀行強盗を手伝ったのも、彼らの活動の一部だったんだろう。ジュリアンが持っていたバックには、過激派関連事件の新聞記事だと思われる切り抜きとパリの地図がファイルされていた。(フランス語読めないのでわからない)  マリーはバチストに、 「ホラこの記事、私の顔写真載ってるでしょ」 と説明している。続けてマリーが言う 「でも難しいことは、わからないわ」
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  マックスという男が、ジュリアンを追っている。そのマックスがマリーに言う 「あなたはリストに載っている。だけど今回は関係ないのだから、首を突っ込まないでフランスを出国しなさい。あなたの身のためだ。」 マリーはその意を飲み込めないらしい。ジュリアンもマックスも血まなこで探しているパリの地図を、マリーとバチストはながめながら、 「この地図に書き込まれた黒い線は何を意味するのかしら?」 なんて謎解きを楽しみながら、その地図に何やら自分達で書き入れている。極左過激派の計画地図に子供がいたずら書きをしている感じ。

  女は難しい事は分かりません。男に任せておきなさい。真似はしてもいいけれど、本気で難しいことに首を突っ込めば、必ず痛い目に会いますよ。こんなメッセージが読み取れるかな、危なっかしい映画だ。
  だから、あまり考えずに、マリー&バチストのフランス風味を味わいましょう。

バチスタ5547 乗り回すnorimawasu2.jpg ヘルメット2009 ヘッドフォン8610

  
監督:ジャック・リヴェット|フランス|1981年|原題:Le Pont du Nord|127分|
脚本:ジャック・リヴェット、ビュル・オジエ、パスカル・オジエ、シュザンヌ・シフマン|
台詞:Jerome Prieur|撮影:ウィリアム・ルプシャンスキー、カロリーヌ・シャンペティエ|
出演:ビュル・オジエ (マリー)|パスカル・オジエ (バチスト)|ピエール・クレマンティ (ジュリアン・マリーのかつての彼氏)|ジャン・フランソワ・ステヴナン (マックス)|ベンジャミン・ボルティモア (もうひとりのマックス・殺される)|スティーヴ・バエズ (さらにもうひとりのマックス)|
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 日ごろのアクセス、本当にありがとうございます。気づけば、ブログを始めて8年目に入りました。一夜一話に掲載したい映画、まだまだあります。気の向くまま、その時の気分でやってます。遊び半分じゃなく、「全部遊び」です。

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 1)古今東西の映画を分け隔てなく並べて、気に入った映画を選びます。
     
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 3)「素」な気持ちで、「映画作品そのもの」に向き合うことが、私の遊びです。
 作品自体が語りかけてくること以外の額縁情報、つまり宣伝文句、その受け売り文章、受賞実績、監督発言、出演俳優がどうしたとか、そして映画評論本やらは、はなから無視して、自分の眼で観るようにしています。

 4)観て気に入らない映画、つまんない映画は、基本掲載しません。
 だから、観たけど掲載しない映画は多いです。巨匠の名作と言われる映画も、気に入らなければ掲載しません。また、名物にうまいモノなし、ということも実感します。

 ただし、まだ観てない映画は、たくさんあります。こんな一夜一話ですが、今後も、見に来てください。   
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