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映画「レポマン 」  監督:アレックス・コックス

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リアトランク
  その車のリアトランク、開けちゃいけない !
  バシッ! 一瞬の閃光で、蒸発しなかったのは、白バイ警察官のブーツから下だけだった。

  危険なその車を運転しているのは、気のふれた、この科学者だ。車内はに徐々に熱くなってきている。
科学者その車  閃光を発した「得体のしれないモノ」は、軍事施設から、この科学者が無断で運び出したモノ。軍事施設とはたぶんエリア51。宇宙人やUFO研究で有名なアメリカの最高機密軍事施設だ。
  そして、その「得体のしれない」の行方を捜査するのが、CIAかFBIか、それとも秘密組織MIB(メン・イン・ブラック)か? とにかく銀の義手の女性捜査官が、移動指令室に改造したバスで追跡している。
  さらには科学者が運転する車に、すでに2万ドルの賞金がかかっている。


主人公  さて、ここで主人公オットー登場。(右写真の右側)
  ここはアメリカの田舎町。仕事にあぶれていた元パンク、オットーは、ある男にスカウトされ仕事を覚え始めていた。その仕事は、他人の車を無断で奪う仕事。やることは泥棒と一緒。紙一重で違うのは、金に困って車を担保にして融資を受けた人や、カーリースした人が返済不能になると、担保の車を奪還する「お仕事」。これを「レポマン」というらしい。
  不況で、ささくれだったアメリカのこの田舎町じゃ、いつも金に困ってるヤツ、ローンで家・新車と、ちょいと格好つけてたが失職で一気に金に困るヤツが多い。そんな訳で、数人規模ながら小さなレポマン会社がこの町に2社ある。そしてコンビニ専門の強盗チームがひとつある。

拷問tv  で、2万ドルの賞金がかけられた、車さがしと奪い合いは、レポマン2社と強盗1チームと科学者の間で行われる。そこへ割り込むのが女性捜査官。主人公オットーがその車を知っていると、にらんだ捜査官はオットーの女友達レイラに近づき、移動指令室バスに引き入れた。オットーはどこかにある拷問室の専用ベッドに寝かされている。その様子がバス内にあるディスプレーに映し出されてる。捜査官はレイラに、このダイアルをこう回すと、ホラ、オットーの身体にビシッと電気が流れるのよ。うめき叫ぶオットー。次の瞬間、レイラはなんと、そのダイアルを思いっきり回した! 昨日のケンカの仕返しだった。

稲妻  その間にも、賞金の車は奪い奪われの連続アクション。ついにオットーが務めるレポマン会社の手中になり駐車場に置かれていた。夜になって、サーチライトを照らすヘリコプターが、車を発見した。問題の車は、いつのまにか車体全体が白く発光しだしていた。さらに車体に沿って稲妻閃光が走っている。
  放射能防御服を着た大勢の兵隊たちに囲まれる。抵抗したレポマンの一人が銃弾に倒れた。バリバリとすさまじい状況の中、すきを突いて、今度はオットーの友人ミラーが、光る車に乗り込んだ。彼は車内から手招きして、オットーに乗れ、と言っている。誘われるままにオットーも同乗する。 
車 浮上  すると突然、車体がふわりと浮上しだした。30m上空で一旦浮上停止したが、次の瞬間、高速で飛行しはじめ、見上げる人々の視界から消え去った。


  オットーとミラーは上空から、にんまりした表情で高速移動を楽しみ、都市の夜景の美しさにうっとりするのであった。下界の現実とはお別れだ!


  いい映画だ。
  ワイルドで粗雑、コミカルで薄幸。アメリカの下層を無言で語る映画。


乗車ふたり原題:Repoman|
監督・脚本:アレックス・コックス|アメリカ|1984年|92分|
撮影:ロビー・ミュラー|
出演:Otte(主人公) エミリオ・エステヴェス|Bud(レポマンの一人) ハリー・ディーン・スタントン|Leila(Otteの恋人?) オリヴィア・バラシュ|Miller(光る車の搭乗男) トレイシー・ウォルター|Lite(コンビニ強盗、オットーの幼なじみ) サイ・リチャードソン|Oly Tom Finnegan|Plettschner リチャード・フォロンジー|Marlene ヴォネッタ・マギー|Rogersz(女捜査官) スーザン・バーンズ|J._Frank_Parnell(科学者) フォックス・ハリス|Lagarto(商売仇のロドリゲス兄弟) デル・サモーラ|Napolean(商売仇のロドリゲス兄弟) エディ・ヴェレツ|

防御服   脱げよ!
                          オットーがレイラに 「ちょいエッチしようと誘う」 ろう人形科学館にてケンカ



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Author:やまなか
 日ごろのアクセス、本当にありがとうございます。気づけば、ブログを始めて8年目に入りました。一夜一話に掲載したい映画、まだまだあります。気の向くまま、その時の気分でやってます。遊び半分じゃなく、「全部遊び」です。

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 1)古今東西の映画を分け隔てなく並べて、気に入った映画を選びます。
     
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 3)「素」な気持ちで、「映画作品そのもの」に向き合うことが、私の遊びです。
 作品自体が語りかけてくること以外の額縁情報、つまり宣伝文句、その受け売り文章、受賞実績、監督発言、出演俳優がどうしたとか、そして映画評論本やらは、はなから無視して、自分の眼で観るようにしています。

 4)観て気に入らない映画、つまんない映画は、基本掲載しません。
 だから、観たけど掲載しない映画は多いです。巨匠の名作と言われる映画も、気に入らなければ掲載しません。また、名物にうまいモノなし、ということも実感します。

 ただし、まだ観てない映画は、たくさんあります。こんな一夜一話ですが、今後も、見に来てください。   
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