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映画「太陽の下の10万ドル 」 監督:アンリ・ヴェルヌイユ

道トラック

  娯楽映画です。
  S字カーブが続く北アフリカの山岳地帯。小石をけ散らしながらトラックと大型トレーラーが疾走する。
  アウトローなフランス人たちの、度胸と、金欲しさの知恵比べと、男の意気を語るトラック野郎活劇。

先行2  トラックを何台も所有する運送会社。社長とトラック運転手はフランス人。社長は武器の不法輸送をたくらんでいた。そのために急きょ雇ったドライバーが、流れ者のハンスという男。準備は上々であった。しかし、その朝6時、武器を積んで出発するトレーラーを運転しているのが、ロッコ(ジャン・ポール・ベルモンド)であることは誰一人知らなかった。ロッコは途中で愛人のペペを拾い、意気揚々と走った。なんたって10万ドルだ。夢は膨らむ。

追跡山道  事態を知った社長は激怒。思案のあげく、信頼できる社員エルベ(リノ・ヴァンチュラ)という男に、ロッコを追跡し荷を回収する任務を告げた。報酬は5000ドル。いやいや!何をおっしゃる。エルベはすかさず交渉し報酬は2万ドルになった。さっそくトラックで出発したエルベは、途中でハンスを同乗させることとなった。


壊れた  なんとかロッコに追いついたエルベは山岳地帯のS字上り坂で、命がけのカーアクション。しかし悪知恵はロッコの方が一枚上手だった。急カーブの陰で急停車したトレーラーの後部に、エルベのトラックは激突。走行不可になる。後から来た仲間のトラックに牽引され、町で応急処置、なんとか走行できるようになった。そして、追跡は再スタート。

ライフル  ロッコは待ち構えていた。ライフルでエルベとハンスを脅し、エルベのトラックに武器を積み替えさせた。ロッコのトレーラーも走行不可能になっていたのだった。そしてロッコとペペは、エルベ達を置き去りにして、はや目的地に向けてまっしぐら。

  さて、この後、話はどう展開するのかって? ぜひ観てください。
  ただし、この映画の唯一の残念は、オチが落ちないのです。
  もっとましなオチがあろうに、魔がさした、としか言いようがない。それだけが残念。でもいい娯楽映画であることに変わりない。トラック好きな人たちにも、お薦め映画かも。

砂漠から本道へ 山道追いつく 
トラックを降りると半人前。歩くしかねぇ・・。 ワイルドな景色の中、対向車は皆無

どうしたの?
こんなところでお昼寝かい。「なあに、ちょいとした事さ」 町まで牽引してやろう。
 

国境越えの街原題:100,000 Dollars Au Soleil|

監督:アンリ・ヴェルヌイユ|フランス|
1964年|129分|
原作:クロード・ヴェイヨ|
脚色:マルセル・ジュリアン、アンリ・ヴェルヌイユ|
台詞:ミシェル・オーディアール|撮影:マルセル・グリニョン|
出演:ジャン・ポール・ベルモンド (ロッコ)|リノ・ヴァンチュラ (エルベ)|レジナルド・ケルナン (ハンス)|アンドレア・パリジー (ロッコの恋人ペペ)|ほか

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やまなか

Author:やまなか
 日ごろのアクセス、本当にありがとうございます。気づけば、ブログを始めてはや9年目に入りました。一夜一話に掲載したい映画、まだまだあります。気の向くまま、その時の気分でやってます。遊び半分じゃなく、「全部遊び」です。

<一話一夜の方針かな>
 1)古今東西の映画を分け隔てなく並べて、気に入った映画を選びます。
     
 2)以前に観た映画でも、もう一度あらためて観てます。むかし感じた印象と大きく異なることも多いからです。

 3)「素」な気持ちで、「映画作品そのもの」に向き合うことが、私の遊びです。
 作品自体が語りかけてくること以外の額縁情報、つまり宣伝文句、その受け売り文章、受賞実績、監督発言、出演俳優がどうしたとか、そして映画評論本やらは、はなから無視して、自分の眼で観るようにしています。

 4)観て気に入らない映画、つまんない映画は、基本掲載しません。
 だから、観たけど掲載しない映画は多いです。巨匠の名作と言われる映画も、気に入らなければ掲載しません。また、名物にうまいモノなし、ということも実感します。

 ただし、まだ観てない映画は、たくさんあります。こんな一夜一話ですが、今後も、見に来てください。   
 美術や音楽、書籍や温泉の記事も増やしたいと思っています。よろしく。  

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