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映画「潜水服は蝶の夢を見る」  監督:ジュリアン・シュナーベル

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海辺アップ  しっかりした大人の映画です。見逃してました。

  注目は、登場人物の人物描写だ。
  起承転結みたく、ストーリーに大きなうねりはないが、次々に登場する人物の描写が、さりげなくも、深い。
  手を抜かない。丹念に映画いている。これがこの映画の見どころです。

文字列  元妻や愛人や友人たち、そして医師・言語聴覚士などの医療スタッフ、それぞれのセリフに充分な吟味がなされている気配。リアル感がある。

  そして全身麻痺の難病になった主人公もまわりの人も、慌てない、情に流されて泣き叫ばない。
  一歩一歩から始める、始まる。どれほど現実的なことか。
  肝っ玉据えて、冷静だ。
  なんか美しい。

  絵がいいです。色彩もいい。カメラがいい。
  俳優もいいですね。
  まわりの映画が子供じみて見えてくる。

  この映画は実話です。入院中に、一冊の本を書いた。
  とにかく左目しか動かない全身麻痺状態。
  目のまばたきの1度/2度がイエス/ノー。アルファベットを一字一字読み上げて、まばたきで一文字を伝える。こうして会話する。こうして時間をかけて本にした。その後、数年で死去。

原題:Le scaphandre et le papillon|英題:The Diving Bell and the Butterfly|

監督:ジュリアン・シュナーベル|フランス、アメリカ|2007年|112分|
原作:ジャン=ドミニク・ボビー|脚本:ロナルド・ハーウッド|撮影:ヤヌス・カミンスキー|
出演:ジャン=ドミニク・ボビー(マチュー・アマルリック)|セリーヌ・デスムーラン ~ジャンドーの元妻、子3人の母(エマニュエル・セニエ)|アンリエット・デュラン ~言語聴覚士(マリ=ジョゼ・クローズ)|クロード・マンディビル ~口述筆記(アンヌ・コンシニ)|パピノ ~ジャンドーの父(マックス・フォン・シドー)|ルパージュ ~医師(パトリック・シュネ)|マリー・ロペス ~理学療法士(オラル・ロペス・ヘルメンディア)|リュシアン ~神父/ルルド売店の店主(ジャン=ピエール・カッセルジョゼフィーヌ)|ルルドに一緒に行った信心深い元恋人(マリナ・ハンズ)|ローラン:イザック・ド・バンコレ|ウジェニー皇后(ナポレオン3世妃) エマ・ドゥ・コーヌ|ピエール・ルッサン ~ハイジャック後人質になった乗客(ニエル・アレストリュプ)|ほか
海辺妻  夢中  
元妻が言う。「あの愛人、一度も見舞いに来ないわね? どうしたのかしらね?」
元家族  家族浜辺
     元妻・元家族と・・・・・・・・・・・・ゾンビな私 と本人は言う。
椅子  言語
院内は美しい女性スタッフが多い。この主人公、もともとモテル男であった。
ヨット  美術館

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やまなか

Author:やまなか
 日ごろのアクセス、本当にありがとうございます。気づけば、ブログを始めて8年目に入りました。一夜一話に掲載したい映画、まだまだあります。気の向くまま、その時の気分でやってます。遊び半分じゃなく、「全部遊び」です。

<一話一夜の方針かな>
 1)古今東西の映画を分け隔てなく並べて、気に入った映画を選びます。
     
 2)以前に観た映画でも、もう一度あらためて観てます。むかし感じた印象と大きく異なることも多いからです。

 3)「素」な気持ちで、「映画作品そのもの」に向き合うことが、私の遊びです。
 作品自体が語りかけてくること以外の額縁情報、つまり宣伝文句、その受け売り文章、受賞実績、監督発言、出演俳優がどうしたとか、そして映画評論本やらは、はなから無視して、自分の眼で観るようにしています。

 4)観て気に入らない映画、つまんない映画は、基本掲載しません。
 だから、観たけど掲載しない映画は多いです。巨匠の名作と言われる映画も、気に入らなければ掲載しません。また、名物にうまいモノなし、ということも実感します。

 ただし、まだ観てない映画は、たくさんあります。こんな一夜一話ですが、今後も、見に来てください。   
 美術や音楽、書籍や温泉の記事も増やしたいと思っています。よろしく。  

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