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映画「恋や恋なすな恋 」   監督:内田吐夢

上
姫に化けた白狐が、阿部保名に恋してしまう。                 命を助けられた白狐たちは、阿部保名を救う。(↓)
狐のふたり  大人向けの、日本むかし話と言える。
  なかなかファンタジーです。
  瑳峨三智子の本性は、本当に女狐のよう。
  大川橋蔵の舞いは、みやび。
  そして瑳峨三智子はひとり三役だ。
  各シーンは趣向を凝らしていて最後まで飽きない。いわゆる時代劇とは、まったく異にする演出だ。ゆったりとした時に観て欲しい。


宮中  時は平安時代の京都。
  天文学者・加茂保憲は陰陽師。加茂家には代々、秘伝の巻物が伝えられていた。しかし加茂保憲に子供がおらず、「信太の森(しのだのもり)」に住む一族から榊の前(瑳峨三智子)という娘を養女にもらっていた。加茂保憲の弟子は二人。阿部保名(大川橋蔵)と芦屋道満。加茂保憲は阿部保名の人柄を認め、後継ぎに考え、養女の榊の前との結婚を望んでいた。
  ところが宮中の派閥争いで、加茂保憲と榊の前は暗殺され、阿部保名は秘伝の巻物を携え、辛くも京を逃れ、気付くと「信太の森」にいた。生きながらえた阿部保名だが、すでに気がふれていた・・・。

きつねたち  都からの追っ手は、阿部保名の命と巻物をねらって信太の森に現れた。以前に命を助けてもらった白狐たちは恩返しとして、都の追っ手と戦い、武士を追い払った。
  そして白狐たちは、恩人・阿部保名を戦場から救い出し、大木の下に寝かせた。狐の姿で驚かせてはいけないと、一時のウソを承知で、女狐(瑳峨三智子)が葛の葉の姿をかりた。さて、お話はこのあと、いかがなことにあいなりますやら・・・。  


天英語タイトル:Love Fantasy for White Female Fox

監督:内田吐夢|1962年|109分|
脚本:依田義賢|撮影:吉田貞次|
出演:大川橋蔵 (阿倍保名)|瑳峨三智子 (榊の前)(葛の葉)(狐葛の葉)|宇佐美淳也 (加茂保憲)|日高澄子 (後室)|天野新二 (芦屋道満)|薄田研二 (狐の老爺)|毛利菊枝 (狐の老婆)|山本麟一 (悪右衛門)|柳永二郎 (藤原忠平)|原健策 (藤原仲平)|月形龍之介 (小野好古)|小沢栄太郎 (岩倉治部大輔)|加藤嘉 (庄司)|松浦築枝 (庄司の妻)|玉喜うた子 (楓)|明石潮 (治部卿)|河原崎長一郎 (桜木の宮)|五条恵子 (腰元)|高松錦之助 (勅使)|尾形伸之介 (木綿買)|

舞い2
大川橋蔵の狂いの舞。                        信太の森は、古来、白狐たちの里でもあった。(アニメ)

恋22
白狐の老爺から、「葛の葉」に化けるよう言われ狼狽する女狐。そして山奥でふたりの生活が続いた。(劇中劇舞台)


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やまなか

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 日ごろのアクセス、本当にありがとうございます。気づけば、ブログを始めて8年目に入りました。一夜一話に掲載したい映画、まだまだあります。気の向くまま、その時の気分でやってます。遊び半分じゃなく、「全部遊び」です。

<一話一夜の方針かな>
 1)古今東西の映画を分け隔てなく並べて、気に入った映画を選びます。
     
 2)以前に観た映画でも、もう一度あらためて観てます。むかし感じた印象と大きく異なることも多いからです。

 3)「素」な気持ちで、「映画作品そのもの」に向き合うことが、私の遊びです。
 作品自体が語りかけてくること以外の額縁情報、つまり宣伝文句、その受け売り文章、受賞実績、監督発言、出演俳優がどうしたとか、そして映画評論本やらは、はなから無視して、自分の眼で観るようにしています。

 4)観て気に入らない映画、つまんない映画は、基本掲載しません。
 だから、観たけど掲載しない映画は多いです。巨匠の名作と言われる映画も、気に入らなければ掲載しません。また、名物にうまいモノなし、ということも実感します。

 ただし、まだ観てない映画は、たくさんあります。こんな一夜一話ですが、今後も、見に来てください。   
 美術や音楽、書籍や温泉の記事も増やしたいと思っています。よろしく。  

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