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映画「ベアスキン 都会の夜の一幕寓話」  監督:アン・ゲディス、 エドワード・ゲディス  出演:トム・ウェイツ

上
ローラと熊の着ぐるみ。

組00  イギリスの小さなある町に、人形芝居の一座がいた。熊の着ぐるみが、道行く子たちに公演チラシをまき、そのそばで白い顔の女ピエロが楽しそうに太鼓をたたく。公演場所は、公園だったり空き地だったり、子達が座れる草地があればいい。
  出し物は、イギリス風のドタバタ芝居・パンチとジュディ、人形同士が、下品でいけない言葉でののしりあったり、殴りあったり、殺されたりの残酷な内容、でも、日頃の憂さを忘れ子達は夢中で大笑い。

  女ピエロの名はローラ、その相棒はアメリカ人のシルヴァ(トム・ウェイツ)。
  ローラは口がきけない。シルヴァは、ローラのことを、「あれは天使の心を持つ女だ。」という。
  そのシルヴァは、アメリカで人気のプロボクサーだった。2年ほど前に、ラスベガスにあったボクシング・ジムが火災にあい、シルヴァが焼死体で発見され、葬儀まで行われた。ところが実は、火事と同時にシルヴァは逃げ延びてイギリスに渡って来たのだった。わけは大ありだったが・・・。

ローラと人形・・・。
ジョニーがミセスJに会った話に聞き入るローラ。

ローラ  この一座に、ひとり若い男が加わった。名はジョニー。町の与太者で、カードばくちでイカサマを見破られてヤクザに追われている。こっちのわけは、大したことない・・・ハズだった。シルヴァにかわって、熊の着ぐるみをかぶる。ローラに気にいられたようだ。で、ヤクザはジョニーを見失ってしまった。

ケイト  そこで、ヤクザはジョニーの恋人ケイトに手を出しレイプする。ジョニーは仕返しに賭博場に火をかけた。こうなって、事がおおごとになった。
  一方、死んだはずのシルヴァにも、大西洋の向こうから追っ手がかかった噂が・・・。シルヴァはミセスJに会いに行き、うわさを確認した。このふたり、実はお互いに知った関係だ。ミセスJは、裏の社会のいわゆる情報屋、この商売を長く続けてきた。ミセスJは、シルヴァに言う。「へたなことすると、ローラの身に何か起こるよ。」脅しである。
キャプチャ131  帰ったジョニーはローラに言った。「俺は町を出る。そうすればお前は安全だ。」  これを聞いたローラは急いで出て行った。行先は、ミセスJの家だった。
  なんとミセスJはローラの母であった。ふたりにどういう過去があるのか、映画は多くを語らないが、わけは大いにありそうだ。  

シルヴァ  さて、ジョニーに話を戻す。
  ジョニーは、例の熊の着ぐるみを着せられて、ヤクザにいたぶられる。そして気絶した熊を人通りのない裏道で抹殺しようとした。
  「あいつを見てると、自分のガキの頃を思い出す。」そう言っていたシルヴァは、ジョニーの命を救い、身代わりにシルヴァは、熊の着ぐるみを着て、追っ手のヤクザを誘い出すのであった。

  
  これといった事はないのですが、イギリスっぽい語り口の映画。
  シルヴァ役は、トム・ウェイツというアメリカのミュージシャン。(右下の映画ジャケット写真の人)

下オリジナル・タイトル:Bearskin

監督・脚本:アン・ゲディス、エドワード・ゲディス|イギリス、ポルトガル|1990年|95分|
撮影:マイケル・コールター|
出演:トム・ウェイツ(シルヴァ)|デイモン・ローリィ(ジョニー)|シャーロット・コールマン(ケイト)|ジュリア・ブリットン(ローラ)|イザベル・ルス(ミセスJ)|
ジャケット



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 日ごろのアクセス、本当にありがとうございます。気づけば、ブログを始めて8年目に入りました。一夜一話に掲載したい映画、まだまだあります。気の向くまま、その時の気分でやってます。遊び半分じゃなく、「全部遊び」です。

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