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映画「ブラウン・バニー」    監督:ヴィンセント・ギャロ

上

  いまだに、彼女の死を直視できない、精神的に幼い男の話。
  ストーリーの仕立ては、ロードムービーと言うより、道路ムービーな映画。
  ドラッグでいっちゃっていた状態の、無防備な彼女が、二人組の男にレイプされるのを、のぞき見ながら、怖くて何もできなかった主人公の彼氏、バド・クレイ(ヴィンセント・ギャロ)。 その直後、彼女は反吐(へど)をのどに詰まらせ窒息死してしまった・・・。
ホテル  バドは、優秀なバイクのレーサー。彼女を亡くした喪失感から抜け出せない。大きなレースを終え、ひとりカリフォルニアに向かう。大陸横断の長いドライブ。
  カリフォルニアに着いて、彼女が住んでいた家を訪ねるが彼女はいない、置手紙を置いて近くのホテルで彼女を待つ。部屋に現れた、まぼろしの彼女と激しくベッドを共にするが、我に返るとひとり・・・。つまり自慰してただけ。ベッドで子供のように、ひとり泣き続けるバド。こりゃあかん。

  良い悪いと騒ぎ立てる映画じゃない。
  ギャロと一緒にドライブできるのが楽しい人向けの映画。または、米国の道路が大好きな、道路ファン向けの映画。あるいはギャロとのセックス疑似体験が嬉しい人向けの映画。

レース後、カリフォルニアに向かう道路の映像が延々と続く。上映時間の半分は道路風景。
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主人公のつまみ食いに付き合わされる。   つまみ食いのひとり。可愛い。          彼女の実家を訪れるが両親は・・・。

オリジナル・タイトル:The Brown Bunny

監督・脚本・撮影ほか:ヴィンセント・ギャロ|アメリカ|2003年|93分|
出演:ヴィンセント・ギャロ|クロエ・セヴィニー|シェリル・ティーグス|

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ヴィンセント・ギャロ監督の映画  ~ 一夜一話より
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紹介「バッファロー'66」 

  自分を探すという難問を解決する糸口は、自分を知ってくれる相手を見つけることから、かもしれない。
  いい映画です。  こういう映画に遭遇すると、ああ映画観ていて良かったな、と思わせてくれて嬉しい。目だったコミカルさは、まったくないですが、これは喜劇映画ですよ。くれぐれも、重~い辛~い映画!と勘違いしないでね。 「バッファロー'66」へは、こちらから。 





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