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映画「女と三悪人」  監督:井上梅次  主演:山本富士子、市川雷蔵

上

  時は幕末、天保嘉永の頃。場所は華やかな両国。
組1-0  大勢の人出、活気あふれる通りをそぞろ歩く二人、女師匠(山本富士子)と大商人の但馬屋のシーンから始まる。
  近頃、この江戸の賑わいに陰りが出始めた。ちょっと前まで米一升が120文だったが、今じゃ160文。そんな世の中。
  幕府は財政悪化の建て直しのため、貨幣の改鋳を企んでいる。いわゆる「悪貨は良貨を駆逐する」ってやつだ。但馬屋はこれを機に、江戸の米をさらに買い占めようとしている。

組2-0  師匠とよばれるこの女は、芝居の一座を率いる花の女座長。三悪人とは、ニセ金作りが裏稼業で賭場を仕切る和尚(勝新太郎)、あとの二人は、何やら過去を持つ元役者の芳之助(市川雷蔵)と素浪人のお侍(大木実)だ。

  師匠と芳之助の恋が始まる。芳之助が岡っ引きに追われて芝居小屋の楽屋に飛び込んで来たことが縁。だが、恋敵がいる。和尚と素浪人だ。一方、師匠は但馬屋と深い仲。それもそのはず、但馬屋に100両借りている。一座のために必要な資金だった。

  師匠が芳之助にベタ惚れだ。まわりの誰もが驚いた、「こんな師匠を見たことがない。」 周囲にお構いなしに師匠は芳之助を愛す。恋敵の和尚も素浪人も、「仕方あるめぇ~」 師匠のために一肌脱ぐことになる。例の但馬屋の100両をサイコロで稼ぎだし・・・。ところが一難去ってまた一難。さてさて、師匠と芳之助の二人は、いかになりますやらっ!!

  華やかな映画。実にたくさんの人々が両国の街を歩いています。時には、まったり時代劇。当時の芝居小屋の様子もいい。

監督・脚本:井上梅次|1962年|103分|
撮影:今井ひろし|
出演:瀬川喜久之助・師匠:山本富士子|芳之助:市川雷蔵|竜運和尚:勝新太郎|鶴木勘十郎:大木実|お光:中村玉緒|生首の銀次:小林勝彦|照奈:浦路洋子|からす金の弥三:中村豊|楽之助:島田竜三|但馬屋・徳右衛門:三島雅夫|盲目の柳全:立原博|奉行:南条新太郎|松右衛門:嵐三右衛門|目明し紋次:小林重四郎|六造:寺島雄作|街の女:毛利郁子|飴売のおかみ:近江輝子|易者の三伯:潮万太郎|団三:尾上栄五郎|茂平:東良之助|翫五郎:市川謹也|久松:天野一郎|一座の男:浅尾奥山、高倉一郎|番頭栄作:玉置一恵|たる平の客:伊達三郎、越川一|一座の女:小柳圭子|風車売の老婆:小林加奈枝|一座の男:横山文彦|賭場の男:堀北幸夫|目明し吉松:沖時男|片手の乞食:三上哲|賭場の男:大杉潤、浜田雄史|
組3-0


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やまなか

Author:やまなか
 日ごろのアクセス、本当にありがとうございます。気づけば、ブログを始めて8年目に入りました。一夜一話に掲載したい映画、まだまだあります。気の向くまま、その時の気分でやってます。遊び半分じゃなく、「全部遊び」です。

<一話一夜の方針かな>
 1)古今東西の映画を分け隔てなく並べて、気に入った映画を選びます。
     
 2)以前に観た映画でも、もう一度あらためて観てます。むかし感じた印象と大きく異なることも多いからです。

 3)「素」な気持ちで、「映画作品そのもの」に向き合うことが、私の遊びです。
 作品自体が語りかけてくること以外の額縁情報、つまり宣伝文句、その受け売り文章、受賞実績、監督発言、出演俳優がどうしたとか、そして映画評論本やらは、はなから無視して、自分の眼で観るようにしています。

 4)観て気に入らない映画、つまんない映画は、基本掲載しません。
 だから、観たけど掲載しない映画は多いです。巨匠の名作と言われる映画も、気に入らなければ掲載しません。また、名物にうまいモノなし、ということも実感します。

 ただし、まだ観てない映画は、たくさんあります。こんな一夜一話ですが、今後も、見に来てください。   
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