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映画「HYSTERIC (ヒステリック)」  監督:瀬々敬久

上

  恋の炎に命を焦がす男と女。
  逃げても忘れようとしても、ふたりを結びつける強い運命から逃れられない、生き地獄。
  やくざな車を乗り回し、めくるめくセックス。だが、安らぎなんかない。
  辛い想いを終わらせるには、男の腹を刺すしかない。

  この話の根っこは、物語と言うより詩に近い。これも静かな映画の部類だ。
  ただ、散漫さが拭えない。シーンに深みを加え、展開を整理すれば、より引き締まったものになったろう。惜しい。

下
監督:瀬々敬久|2000年|111分|
脚本:井土紀州|撮影:斎藤幸一|
出演:真美(小島聖)|智彰(千原浩史)|隆(鶴見辰吾)|圭次(村上淳)|充(阿部寛)|パチンコ店店主(下元史朗)|ゲイの男(稲宮誠)|刑事(諏訪太朗)|道夫(寺島進)|時枝(余貴美子)|英紀(広野健至)|車上荒らしにあう男(アリ・アーメッド)|犬をつつく男(伊藤猛)|刑務官(飯島大介)|沙耶(後藤麻衣)|真美の祖父(守田比呂也)|パチンコ店店員(川瀬陽太)|

瀬々敬久の映画
「アナーキー・インじゃぱんすけ 見られてイク女」
 一見、異端な人々?デフォルメされた登場人物像を解きほぐしていくと、そこに現れてくるのは、ごく普通の人々。
 どこにいても おかしくない自信なさげな人々。
 いい年して独身、地元でいつも同じ顔ぶれでツルんでる、疲れてる、仕事は一応持ってるが、なげやりな人生。
 でも元気だぜ! 夢もある。1981年、89年、99年と時間軸に沿って3話構成。
「ヘヴンズ ストーリー」
 肉親を殺された被害者とその加害者が、長い時間軸を伝って密接にからんで行くお話。
 複数のエピソードが抱き合わされていて、どこか一点でふたつの話が交差する。
 278分の長い尺、よくよく注意して観ていないと、頭が混乱してくる。寝ちゃだめ。

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やまなか

Author:やまなか
 日ごろのアクセス、本当にありがとうございます。気づけば、ブログを始めて8年目に入りました。一夜一話に掲載したい映画、まだまだあります。気の向くまま、その時の気分でやってます。遊び半分じゃなく、「全部遊び」です。

<一話一夜の方針かな>
 1)古今東西の映画を分け隔てなく並べて、気に入った映画を選びます。
     
 2)以前に観た映画でも、もう一度あらためて観てます。むかし感じた印象と大きく異なることも多いからです。

 3)「素」な気持ちで、「映画作品そのもの」に向き合うことが、私の遊びです。
 作品自体が語りかけてくること以外の額縁情報、つまり宣伝文句、その受け売り文章、受賞実績、監督発言、出演俳優がどうしたとか、そして映画評論本やらは、はなから無視して、自分の眼で観るようにしています。

 4)観て気に入らない映画、つまんない映画は、基本掲載しません。
 だから、観たけど掲載しない映画は多いです。巨匠の名作と言われる映画も、気に入らなければ掲載しません。また、名物にうまいモノなし、ということも実感します。

 ただし、まだ観てない映画は、たくさんあります。こんな一夜一話ですが、今後も、見に来てください。   
 美術や音楽、書籍や温泉の記事も増やしたいと思っています。よろしく。  

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