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映画「デス・プルーフ in グラインドハウス」  監督:クエンティン・タランティーノ

テキサス

  その日、テキサス・オースチンは晴れだった。ジュリアたち女の子三人は、街を車で流しながら今日をどう楽しもうかと話してた。
店000  夕方になって彼女たちは、ウォレン(クエンティン・タランティーノ)の店で、男たちとテーブル囲んで楽しく呑み始める。フト見るとカウンターに見慣れぬよそ者がいる。どうもウォレンとは顔馴染みで、名はスタントマン・マイクというらしい、見るからに時代遅れのおじさんだ。そこへ金髪の女の子パムがカウンターに割り込んできた・・・。
  この男は名の通り、いにしえのスタントマンで、彼の車はスタントカーに改造された装甲車のような車であった。さて、ここから話は展開し出す。パムは、この男の車で家まで送ってもらう、その途中、男は突如恐怖の殺人鬼と化す。カーアクション並みの走行でパムは車内で打撲死。酒とマリファナでラリパッパのジュリアたち女三人が夜道を飛ばしていると、いきなり対向車と正面衝突。2トンもある殺人鬼の車が、時速320キロでぶつかって来たのだ。ジュリアたちは即死。殺人鬼は病院に担ぎ込まれるが軽傷だ。警察はジュリアたちの前方不注意として、事件には至らなかった。こうしてスタントマン・マイクは、若い女を狙って世をさすらい続けていた。

あ0  次に男が現れたのは、テネシー州の町。狙われたのが、ゾーイやキムたち。だが彼女たちは車の運転に長けていた。なぜならゾーイとキムは現役のスタントウーマン。殺人鬼は、狙ったはずの標的たちに、逆に狙われ追われて、壮絶なカーアクション・シーンが展開する。そして、ついに男は・・・。

  娯楽映画だ。仕返し倍返し。観客は大いに溜飲が下がるのである。ま、一見どーてことないペラペラな映画だが、どーてことない細部へのこだわりが、厚みある仕上がりになっていて、完成度高い作品になっている。
  題名のグラインドハウスとは場末の映画館のことで、この映画はそんな映画館で上映されたようなB級映画ですということらしい。
  最後に蛇足だが・・・、殺人鬼が入院する病院で、担当女医が病院の廊下を歩くシーン。この女医さん、ツンツンしながら廊下のど真ん中をカッコよく歩く。あの大門未知子が院内を歩くシーンは、これをパクってるな。(TVドラマ : 「ドクターX ~ 外科医 大門未知子」)

監督
オリジナル・タイトル:Grindhouse/Death Proof
監督・脚本:クエンティン・タランティーノ|アメリカ|2007年|113分|撮影監督:クエンティン・タランティーノ|
出演:恐怖の殺人鬼スタントマン・マイク(カート・ラッセル)|店のマスターのウォレン(クエンティン・タランティーノ)|
キャプチャMAP0<テキサス州> ローカル局DJのジャングル・ジュリア(シドニー・ターミア・ポワチェ)|その友人のシャナ(ジョーダン・ラッド)、アリン(ヴァネッサ・フェルリト)|店にいた幼馴染みのパム(ローズ・マッゴーワン)|ほか
<テネシー州> スタントウーマンのゾーイ(ゾーイ・ベル本人)、キム(トレイシー・トムズ)|アバナシー(ロザリオ・ドーソン)|リー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)|ほか

紹介梶芽衣子・主演の映画、 「修羅雪姫」「修羅雪姫 怨み恋歌」
  藤田敏八監督のB級映画です。こちらから、ご覧ください。

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 日ごろのアクセス、本当にありがとうございます。気づけば、ブログを始めて8年目に入りました。一夜一話に掲載したい映画、まだまだあります。気の向くまま、その時の気分でやってます。遊び半分じゃなく、「全部遊び」です。

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