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映画「クワイエット・ファミリー」  監督:キム・ジウン

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  B級味のサスペンス・コメディだ。笑えます。でも安っぽいのでご用心。
  喜劇を楽しむってのは、鑑賞力の柔軟さが意外に求められます。
  かつB級だから、あれこれ言っちゃいけない。そもそもストーリー自体、荒唐無稽だ。それを素直に楽めれば、いい映画になります。

  ソウルから北方へ、さほどに遠くない山村。50歳過ぎの男は、ツテを頼りに、その村の村長の口利きで、あるペンションを居抜きで買い取った。家族でペンションを始めるらしい。山すそにある山小屋風のペンション。あたりには道路開発計画もあり将来が楽しみだ。そんなことで、ペンションのあるじとその妻、息子、娘二人、そしてあるじの弟、計6人が意気揚々と移り住んできた。だが・・・。
  初めての客は異様に暗かった。翌朝チェックアウトの時間が過ぎても客の男は出てこない。そのはず、自殺していた。あるじはペンション経営にかかわるといって、警察へ連絡せず近くに埋めてしまう。
  若いアベック2人が来た。翌朝ベッドで心中していた。呪われたペンション。また埋めようとしていたその時、アベックの男が息を吹き返す。間髪入れずにあるじは、持っていたシャベルでパコンッ!
 ここまで読んでホラー映画だ、と思われる向きもあろうが、喜劇なんです。

  道路の工事が始まるらしい。工事関係の2人の男が泊まる。そのうちのひとりがペンションの娘に手を出す。これに気付いた兄(ソン・ガンホ)は、その男を崖から突き落としてしまった。部屋に帰って来ないのを不審に思う、もうひとりの男。これを何とかしなきゃ・・・。さらに、何とかしなきゃならない事は、死体を埋めた場所が道路工事にかかるらしい、他へ埋め直さなければ。穴掘りに慣れてきたぞ。ペンション経営は忙しい。
  そんなある日、村長がペンションのあるじに内密に会いに来た。腹違いの妹をなきものにしたいので、部屋を貸せという。村長の親は資産家のようだ。その妹が宿泊するその夜中0時に、プロの殺し屋がペンションに来ることになっていた。ところが、0時にたまたま来た男と、道に迷い10分遅れて仕事に来たプロ。これが、またヤヤコシイことになって、意図せぬ死体が増えるのであった。そして、このお話の結末は・・・。 

下オリジナル・タイトル:조용한 가족
監督・脚本:キム・ジウン|韓国|1998年|101分|
撮影:チョン・グァンソク|
出演:パク・イヌァン(父親)|ナ・ムニ(母親)|ソン・ガンホ(長男)|チェ・ミンシク(おじ)|コ・ホギョン(末娘)|イ・ユンソン(長女)|


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 日ごろのアクセス、本当にありがとうございます。気づけば、ブログを始めて8年目に入りました。一夜一話に掲載したい映画、まだまだあります。気の向くまま、その時の気分でやってます。遊び半分じゃなく、「全部遊び」です。

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 1)古今東西の映画を分け隔てなく並べて、気に入った映画を選びます。
     
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 3)「素」な気持ちで、「映画作品そのもの」に向き合うことが、私の遊びです。
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