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映画「聖者の午後」  監督:フランシスコ・ガルシア  ブラジル映画

上

  気付けば、20歳代が終わってしまった女1人に男2人。
  若さゆえの勢いや少々の無茶は、もう出来ないだろう事は、3人はなんとなく分かってる。 世間体を気にしてるわけじゃない。そんな年ごろになってしまったのだ。 想定外と言えば、そうだった。だから、3人とも・・・憂鬱な毎日。

組0  ルアラの部屋は、ブラジルのサンパウロにあるグアルーリョス国際空港に接している。テラスに出れば、ひっきりなしに国際便が行き来している。ここでないどこか、今のままでない自分。そんなことが、彼女の頭の片隅にある。
  ルアラの彼氏ルイスは3人の中では一番幼いと、彼女は思ってる。だから、そばにいてルイスの面倒をみていたい。確かに、その通り。やんちゃなルイスはドラッグストアの店員をしてるが、店長の目を盗んではクスリの横流しをしたり、悪仲間の間でヤクのディーラーをしたり。でも、いつも金がない。 ついに店を辞めてしまった。でも、こんなんじゃ駄目だと思い始めるルイスであった。
  その点、ルカはまともだ。祖母と二人住まい。ルカはタトゥー屋。細々とやってるが自営だ。祖母の年金と自分の売り上げで、なんとかかんとか生活してる。
  そんな3人が、ぶれながらも助け合い、自分のコアの部分を再確認しながら、30歳代を生きようとする様子を映画は丹念に描く。
  音楽がいい。少々つたない位のサウンドだが、そこがグッとくる、真っ直ぐに伝わってくる。ルアラ、ルイス、ルカに加えて、このサウンドが4人目の登場人物と言っていい程に、雄弁である。

下

原題:Cores
監督:フランシスコ・ガルシア|ブラジル|2012年|96分|
脚本:フランシスコ・ガルシア、ガブリエル・カンポス|撮影:アルジロ・バルボサ|
出演:アカウア・ソル:ルイス、ペドロ・ジ・ピエトロ:ルカ、シモーネ・イリエスク:ルアラ|



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やまなか
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