映画「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」 監督：チン・シウトン

もう、充分にお馴染みの映画。

　ワイヤー・アクションが好きです。　久しぶりに観ましたが、いいです。
　案外　古びてません。（いや、こっちが古びているのかも。）
　1987年の映画ですから、アクションのシャープさは、今のSFX作品にもちろん及びません。
　まぁ、少々まったりしているのも悪くはない。それにSFXはCGが主人公、ワイヤー・アクションは俳優が主人公です。

　また、この映画は、行け行けどんどん突っ走る単純なアクション映画になっていないところがいいです。

　売りのアクション／恐怖シーンやジョイ・ウォンの綺麗さに、どうしても眼が行きますが、その周辺には、小さなエピソードや、一瞬の情緒シーンが、丁寧に散りばめられていて、これらが映画を豊かなものにしています。
　だからこそ、コミカルなシーンが、生きてきます。

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オリジナル・タイトル：A Chinese Ghost Story｜倩女幽魂｜
監督：チン・シウトン｜香港｜1987年｜98分｜
脚本：ユエン・カイ・チー（原作モチーフ：聊斎志異）｜撮影：プーン・ハンサン、サンダー・リー、トム・ラウ、ウォン・ウィンハン｜
出演：（ツァイサン）：レスリー・チャン｜（スーシン）：ジョイ・ウォン｜ウー・マ｜ラム・ウェイ｜（ロウロウ）ラウ・シウミン｜

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