映画「マンハッタン」  監督:ウディ・アレン   ニューヨーク、1979年。

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トレーシーとアイザック

 トレーシー17歳とアイザック(ウディ・アレン)に、彼の友人エールと奥さんの4人が、賑わうレストランにいるところから映画は始まりました。 
 店を出て帰宅途中にエールは、メリー(ダイアン・キートン)という女性と一緒になりたいという思いをアイザックに打ち明けます。  
 ある日、美術展に来ていたトレーシーとアイザックは、そのメリーを連れたエールに出会います。見栄っ張りで若いメリーとアイザックは、てんで気が合いませんでした。しかし後日、偶然にメリーとアイザックは出会い、意外と意気投合。

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 さてアイザックは、トレーシーが好きでしたが、歳があまりに離れすぎています。若い男の子を見つけなさいと、ことあるごとに言うアイザックに、トレーシーはいつも、あなたが好きだと言い返すのでした。 
 そんなトレーシーの気持ちを知りながら、アイザックはトレーシーに一方的な別れを言い、メリーとの関係を始めます。

 もちろん、このことはエールの了解を得ていました。つまり、エールとメリーは上手く行かなかったのです。それは妻帯者エールを本当に好きになれないメリーの気持ちでした。ところがのちにメリーから、「やはりエールが忘れられない」発言があり、アイザックは突如、ひとりとなってしまう。

 そしてその時やっと、アイザックは気づくのであります。自分はトレーシーが好きなんだと。
 彼はトレーシーのもとへ、ニューヨークの街中を年甲斐もなく走りました。彼女のアパートに着くと、彼女は旅立とうとしていました。ロンドンへ行く。踏みとどまってこの街にいよう。いや、1年だけの短期留学だから。
 そんな会話のあと、アイザックは彼女を見送るのでした。
  
ご存じ、ウディ・アレンの「Manhattan」。
かれこれ、35年前の映画になりました。(2014年-1979年=35年)
いいですね、この頃のウディ・アレンとニューヨークにガーシュウィン。加えて、トレーシー役のマリエル・ヘミングウェイ。(→)
いま観ても、洒落てます。古くならない映画です。
しっかし、話の方は、まったくもって大したこと無いくだらん展開なんですがね・・・。
  

オリジナル・タイトル:Manhattan
監督:ウディ・アレン|アメリカ|1979年|96分|
脚本:ウディ・アレン、マーシャル・ブリックマン|
撮影:ゴードン・ウィリス|音楽:ジョージ・ガーシュウィン|
出演:アイザック(ウディ・アレン)|メリー(ダイアン・キートン)|アイザックの友人エール(マイケル・マーフィー)|17歳の女子学生トレーシー(マリエル・ヘミングウェイ)|アイザックの2度目の妻ジル(メリル・ストリープ)|エールの妻エミリー(アン・バーン)|
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こちらでは、1970年代の、魅力的なアメリカ映画をまとめています。
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