ラ・プティット・バンド  マタイ受難曲  東京オペラシティ

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 クイケン率いるラ・プティット・バンドのマタイを聴いてきた。
 悪くはないのだが、思う以上でもなかったのが、期待外れ。

 弦の音が、妙に細い冷たいのが気にいらない。
 ヴァイオリンのミストーンが、素人でも分かる場面が何度かあったのは、可笑しい。
 2年前、同じオペラシティで、バッハ・コレギウム・ジャパン (第107回定期演奏会 受難節コンサート2014)があったが、このコンサートも合唱パートを一人の歌手が担当する趣向だった。
 結局、バッハ・コレギウム・ジャパンのマタイの方に軍配を上げたい。


 曲 目: J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV244
 出 演: ラ・プティット・バンド
 音楽監督: シギスヴァルト・クイケン (ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ)

 合唱パートを一人の歌手が担当する趣向。
 ソプラノ I : ミンナ・ニーベリ 、 ソプラノⅡ: マリー・クイケン
 アルト I : ルチア・ナポリ 、 アルトⅡ&証人Ⅰ: リディア・ヴィネス・カーティス
 テノールI & エヴァンゲリスト: シュテファン・シェルペ 、 テノールⅡ&証人Ⅱ: バルタザール・ズーニガ
 バスI & イエス: シュテファン・ヴォック 、 バスⅡ: イェンス・ハーマン

 ソプラノ・イン・リピエーノ、女中Ⅰ&Ⅱ、ピラトの妻 : クリスティン・ネース
 ペトロ、ピラト、祭司長Ⅱ: オリヴィエ・ベルテン
 ユダ、大祭司カヤパ、祭司長Ⅰ: ニコラ・アッフテン

 日時:2016年3月5日
 会場:東京オペラシティ・コンサートホール
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やまなか
Posted byやまなか

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