ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016 今年も行ってきた。

 東京国際フォーラムで催されるコンサート、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016、今年も行ってきた。

1-1_2016050420165994a.jpg 今年の目当ては、15世紀16世紀の作曲家たちの合唱曲。
 これらの曲は、コンサートではなかなか聴けないジャンルなのだ。
 古い曲なのですが、あたかも現代音楽の作曲家がつくった曲に聴こえるのです。
 アンサンブル・ジャック・モデルヌが歌った。よーござんした。

 出演:アンサンブル・ジャック・モデルヌ|指揮:ジョエル・スービエ
 作曲家:グディメル (1510年頃-1572)ジャヌカン (1480頃–1558頃)セルトン (不明-1572)オケゲム (1410頃-1497)カイェタン (1540-1578)フォーグ (不明-不明)ムトン (1459頃-1522)
 曲目:オケゲム:キリエ(ミサ曲《今はひたすら死を待つのみ》から)オケゲム:汚れなき神の御母ジャヌカン:もしもロワール川が逆に流れるならジャヌカン:うぐいすの歌ジャヌカン:草と花よカイェタン:大地は水を飲みセルトン:ヴィニョン・ヴィニェットジャヌカン/グディメル:バビロンの流れのほとりに座りジャヌカン:サンクトゥス(ミサ曲《戦争》から)ムトン:処女なる聖母は男を知らずムトン:王妃アンヌ・ド・ブルターニュの死を悼んでフォーグ:アニュス・デイ(ミサ曲《海の中で》から)


 次に、ローザンヌ声楽アンサンブルを聴いた。
 ミッシェル・コルボ( 1934年-)が育てた合唱団だが、高齢のため今年はダニエル・ロイスという指揮者が来日した。
 演奏の力はとても素晴らしいが、今年は選曲がいただけない。
 プーランクの「7つの歌」は良かったが、他の曲はどれも、曲想の違う小曲を集めた風で、落着きがない。
 よって演奏後の感想はぼんやりしてしまった。

 出演:ダニエル・ロイス (指揮)ローザンヌ声楽アンサンブルサイモン・サヴォイ (ピアノ)
 曲目:プーランク:7つの歌ドビュッシー:シャルル・ドルレアンの詩による3つの歌ラヴェル:3つの歌ヒンデミット:リルケの詩による6つのシャンソンフォーレ:ラシーヌの賛歌 op.11、魔人たち(ジン)op.12


 そして、古楽アンサンブルのレ・パラダン を聴いた。
 これがあまりにへたくそ。金返せ!だった。

 作曲家:M=A.シャルパンティエ (1645~50頃-1704)ダングルベール (1629(1628)-1691)マレ (1656-1728)



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やまなか
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