妖怪の本 1926年発行

趣味研究   動物妖怪譚
「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげる氏が4歳の時に出版された、妖怪本。
妖怪が好きな、農学士、日野巌という方が執筆し、東京帝国大学 名誉教授2名が監修している。
とても「和風」な妖怪本で、面白い!!

東京養賢堂  大正15年発行(1926年) 農学士 日野巌 著
                          東京帝国大学 名誉教授 理学博士 白井光太郎 閲
                          東京帝国大学 名誉教授 理学博士 石川千代松 閲

I妖怪M555G0003序説より
本書は日本における伝説の動物の由来を明らかにし、併せてその本態をも明らかにしたものである。勿論、専門的な本ではなく、通俗的に伝説の動物を解きあかしたものである。

<目次>
半人半獣的形態のもの
鬼、天狗、河童、人魚、海坊主、雪女

神霊的性質のあるもの
龍、(蜃気楼の蜃 みずち 蛇に似た動物)、
鳳凰(ほうおう)、麒麟、天馬、
(首はサル、身は虎、尾は蛇)
雷獣、月の兎、八頭大蛇、たにぐに

異常な能力のあるもの
狐、狸、獏、鯰、猫

その他
鰐(わに)、海蛇、鳥になる貝、狛犬、血塊


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河童                              人魚

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海坊主                             

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                             八頭大蛇 



伝説の動物の分布図
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