映画「舞妓はレディ」   監督:周防正行

上

 いい娯楽映画ですね。
 こういう明るく楽しい喜劇は好きです。気晴らししたい時にはぜひ観るといいでしょう。

1-0_20160923143730d0c.jpg 春子役の上白石萌音を、富司純子、田畑智子、岸部一徳ら大勢が支えています。
 この映画はミュージカル映画の部類でしょうが、ミュージカルに抵抗ある人も楽しめます。(私がそうです)
 ミュージカルとはいっても、歌や踊り(ダンス)以外のシーンが大部分ですし、思いのほか、歌も踊りも馴染みやすい。
 それは、音楽の周防義和、作詩の周防正行・種ともこ、そして振付のパパイヤ鈴木が、なかなかいい仕事をしているからです。
 ストーリーはすなおで、そんな脚本の上で、力ある俳優たちが楽しそうに演技するなか、上白石萌音が光ります。

 春子(上白石萌音)が「舞妓になりたい」と下八軒という花街を訪ねるところから始まる、この話は、(古い映画の話になりますが)溝口健二の「祇園囃子」の出だしを思い出します。当時20歳の若尾文子が、やはり舞妓になりたいと祇園を訪ねるのです。
 また、同じく若尾文子主演のミュージカル映画「初春狸御殿」の歌や踊りありの和製ミュージカルの華やかさも思い出します。
 そう考えると、「舞妓はレディ」はとても現代的な映画ですが、日本映画のこれまでの流れを脈々と受け継いでいるとも思えます。
 ちなみに下八軒とは上七軒のもじりです。

 (「祇園囃子」・「初春狸御殿」の記事は題名をクリックしてお読みください。)

 

監督・脚本:周防正行|2014年|135分|
撮影:寺田緑郎|音楽:周防義和|作詞:周防正行、種ともこ|振付:パパイヤ鈴木|
出演:お茶屋「万寿楽」の人々(置屋兼業)・・・西郷春子(上白石萌音)|万寿楽の女将・小島千春(富司純子)|舞妓の百春(田畑智子)|芸妓の里春(草刈民代)|芸妓の豆春(渡辺えり)|男衆の青木富夫(竹中直人)|万寿楽に出入りする亰大学の言語学者・京野法嗣(長谷川博己)|
馴染みの旦那衆・・・北野織吉(岸部一徳)|高井良雄(髙嶋政宏)|市川勘八郎(小日向文世)|馴染の客(津川雅彦)|
その他の出演者・・・花街生まれの大学院生・西野秋平(濱田岳)|万寿楽の女将が舞妓の頃の好きな人で映画スター・赤木裕一郎(妻夫木聡)|鳴物の師匠(彦摩呂)|ほか

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