映画「トラスト・ミー」  監督:ハル・ハートリー

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 高校生の女の子マリアと、30歳過ぎの独身マシューとの「純愛物語」風喜劇。

1-0_201804081006385b6.jpg かつ、マリアとマシューそれぞれの家の、子離れできないひとり親と、親離れできない子との、愛の絆の物語。
 とは言え、その絆とは時に、マリアの母のマリアへの、マシューの父のマシューへの、過度な介入であり、家庭内モラル・ハラスメントである。(マリアの父親は映画冒頭、死去。)
 それでも、マリアもマシューも、家では良い子であろうとしている。
 だが、そうそう子供ではない高校生と、かたや30過ぎの男。ともに、幼いと言えば実に幼い。

 この映画、賢者もスーパースターも出てこない。
 極々、普通の人の、その弱い所の内面を優しく可笑しくして見せる。
 ここら辺がハル・ハートリー監督の持ち味かな。

 マリアは、アメフト部の男の子と付き合っていて、妊娠してしまうが、それを聞いて若い彼は逃げた。
 母親に言わせれば、マリアはその方面の知識があまり無かったらしい。マリアは友人に相談して堕ろすか悩んでいる。

2-0_201804081008492c8.jpg マシューはと言えば、職を転々としている。(過去には刑務所にも入った)
 テレビ組み立ての小さな工場で、おばさん工員に交じって働いているが、マシューはテレビが嫌いで辞めてしまう。
 父親の紹介で今度はテレビ修理の店で働き始める。
 相変わらずテレビは嫌いだが、マリアに求婚した以上、今後の生活がかかっている。
 
 さてお話の顛末は観てのお楽しみ。
オリジナルタイトル:Trust
監督・脚本:ハル・ハートリー|アメリカ、イギリス|1991年|107分|
撮影:マイケル・スピラー|
出演:マリア(エイドリアン・シェリー)|マシュー(マーティン・ドノヴァン)|マリアの母ジーン(メリット・ネルソン)|マシューの父ジム(ジョン・マッカイ)|マリアの姉ペグ(イーディ・ファルコ)|




これまでに一夜一話で取り上げた監督作品を、ここにまとめています。
ぜひ、ご覧ください。
決めの決め (2)


【 一夜一話の歩き方 】
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やまなか
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