名曲喫茶ライオン

喫茶IMGクラシック音楽だけを流す「名曲喫茶」。こういう店に入るのは初めての経験。
「名曲喫茶ライオン」は、渋谷・道玄坂を登って右に百軒店入り口、これを入ってすぐ。ここにこの店があることは知っていたが、まさか入るとは!(1926年創業、名曲喫茶の草分け)
バッハのカンタータが流れている。店内は相当暗い。しばらくして暗さに眼が慣れ、インテリアの古風さが見えてくる。渋谷の喧騒をよそに、店内は静まりかえり、時間は、かれこれ50年は止まっている雰囲気。
数人の客の影がぼんやり、、、生気が感じられない。なんか、時を待っている。この空気は、そうだ、映画『ワンダフルライフ』の感じ。異次元です。
なるほど、オーディオはいい音だ。どういうアンプ、CDプレーヤーを使っているのか知らないが、見えるところに置いてある機器は有名な高級機器でもなさそうだ。オーディオ・マニアチックには、いろいろ突っ込みが言えなくもないが、そんな細かいことを跳ね除ける、悠然とした音を出している。「どんな音を出したいか」という主張がある。コンサートホールの音のテイストを大切にしている。いわゆるオーディオ機器ファンのあこがれる再生音とは一線をかく。年配のヨーロッパ人が好きそうなサウンドかも。
そのわけは、巨大なスピーカー。オリジナル製作、左右幅4m、高さ2m、形は上の図、左右非対称だ。
1階で聴いたが、店内は吹き抜けになっていて、2階でも聴ける。1階では音が斜め上から降り注ぐ感じ、悪くない。たぶん2階の方が自然に聴こえるかも。
どんなオーディオでも、家具など物がある広~い空間で聴くと、よく聴こえる、「部屋にいきわたる響き」この定理を最大限活用してます。
自分の部屋、オーディオ屋の試聴ルームこれみな狭い。だから小技に走る。
勉強になりました。私のオーディオ・セットの方向性を見直したい、そう思った。つまりスピーカー。
なかなか
店内
みせみせ

しかし、何故この店に入る気になったか? 
その理由は右の写真、この怪しい外観、そそりました。何!これって感じ。
ライオンの裏口なんです。初めて気が付きました。
近寄ってみると、ドアに「営業中」とあった、マジ!
で、ドア開けてみて誰もいない。声をかけたら店の人が出てきて、こちらです、と
中のドアを開けていただき、店内へ。
帰るときは、表から出てみて、あ、やっぱり、ここはあのライオンだと確認した次第。

その昔は、街のあちこちにあったという名曲喫茶店でした。






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やまなか
Posted byやまなか

Comments 1

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カヨ  

ライオン、わたしは2~3ヶ月に一度くらい行ってます。高校時代からのお気に入り。現在はコピーを考える際に利用しています。帝都随一のスピーカー・システムです。2階のほうが音がいいです。 人が通ると揺れるけどね(笑)。次に大地震があったら間違いなく崩壊でしょう。コーヒーはよく煮詰まってます。じっくりコトコト煮込んであります。お隣のアメリカン・ロックの店 BYGもおススメですよぅ!

2010/12/10 (Fri) 23:26

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