[かがやきの瞬間]~スナップショットの魅力 ポール・フスコほか|日本の新進作家展vol.9~ニュー・スナップショット 池田 宏彦ほか

収蔵作品展 [かがやきの瞬間] ~スナップショットの魅力 (東京都写真美術館)

大小 22ポール・フスコに出会えたことが大収穫でした。
1968年NYからワシントンへ、ロバート・ケネディの遺体搬送列車から撮影した作品群。
田舎な風景、沿線住民の貧しさ、アメリカの生な真面目さがみえる。
車窓からの流し撮りが効いて、背景のブレの中に人々だけが、妙に浮き上がる写真。
 
1968年6月、ホテルでの演説後、会場を出る近道として調理場を通る際に難民でエルサレム出身のパレスチナ系アメリカ人に発砲され右脳を損傷、翌日死亡した。42歳。
遺体はアーリントン国立墓地で兄ジョン・F・ケネディの墓のそばに埋葬。
この事件も兄の暗殺と同様闇の部分が多いらしい。
犯人はその後「銃撃の瞬間のことは覚えていない」と発言したことから、「犯人は犯行時に何者かによって催眠術を施されていた」という説も。
捜査状況についても不審とされる点が多い。
裁判の結果、犯人は終身刑に。
横断幕 22

板橋 22

【出品作家】
ティン・ムンカッチ、リチャード・アヴェドン、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ザ・サートリアリスト(スコット・シューマン)、ジャック・アンリ・ラルティーグ、近藤福雄、臼井薫、荒木経惟、木村伊兵衛、桑原甲子雄、大久保好六、ウォーカー・エヴァンズ、ブルース・デヴィッドソン、ゲイリー・ウィノグランド、深瀬昌久、ポール・フスコ、森山大道、土田ヒロミ、鷹野隆大 ほか



日本の新進作家展vol.9 [かがやきの瞬間] ~ニュー・スナップショット (東京都写真美術館)

池田 宏彦に出会えたことが収穫でした。
平たく言えば日本人離れした作品。我々と違う世界が見える写真家。
かっこいい!

池田宏彦

                        池田宏彦


【出品作家】
山城知佳子、小畑雄嗣、白井里実、中村ハルコ、結城臣雄、池田宏彦


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                 山城知佳子(1976~)
                  「聴こえる歌」 2010年







                 小畑雄嗣(1962~)
                 「二月」より 2007年







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白井里実(1972~)
 「ホーム・アンド・ホーム」2007年








中村ハルコ(1962~2005)
 「光の音」1993-98年










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           結城臣雄(1945~)  
           「東京水景」 2001-04年






           池田宏彦(1971~)  
           「echoes」より 2002年










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英ビス



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やまなか
Posted byやまなか

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