映画「昨日・今日・明日」 主演:ソフィア・ローレン 監督:ヴィットリオ・デ・シーカ

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タバコ売りが並ぶナポリの下町。妊娠中の妻アドリーナ(ソフィア・ローレン)、失業中の夫カルミーネ(マルチェロ・マストロヤンニ)
*        *

中 (2) 強い女と弱い男の、愛の喜劇話。
 演ずるは、ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニ。
 舞台は、ナポリの下町(第1話)、ミラノの郊外(第2話)、ローマの広場を見下ろすアパート最上階(第3話)
 1960年代のイタリアの街風景が楽しめ、あわせて、アンティークなテーマ曲のオーケストラが心地よい。

 ここで予告編を観る。
 その1は、雰囲気はまともかな、ただし話の前後無差別のシーンの切り貼り。
 予告編その1 https://www.youtube.com/watch?v=XsJ9LRbjUf4

 次は、ソフィア・ローレンの色気を前面に押し出す予告編。
 予告編その2 https://www.youtube.com/watch?v=A6Rrj3LgAPs

 さて、3話のお話について。まずはナポリの第1話から。
下1-1
  第1話「アドリーナ」‥‥ナポリの下町、石畳の街
 妻のアドリーナは路上でタバコ売り、闇商売だから警察が来るとみな逃げる。夫のカルミーネは職なし。
 妻の度重なる罰金滞納で家財差し押さえおよび刑務所行きとなるところだが、妊娠中だと収監を免れることを知って、毎年毎年だんだんに子沢山に。妻は出産するごとに若返り元気いっぱい。一方、何時まで続くかと、やせ衰える夫は精神衰弱気味。そんな折、街をあげてのある打開策が‥。

下2 (2)
  第2話「アンナ」‥‥ミラノの街を走るロールス・ロイスに乗るふたり
 富豪の女アンナは、社交界にも夫にも飽きていた。その日、お気に入りの新車ロールス・ロイスに乗って、アンナは街中で待ち合わせたある男を拾ってミラノ郊外へドライブ。どこで知り合ったのかレンゾという若い作家だ。女王のような傍若無人さと、レンゾを妖しく誘う魅惑の両面攻撃にレンゾはおたおた。そのうちレンゾが運転を誤り追突事故。その直後、アンナは怒り出す豹変ぶり。通りかかったハイソな初老の赤いスポーツカーに乗ってさっさと立ち去ったアンナ。人影ない路肩に残されたロールス・ロイスと、貧乏なレンゾの静かな自虐の念と押し殺すインテリ的苦笑‥。

下3 (2)
  第3話「マーラ」‥‥ローマの広場を見下ろすアパート最上階
 どこかの社長のバカ息子ルスコーニ。高級娼婦のマーラに遊ばれて喜ぶ幼い男。(この話が3つのうち一番喜劇的、ドタバタ的)
 テラス越しの隣家の息子ウンベルトは神学校の寄宿舎から一時帰宅中。このウンベルトが神を忘れてマーラに一目ぼれして、隣家とひと騒動。結局、隣家の祖母とマーラが和解し、マーラとルスコーニも協力して、めでたくウンベルトを寄宿舎へ帰すことに。


オリジナルタイトル:Ieri, Oggi, Domani|Yesterday, Today and Tomorrow
監督:ヴィットリオ・デ・シーカ|イタリア|1963年|119分|
原作:アルベルト・モラヴィア|脚本:エドゥアルド・デ・フィリッポ(第1話) 、ヴィラ・ヴィラ(第2話)、 チェザーレ・ザヴァッティーニ (第2話共作、第3話) |撮影:ジュゼッペ・ロトゥンノ|音楽:アルマンド・トロヴァヨーリ|
出演:ソフィア・ローレン:第1話の女 アドリーナ、第2話の女 アンナ、第3話の女 マーラ|
マルチェロ・マストロヤンニ:第1話のアドリーナの夫 カルミーネ、第2話のアンナの知り合いの男 レンゾ、第3話のマーラの常連客 ルスコーニ|

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Posted byやまなか