洋画! あの監督の、その映画の魅力に迫る。 《監督特集まとめ》

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 ここでは、私の好みの監督を集めています。
 あの監督の魅力に迫るには、監督についての本を読んでも、魅力に迫れません。
 その作品をあらためてじっくり観るのが筋道。そして何を感じ何を読み取るか、そこに監督の魅力を発見するのであります。
 また、同じ監督でも作品によって、その様子が大きく違ったり、あるいは、人のすることですから出来不出来があったりもします。ま、残念な場合は次作に期待しましょう。
 これから少しずつ、当ブログ「一夜一話」の中から、贔屓の監督作品のまとめをしていきます。


以下、監督別の各ページへ、タッチしてお進みください。

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いい映画を撮る、いい監督、ショーン・ベイカー。イチオシ!
この監督独特の、カラッと乾いた感触を、まず感じて欲しい。

ジョー・スワンバーグ監督の映画 -2 (2)
登場人物は特別な人じゃない、ふつうの人たち。
そんな人々の自然な有様を、監督は一定の距離を置きながらも、優しいまなざしで、すなおに描きます。

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 「ヘンリー・フール」で全くもって虜になりました。
 一度ハマるとクセになる魅力があります。

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 初期の作品からリアルタイムで観て来た監督ですが、近作では新たな取り組みをしています。
 でも 「ナイト・オン ・ザ・プラネット」はエバーグリンだな。

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 いい監督です。
 この人の原点は、最初の作品「ボクと空と麦畑」にあると思う。


バナー決め
 はじめて観た作品は、あの「ブンミおじさんの森」でした。
 人と自然、人と獣、人と霊、そして愛、越境、過去、医療などをテーマした映画です。


 ヴィム・ヴェンダース
 多作のヴィム・ヴェンダース監督の映画のうち、前半期の作品が好きです。
 とりわけ一夜一話のお気に入りは、ダントツに「さすらい」であります。

無題
この監督は、選び抜いた厳しいテーマに対し、真っ向勝負の感があります。エネルギッシュです。
一夜一話がそう思う代表的な作品が「シークレット・サンシャイン」「オアシス」

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 身近な題材を「平淡」に描く作風、「軽み」ある妙味。それをさらりとやる。
 この作風では「川沿いのホテル」が一番いいにみえる。

これ (2)
 シリアスを前面に押し出す映画ではありません。語り口の基本は喜劇です。
 登場人物に対し、監督はとても優しい。富を持たない者の視点から描きます。

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オーストリアの映画監督です。
「インポート、エクスポート」など、厳しい現実を直視しつつも、この監督独特のコミカルな語り口でもって大人の映画にしています。
しかし基底には、社会を冷静冷徹に見る、監督の眼力を感じます。これに魅了されます。

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 「フルスタリョフ、車を!」、これ観ていきなりノックアウトでした。
 監督の息子、アレクセイ・ゲルマン・ジュニア監督の作品もここに加えました。ゲルマン親子の《まとめ》になります。

 パオロ・ソレンティーノ300
 「グレート・ビューティ」など、総じてどの作品も、世に名を成した富裕階級の男の、その後の暮れ行く人生、心の内の哀愁を描きます。大人の映画です。そして派手で若く色っぽい華やかなシーンが華を添えます。それに気の利いた音楽もお聴き逃しなく。

 エリアスレイマン
 監督自身がパレスチナ系のイスラエル人であることを軸にして、パレスチナ問題をメインテーマにした作品を作っています。
 庶民目線の、ゆるいコミカルな描写が魅力。主役も演じます。


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 数多くの映画に出演した俳優でもあり、映画作家のジョン・カサヴェテス。
 その時代その時代のアメリカ、それも大都市のアメリカ人の、心の内を描くに長けていると思います。


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 スウェーデンの映画監督です。
 映像で ほぼすべてを語ることができる、数少ない監督のひとりです。
 そのうえ、1シーンの中に、幾多のストーリーが内包されています。これを読み解くのも楽しい。

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 「パラダイスの夕暮れ」辺りの、すっとぼけたユーモアある演出が、なんとも言えぬアキ・カウリスマキ監督の味。
 これが全作品に通底しているのです。

 コーエン兄弟の映画バナー
 コーエン兄弟は、アメリカの映画監督、脚本家、映画プロデューサーで、共同で映画製作しています。
 登場人物の個性作りに、得も言われぬ味があって、これが実に魅力的な作品にしています。


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 初めて観た作品は、たしか「黒猫・白猫」だったと思う。
 破天荒な人物たちの描写、その疾走感のダイナミックスさ、ワクワクするミュージック、最高です!


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 ロマ(ジプシー)の人々の魅力と、その文化や苦しい境遇を描いています。
 また、居場所の定まらぬ者が、新たな居場所を求めて浮遊する、そんな様子も監督のテーマです。
 どれも素晴らしい映画です。

無題2 330-100
 「太陽に恋して」を観て、私好みの監督になりました。
 ドイツとトルコ、あるいはその東方を結ぶベクトルを感じる作品を作っています。


 ジャジャンクーバナー
中国の監督です。
初期の作品「一瞬の夢」から「プラットホーム」「青の稲妻」「世界」までの頃の作が好きです。

無題 (2)
好きな監督なのですが、その作品のうち、好みに合う合わないがはっきりしてしまう監督です。
一夜一話では、4つの作品に、大きな拍手を送ります。



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やまなか
Posted byやまなか