映画「それから」,「クレアのカメラ」(2017)  韓国映画 監督:ホン・サンス

ホン・サンス監督の韓国映画を2作品とりあげます。
どちらも、女優キム・ミニが印象的です。

「それから」(2017)
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 就職が決まって初出勤のその日に、社長の不倫発覚に巻き込まれてしまった新入社員の、迷惑で不運な、そしてそのあとは‥な話。

 アルム(キム・ミニ)は大学教授の紹介で、著名な文芸評論家ボンワン(クォン・ヘヒョ)が社長の小出版社に就職した。
 社長はアルムの優秀さに喜び、アルムはボンワンのもとで仕事ができることに誇りを感じていた。
 ところが、社長が近所へ買い物に外出した間に、社長の奥さんが会社の事務所に乗り込んできて、いきなりアルムに何度もピンタをくらわした。
 何事!と驚くアルム、生まれて初めて殴られる羽目に。
 そこへ、当の社長が帰ってきた。
 明らかに人違いだが、社長の妻はアルムが夫の不倫相手だとして疑わない。(以前から夫の不倫を感づいていたのだ)
 まさに男の窮地。社長は、アルムの手前、著名な文芸評論家としての顔をなんとか維持しながらも、元社員の若い女性との不倫をうやむやに‥‥、後は予告編をご覧ください。

予告編 決め
https://movie.walkerplus.com/mv64686/trailer/


オリジナルタイトル:그 후
監督・脚本:ホン・サンス|韓国|2017年|91分|モノクロ|
撮影:キム・ヒョング
出演:ソン・アルム(キム・ミニ)|キム・ボンワン(クォン・ヘヒョ)|その妻(チョ・ユニ)|イ・チャンスク(キム・セビョク)|ほか

「クレアのカメラ」(2017)
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 話は、フランス南部、カンヌで開かれるカンヌ国際映画祭 開催中の街中での話。
 登場人物は、韓国の映画配給会社に勤め、カンヌに出張中のマニ(キム・ミニ)、同じくカンヌに来ている、その会社の社長ナムと、韓国のソ映画監督、そしてフランス人教師のクレア(イザベル・ユペール)。
 冒頭、マニは社長ナムから、急にクビを言い渡されることから話は展開します。
 社長は、ソ監督と長い付き合い、一方、監督とマニはいい関係らしい。
 そして、クレアと、クレアがいつも持つポラロイドカメラで撮った写真が、この話の進行を務めることになるんです。

予告編 決め
https://eiga.com/movie/88847/


オリジナルタイトル:클레어의 카메라
監督・脚本:ホン・サンス|韓国|2017年|69分|
撮影:イ・ジングン
出演:マニ(キム・ミニ)|クレア(イザベル・ユペール)|社長のナム(チャン・ミヒ)|ソ監督(チョン・ジニョン)|ほか

ホン・サンス監督の作品をこちらにまとめています。
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やまなか
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