映画「喜劇 愛妻物語」（2019）監督：足立紳

結婚して10年目、妻が先に倦怠期に入った夫婦の話。
夫の豪太（濱田岳）は恐妻家。妻のチカ（水川あさみ）の、口の悪いキツイ悪妻ぶりをコミカルに描きます。

なにしろ、脚本家の豪太の年収、50万円。
ひとり娘はすくすく育ち、妻チカの働きで一家を支える。そりゃ豪太は、頭が上がらない。
ただし振り返れば10年前、豪太にも夢や野望があったし、それにチカは惚れたのです。

とは言っても豪太は遊んでいるわけじゃない。
連載テレビドラマの脚本は書き上げている、が、しかしその後、テレビ制作会社から音沙汰がない。
そんな折、その制作会社の担当が、香川県に、超・高速でうどんを打つ女の子がいる、と言う話を豪太に持ち出して、「これをネタに書けないかい」という相談があった。
そして言い添えるように「あのドラマの脚本、いけるかもしれない」と、すでに製本された豪太の脚本を1冊渡された。
豪太は一気にバラ色。

その勢いで豪太の頭に浮かんだグッドアイデア。それは、うどんを打つ女の子の取材旅行を、家族で行こう！　久々の家族旅行、チカのゴキゲン直し、妻の笑顔が浮かぶ‥。
しかし、チカはいきなり言い放った「なんで、あんたの仕事に付き合わなくちゃならないのよ！」
そりゃそうだ、チカは、職場になんとか言い訳して休まなきゃいけない、目の前の現実問題だ。
そして豪太にも現実問題があった。豪太は車の免許を持ってないのだ。

結局、一家は香川へ向かうことになる。
ただし、大・節約旅行。
JR普通列車・快速列車に乗り放題フリーパス「青春１８きっぷ」で。
豪太期待の駅弁は無し、チカのお握り、そしてチカはマイボトルに酒を仕込んで列車に乗り込んだ。（酒好きなのです）
列車を降りての移動は、チカが運転するレンタカー。
ホテルは豪太と娘の2人分。チカはホテル裏口からそっと入り‥。
あとは観てのお楽しみ。

予告編です。

https://www.youtube.com/watch?v=0wcWuf0v-4o

上記に無い、こんなシーンです。

https://www.youtube.com/watch?v=wMZX7INqQgw

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監督・原作・脚本：足立紳｜2019年｜115分｜
撮影：猪本雅三
出演：豪太（濱田岳）｜チカ（水川あさみ）｜一人娘のアキ（新津ちせ）｜チカの大親友の由美（夏帆）｜豪太がアルバイトしていた店の知り合いの女・吾妻（大久保佳代子）｜うどん打ちの女子高生（河合優実）｜その母（ふせえり）｜その父（光石研）｜ほか

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◆足立紳監督が脚本を書いた映画「百円の恋」は、こちらから。
　　

◆夏帆が出演の映画を、こちらでまとめています。
「喜劇　愛妻物語」では、チカの親友です。チカとの会話が可笑しい。
　　

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