映画「影の軍隊」（フランス1969） 監督：ジャン＝ピエール・メルビル

「影の軍隊」とは、ナチス・ドイツに抵抗するフランスのレジスタンス。
ジャン＝フランソワ・ジャルディ（ジャン＝ピエール・カッセル）は、レジスタンスの指導者であり、国際的な要人。
その指示で、主人公フィリップ・ジェルビエ（リノ・ヴァンチュラ）が現場の作戦を指揮する。

物語は、主人公フィリップ・ジェルビエの逮捕、収容所収容、連行、脱出、再逮捕、射殺寸前の脱獄を軸に、部下たちの生死を描きます。

以下、2種の予告編は、どちらも、本編シーンを順不同に並べた映像になっています。

予告編-1

https://www.youtube.com/watch?v=-2T8rp1Grfg

予告編-2

https://www.youtube.com/watch?v=XLkR8MJ9zfg

本作「影の軍隊」の製作年は、戦後24年経った1969年。
アラン・ドロン主演の監督作品の、犯罪サスペンス2作品「サムライ」（1967）と、「仁義」（1970）の間の時期に作られた。
第二次世界大戦の経験を、リアルに重く背負って来たこれまでの戦争映画は、1970年代を前にして、そろりと変容し始めていることを感じ取ろう。

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原題：L'Armee des Ombres｜The Army of Shadows
監督・脚色：ジャン＝ピエール・メルビル｜フランス｜1969年｜140分｜
原作：ジョセフ・ケッセル｜撮影：ピエール・ロム｜
出演：フィリップ・ジェルビエ（リノ・ヴァンチュラ）｜フェリックス（ルペルク：ポール・クローシェ）｜ル・"ビゾン”（クリスチャン・バルビエ）｜ル・"マスク”（クロード・マン）｜ジャン＝フランソワ・ジャルディ（ジャン＝ピエール・カッセル）｜マチルド（シモーヌ・シニョレ）｜リュック・ジャルディ（ポール・ムーリス）｜ほか多数

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