映画「ブルー・イン・ザ・フェイス」  監督:ウェイン・ワン、ポール・オースター

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ここは、アメリカ、ブルックリンの街角にあるタバコ屋。
各国の人間が住む多様なこのあたりの、いささか変人の客たちを相手にするのが、店主のオーギー(ハーヴェイ・カイテル)。
この映画は、オーギーと常連客たちとの、愉快な喜劇(寸劇集)であり、またノンフィクションなシーンもある。
ダラッと観るのが、いい観方。

ノンフィクション・シーンでは、ブルックリン出身のロックミュージシャン、ルー・リードがカメラに向かって話す、妙ちくりんなメッセージ。

中1

それから、映画監督のジム・ジャームッシュは、店に来て禁煙宣言し最後のタバコをオーギー相手に吸うシーン。

中2


もちろん、喜劇シーンはいくつもあって、著名なミュージシャンや俳優がそれとなく登場し演技します。お楽しみに。
なかでも、人当たりのいいオーギーは女性にモテる、そんなシーンが可笑しい。例えば…
オーギーは、約束したデートをはぐらかそうとするが、…

中3

そしてラストシーンは、なぜか店の前で、街の人々が踊ります。

中4


本作は「スモーク」のスピンオフ的な作品なので、似たシーンもあり混同しないように。
振り返ってあらためて観ると、今でもいい映画ですね。
「スモーク」よりずっといい。選曲もいい。

予告編をご覧ください。
予告編 決め
https://www.youtube.com/watch?v=gw_iod-RPSE



原題:Blue in the Face
監督:ウェイン・ワン、ポール・オースター|アメリカ・日本合作|1995年|84分|
ビデオ部分監督:ハーヴェイ・ワン|撮影:アダム・ホレンダー|音楽プロデューサー:デヴィッド・バーン|
出演:オーギー(ハーヴェイ・カイテル)製作総指揮メンバーでもあり|ルー・リード|ジム・ジャームッシュ|
それ以外はwikipediaのこちらから。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%B9



ルー・リードのロックバンドについて (外部リンク)
「はじめてのヴェルヴェット・アンダーグラウンド 名曲10選」

ジム・ジャームッシュ監督について (ブログ内リンク)
監督作品集はコチラ


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下記、タップしてお読みください。

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やまなか
Posted byやまなか