映画「ジャックフルーツが行方不明」  (インド2023) 監督:ヤショバルダン・ミシュラ

上

ヒンディー語による映画、話はドタバタ警察物語。
かの国特有の「いろいろな社会事情」を見聞きしながら楽しむ作品です。
ここらへんが見どころ。

中1

ある日、豪邸に住む金持ちが、朝起きて、ふと庭を見ると「あそこに成っていたジャックフルーツが無いっ!」と叫んで、話は始まるのです。
この樹に残っていた最後のジャックフルーツ二つが無い、盗まれた、ということで警察が呼ばれた。

中2

なにしろ相手は富豪の主、署長も出向いた。
田舎警察とはいえ、こんなアホなことで我々は呼ばれるのかとマヒマ・ベイザー警部補は嘆くのですが、お前が犯人探しをするのだと、署長の絶対命令。
警部補は、それほど署長の信頼が厚い、のですが。

中3

あとは観てのお楽しみ。
ですが、実は、このジャックフルーツが、特段に美味なのだそうで、これを欲しがる人がいて、それでこのジャックフルーツが、この地方の政治の道具となろうとしていた矢先なのでした。
で物語は、思わぬ方向に走り、行きつくところ人身売買ビジネスの影が。
そして地元マスコミの禿げ頭のレポーターが特ダネの臭いを嗅ぎつけ、一方、署内ではマヒマ・ベイザー警部補と彼氏のサウラブ・ドウィヴェディ巡査のラブストーリー、しかし巡査の家の方がカースト身分が高いが、低い身分の警部補が上司、という捻じれ関係を嫌う巡査の親たち。

中4

そんなことより事件は大事件へ、さらには、禿げ頭のレポーターが……

やっぱり、あとは観てのお楽しみ。
予告編でもご覧ください。
予告編 決め
https://www.youtube.com/watch?v=2H2iwM-tlo4

ヒンディー語は連邦政府の公的共通語


原題:Kathal: A Jackfruit Mystery
監督:ヤショバルダン・ミシュラYashowardhan Mishra、アショク・ミシュラ|インド|2023年|115分|
脚本:Ashok Mishra、Yashowardhan Mishra
撮影:?
出演:マヒマ・ベイザー警部補(サニャー・マルホートラSanya Malhotra)|サウラブ・ドウィヴェディ巡査(アナント・ジョシAnant Joshi)|MLA ムナラル パテリア(ビジャイ・ラーズ)|ニュース記者アヌジ・サングヴィ(ラジパル・ヤダブ)|ほか

【 一夜一話の歩き方 】
下記、タップしてお読みください。

写真
写真
写真
写真
写真
関連記事
やまなか
Posted byやまなか