映画「アメリカン・ユートピア」(2020) 監督:スパイク・リー、製作:デビッド・バーン、スパイク・リー

上

デビッド・バーンのコンサート、いや、ショーを撮った映画。
思わず身体が動く気持ち良いサウンドに乗って、社会的なメッセージが歌詞となって聴こえてくる。

まず、振付と舞台照明が素晴らしい。
ただし、ステージ上は無機質に何もない。
全員グレーのスーツ。しかし出身国は様々。
スピーカーなどのPA機材は、ステージの左右、奥のスダレの裏に隠されている。

デビッド・バーンの歌を支えるのは、男女2人のダンサーと、8人によるバンドサウンド。
彼ら、みな歌も歌うし、振付はサウンドに沿ってキビキビとシンクロする。そして時々、寸劇。

さらには、デビッド・バーンはじめステージ上の全員は裸足。
面白いことに、裸足だと、体の動きが柔らかく、また動きに嘘がない、ように感じる。

バンドメンバーで一番大変そうなのが、シンセサイザーを前に抱えた人。
彼が奏でるサウンドや効果音で、次に展開するシーンのスイッチが入る。
だから彼がステージ上で第2の大黒柱。

デビッド・バーン含め、このバンドは、ショーの最後に、舞台から客席へ降りて演奏しながらホールの通路を練り歩く。
すると、このバンドは本性を現す。マーチングバンドというより、中世の辻楽団、あるいはチンドン屋楽団。

ちなみに、デビッド・バーンのトークがシーンとシーンの間に入るが、「この演奏は生演奏じゃなく、カラオケですか」とよく聞かれると言う。
楽器やマイクは、すべてワイヤレスだから。
生で観たいな。

予告編 決め
https://www.youtube.com/watch?v=3hB7Wl4BNSk


予告編 決め
https://www.youtube.com/watch?v=TslTH7hOKY4


公式サイトhttps://americanutopia-jpn.com/
原題:David Byrne's American Utopia
監督:スパイク・リー|アメリカ|2020年|107分|
撮影:エレン・クラス|振付:アニー・B・パーソン|字幕監修:ピーター・バラカン|

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