武満徹作曲賞 本選演奏会 〈コンポージアム2010〉
2010年04月14日 公開

まずは、ライヒご自身のコンサート。
[出演]
アンサンブル・モデルン、シナジー・ヴォーカルズ、ブラッド・ラブマン(Cond)、
スティーヴ・ライヒ(ゲストパフォーマー)、ノーベルト・オマー(音響監督)
[曲目]
・ライヒ:ダニエル・ヴァリエーションズ(2006)[日本初演]
・ライヒ:18人の音楽家のための音楽(1974-76)
あれは「演奏会」ではなく「ライブ・ショー」といった方が正解だ。
ごひいきのアンサンブル・モデルンを初めて見る。
激しく満喫したコンサートだった。
満席、観客の平均年齢は、27歳くらいで、ロックのコンサートと見まがう。
現代音楽?このジャンルはライブ聴くと、しばらくはCD聴く気がしなくなる。
今年はトリスタン・ミュライユ(チケット買った)
●2008・本選演奏会 そして、これも良かったです。
[出演]
スティーヴ・ライヒ(審査員)、中川賢一(指揮)、アンサンブル・ノマド
[曲目]
・Damian Barbeler(オーストラリア/1972年生):God in the Machine
・松本祐一(日本/1975年生):広島・長崎の原爆投下についてどう思いますか?
・Tomás Barreiro(メキシコ/1976年生):La Noche de Takemitsu
・中谷 通(日本/1979年生):16_1/32_1
ライヒ氏がオペラシティ2階席の最前列中央に、ひとり鎮座ましていた。
観客に手を振って挨拶し、本選が始まった。
アンサンブル・ノマドの演奏が良かったです。
結果、松本氏の「広島・長崎の原爆投下についてどう思いますか?」が一等賞。
演奏開始すぐに、大方の観客が乗り始めた、演奏者も楽しげだ、
一等賞はこの曲かな、と直感した。
公開コンクールってのは初めての経験で感激でした。
さて今年はどうかな? (2009は行けなかった ドタバタがあってね)
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