映画 「NOVEM ノヴェム」 監督：ブラッド・キンメル

　　1973年、アメリカのハリソン州立大学に、ほぼ全員がソングライティングするロックバンドがあった、というお話。メンバーは９人。ドラム・ベース・キーボード・リードギターを中心に、ボーカル＆サイドギターといった編成。まあ、ブルースやフォークをベースにしながらも、あまりルーツにこだわらないロック。
　　彼らは、あるツテでスタジオ入りできて、レコーディングディレクターのもと、数日間スタジオ録音した。その風景は16ミリで撮影された。このマスターテープと16ミリフィルムが、31年後に、忘却のかなたから偶然見つかった、というところから映画は始まる。ドキュメンタリー風な作りで、よく出来ています。なぜ忘れられていたかというと、それは映画を観て。

　　こういうロックバンド、いいですね！！と思える人には、ただそれだけで映画観る価値あります。
　　ただ、サウンドは1973年当時のはずなのですが、時代考証的には新しすぎる、のが残念。でもいい曲ですし、いい演奏です。

予告編 YouTube：http://www.youtube.com/watch?v=oWsMRvaqpUM
監督：ブラッド・キンメル｜アメリカ｜2005年｜87分｜
原題： Novem


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