映画「ベッドかざりとほうき」  監督:ロバート・スティーヴンソン

ベッドazari おばさんes


  1940年、ドイツ軍によるロンドン大空襲で孤児となったチャーリー、キャリー、ポールは、ロンドンから遠く離れた田舎、海近くの小さな村に疎開してきた。受け入れ先は、子供嫌いなミス・プライスおばさん。彼女は密かに魔法学校の通信教育を始めていた。彼女が、ほうきで夜空を飛ぶのを子達に見られてから仲よくなる。

甲冑629  一方、この小さな村の沖合いに、ドイツ軍の潜水艦が来ていた。ドイツ軍兵士達は夜陰にまぎれて村まで上陸し始めていた。いち早くこのことを察知したミス・プライスおばさんは、村の古城に騎士が身につけた甲冑と武器がたくさんある事を思い出した。彼女はこれらに魔法をかけ、ほうきに乗って上空から甲冑に指示を出した。命が吹き込まれたように多くの甲冑はガチャガチャと動き出し、ドイツ軍兵士たちを片っ端からやっつけたのだ。あわてた兵士達は潜水艦で逃げ帰った。

  スターウォーズに出てくる無数のロボット歩兵(CG)の元ネタみたいだ。
  1971年にこういう映画をつくるディズニーの気が知れない。
  変な映画だと思いつつ、テレビ放映をぼんやり観てしまったのを思い出した。
  変なものって記憶に残る。(今年の夏に放映)

兵士HEISIMPW‐.jpg  監督:ロバート・スティーヴンソン|アメリカ|1971年|原題:Bedknobs and Broomsticks|
  原作:メアリー・ノートン|脚本:ビル・ウォルシュ|撮影:フランク・フィリップス
  出演:アンジェラ・ランズベリー (Miss Price)|デイヴィッド・トムリンソン (Emelius)|ロディ・マクドウォール (Mr.Jelk)|サム・ジャフェ (Bookman)|ジョン・エリクソン (Col.Heller)|ブルース・フォーサイス (Swinburne)|シンディ・オカラハン (Carrie)|ロイ・スイート (Paul)|イアン・ウエイヒル (Charlie)|テシー・オシェア (Mrs.Hobday)


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