映画「ロスト・チルドレン」  監督:ジャン=ピエール・ジュネ

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サンタたくさんa

  クリスマス・イヴの夜、煙突を伝って暖炉からそっと現れるサンタ。笑みを浮かべ手にはプレゼントのおもちゃを持っている。幼い子は暖炉に目を見張った。二人目のサンタが現れ三人目のサンタが現れ、幼い子は泣き出し逃げ出す。サンタ達は次々に現れ子供部屋は押し合いへし合い。ギャー!! 子供がみる夢を、頭に器具をつけ直接脳に受信していたクランクは悪夢から目を覚ます。実は彼はクローン人間。

3画像PDV3  クランクは身体の老化現象が著しく、これを抑えるには、子供がみる甘い夢を見るしかない。そのために子供をさらって来る。しかし子達は恐怖から悪夢しか見ない。子供をもっとさらって来い、甘い夢を見る子を。
4画像一つ目f_lren  実行は一つ目教団。200名くらいいて、全員左の眼球が無く、カメラになっていて、脳で映像が見れる。
  ある日、大男ワンが育てている男の子が、一つ目教団にさらわれた。港町の中をあちこち探すが見つからない。そのうちワンは、まだ9歳の女の子だが、孤児の泥棒団率いるミエットに出会う。しかしミエットの後ろには、孤児院を経営する結合双生児の姉妹がいて子供達を牛耳っていた。  さて話はここから大きく展開していきます。

レンズrennzu83.jpg  機械部品フェチが、アメアラシ。映画空間を濃密にしています。円筒形の部品が好きらしい。そしてカメラのレンズもお好きのようだ。古いカメラのレンズは、みな独特の形をしている。とことん金をかけた映画だ、うらやましい。


監督:ジャン=ピエール・ジュネ、マルク・キャロ|フランス|1995年|112分|
脚本:ジャン=ピエール・ジュネ、マルク・キャロ、ジル・アドリアン|撮影:ダリウス・コンジ|
原題:La Cité des enfans perdus
出演:ロン・パールマン (大男ワン)|ジュディット・ヴィッテ(ミエット)|ドミニク・ピノン( 博士本人、博士の6人のクローン)|ジャン=クロード・ドレフュス(マルチェロ)|ダニエル・エミルフォルク(老人化が激しいクランク)|ジョゼフ・ルシアン(ダンレー)

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海上にクローン研究所がある。          一つ目教団

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やまなか
Posted byやまなか

Comments 2

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確かに、「アメリ」よりズット良い。どうぞお体に気をつけて下さいませ。 

2011/12/27 (Tue) 21:54

kayo  

お久しぶりです。年末仕様のスケジュールでしばし死にそうになったました。外での徹夜もあり。まさかこのトシでやるとは思いませんでした。回復力の低下をひしひしと感じました。「しじみ」はすでに2700個分摂取しとります(笑)。この映画、女の子がやたら色気がありますよね。ワンのキャラとのバランスがよい。やまなかさんが仰るとおり、映像はコテコテのコリコリ。ゴーダチーズとスモークチーズとカマンベールチーズとゴルゴンゾーラ、さらに雪印のプロセスチーズをのせたピザみたい。このこだわり、わたしは好きです。ジュネ作品では『アメリ』よりもいいと思う。

2011/12/27 (Tue) 00:05

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