映画「愛と死の記録」  監督:蔵原惟繕  主演:吉永小百合、渡哲也

TOPページにもどる

トップ20110

  吉永小百合と渡哲也が主演の、ストレートで実直、悲しいラブストーリー。1966年製作。
  広島を舞台に原子爆弾による被爆・後遺症の白血病に倒れる悲しい結末。

  三原(渡哲也)は4歳で被爆し、両親を亡くしていた。岩井(佐野浅夫)が父親代わりになって彼の面倒をみていた。愛はふとしたことで芽生えることもある。
  三原とレコード屋の店員・松井(吉永小百合)もそうだった。休日に仲間とバイクで遊びに出た。みんな楽しんだ帰り、雨に降られる。近い将来の暗示。雨の中ふたりは、ちょっとした事で口争いをしたが愛は深まったようだ。

  ある日、印刷工場に勤める三原が職場で倒れた。病院に運ばれ白血病と分かる。松井の懸命な看病の甲斐あってか一度退院するが、再度入院しついに帰らぬ人となった。残された松井は幾重にも考え悩んだ末、三原のあとを追うことにした。
バイク  G0







サブ254e07c3a  監督:蔵原惟繕|日活|1966年|93分|
  脚本:大橋喜一、小林吉男|撮影:姫田真佐久|
  出演:渡哲也 (三原幸雄)|吉永小百合 (松井和江)|中尾彬 (藤井)|浜川智子 (ふみ子)|佐野浅夫 (岩井)|滝沢修 (病院長)|垂水悟郎 (和江の兄)|三崎千恵子 (和江の母)|鏑木はるな (和江の義姉)|芦川いづみ (近所の娘)|漆沢政子 (看護婦長)|日野道夫 (患者A)|河瀬正敏 (患者B)|宇野重吉 (恩師)|萩原光子 (看護婦)

◆広島出身の方に伺った話。
 彼の両親の家は、山を背にしていたために原爆の被害にあわなかった。また幸いにも後遺症はなかった。戦後、彼が生まれ 今に至るまで彼に後遺症はない。ただし結婚する時に、相手の家は結構悩んだらしい。

◆映画の話。
 吉永小百合・主演の映画で、似たタイトル「愛と死をみつめて」斎藤武市監督(1964年)浜田光夫共演がある。大阪が舞台。こちらの映画では彼女が病気で入院するが不治の病で病死する。作品のレベルは低い。

<吉永小百合が出演の映画>
画像をタッチしてお進みください。

写真
1960
ガラスの中の少女
写真
1962
ひとりぼっちの二人だが
写真
1964
風と樹と空と
写真
1965
明日は咲こう花咲こう
写真
1966
愛と死の記録
写真
1984
天国の駅


蔵原惟繕 監督の映画
写真
硝子のジョニー
   野獣のように見えて
写真
愛と死の記録
写真
夜明けのうた


【 一夜一話の歩き方 】
下記、クリックしてお読みください。

写真
写真
写真
写真
写真
関連記事
やまなか
Posted byやまなか

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply